ルナーソロのグランドシートって、タイベックシートなんですよねー
僕はタイベックシートを1ロール持っていたので、チョキチョキはさみで切って完成!
って感じで代用しています。
ルナーソロのグランドシートはタイベック
これですね
商品名にもしっかりと「タイベック」と書いてあります。
軽量・防水・引き裂き強度に優れる素材なので、自作アイテムとしても使う人が多い素材ですね
タイベックシートって何ぞや
アウトドア業界でも、結構知名度を上げてきました。
タイベックって何やねん、
ってなった人のためにちょっとだけおさらい。
タイベック® ハウスラップは、高密度ポリエチレン不織布タイベック®を建材用途に使用した透湿・防水シートです。
DUPONT Tyvek
細かいポリエチレンを高密度で圧着した素材で、
家の防水のために、主に木造建築の外装内に使われたりしています。
完全な一枚シートじゃないので、ところどころに隙間アリ
これが透湿性を生みます。
それでいて吸水性のないポリエチレン
水の表面張力で、防水性アリ
そんな便利な素材!
ルナーソロのやつと中身は一緒
そもそもタイベックとは、DUPONT(デュポン)という会社が作り上げた、このポリエチレンを圧着したシートの事を「タイベック」と言います。
商標登録されているので、その他の会社が作ったシートを、「タイベック」と名乗れません。
タイベック(Tyvek)とは、化学系複合企業デュポンが開発した高密度ポリエチレン繊維不織布であり、その登録商標である。
Wikipedia
ということで、ルナーソロのグランドシートは、デュポン社のタイベックのようです。
ということで、僕は作った
というか、切っただけです笑
僕は建築屋の息子でして、タイベックシートの1ロール(20mくらい?)を持っていたので、そいつを使いました。
はさみでチョキチョキできるので、DIYができない人でも無問題ですね
僕のようにタイベックが1ロール手に入ればいいですが(1ロールも必要ないw)
そうでない方はこちらから
建築材料がAmazonで手に入る時代です。
とはいえこちら、シックスムーンデザインズのロゴは張ってないですし、でかでかと「タイベック」と書いてあります。
ですが価格は半額以下!
個人的には下に敷くものなんてどうでもいいので、こっちが買いですね。
サイズが絶妙に良い感じ
ルナーソロの正式なフットプリントでは、213cm x 91cmとされています。
対して先ほど紹介したタイベックは210cm×100cm
ほぼ問題ないサイズではないでしょうか?
要するに、自分の伸長分より少し長ければ、ルナーソロのボトムは守られるってこと。
タイベックには1m×1mとか、1m×4mとかもあるので注意してくださいね!
そもそも買いなのか?
そもそもタイベックについては賛否両論がある気がしてですね
グランドシートとして使うには、ちょっと心配なところもあります。
耐水性は意外と低い
実はタイベックの耐水性はそんなに高くなく、耐水性は17kpa(1,733mm)とされています。
これは、アウトドア業界に浸かっている人ならわかるでしょうが、ワークマンとかホームセンターの安レインウェアよりはるかに低い数値。
しかも用途は自分の寝ている下。
スノーボードウェアが、雪の上に座っても浸みてこない限界が10,000㎜と言われているくらいなので、1,733mmでは座っているだけで簡単に地面の濡れを含むでしょう。
耐久性に難あり?
タイベックはあくまで建築資材です。
家の外装の内に張って、水が浸みてこないようにしているだけの素材。
それゆえ耐年数は30年とか言われています。
ですが用途はグランドシート
常に僕らの下で、地面の摩耗と闘っています。
これじゃあ長持ちするわけがありません。
僕のおままごとの一つ、ミシンを使って小さな巾着を作っています。
このように小さくて使い易い物は、過労がたたりシワシワに摩耗します。
またこれ、ダウンジャケットを入れるスタッフバックを作ってみました。
これはこれで使い易いのですが、中からパンパンに膨らもうとするわけですので、生地に負担がかかっています。
ちょっと破れかけたりしています。
ルナーソロを守るためには必要
ルナーソロのボトム素材は40デニール
モンベルのステラリッジが30デニールなのを思うと、別段弱いわけではなさそうですが
穴が開くと結構厄介。
残雪の上でキャンプすると、体熱で溶けた水で、フロアがべたべたになったりしています。
そういう意味でも、穴はあけたくない。
穴をあけないための保護としての考えとするならば
タイベックの耐久性と耐水性で十分
いわゆる身代わりになってもらう役割というわけで笑
安いので買ってもいいし、別のでもいい
タイベックのグランドシートは、確かに軽いです。
同程度のサイズのグランドシートの半分近い軽量性があります。
ですので、先ほども言いましたように、フロア保護のための身代わりでしたらタイベック
防水性や耐久性を意識するならば、タイベック以外が良いんじゃないかと思います。
例えばこのあたりのよくある模造品
重量は210gでしたが、タイベックより長持ちしそう。
ルナーソロ、いいよね!
ちょっと、シックスムーンデザインズのグランドシートをディスっちゃった感じになったので、
フォローするかのようにリスペクトします笑
いやーん、カッコいい♡
設営場所は選びますが、なかなかいいテントですよね?
あなたもいいテント買ったと思いますよ!
よかったら見ていってください!
新たな使い方の発見もあるかもです。