チュンチュん…
なんと穏やかな朝だろうか。
台風は去ったようだ。
台風を心配してくれるLINEがいくつか入っていた。
ありがとう! 僕は大丈夫だったぞ!!
旅するキッチンカー
久しぶりの晴天
暑いくらいに熱狂!!
そんな今日も懲りずに牛乳1Lを飲み干す。
どうやら、度重なる牛乳1Lに、腹が慣れてきている。
おなかを壊さなくなったのだ。
道中、旅するキッチンカーのご夫婦に遭遇。
なんでも、地元滋賀県と北海道では、キッチンカーを営業しているらしい。
そうして働いては旅をして…
なんと楽しそうな生活でしょう!
このご夫婦、滋賀県に来た時は立ち寄ってね!と言ってくれた。
めちゃくちゃ優しそうで、良くしてくれそうなので、本当に行きたいと思いました。
西へ移動するときも、楽しみができていく!!
ウワサの乗り物は、まさかの〇〇〇??
ところで、昨日からとある噂を耳にする。
「○○○で来ている子が近くにおるよ。」
甚だ信じられんが、たしかにクラウドファンディングで見かけたはずだ。
函館までに追いつけ!
キッチンカー夫妻に出会ってからほどなく、、、
「みつけた!!」
ウワサの乗り物だ。
その乗り物は、人力車だった。
第一印象でみんな幸せになっちゃうような、強烈インパクト。
スマイルが可愛い彼はシュウ君は、1日40㎞ほど進むのだそう。
…やべぇ奴がいるもんだ。
そんな彼は「熱狂」の生みの親とでも言おうか。
彼の意志は、こうして受け継がれていくぜ!
頑張っておくれ!!
ウニよりカニよりハンバーガー
それにしてもいい天気。
やっぱり僕は山の景色が好きだなぁと、しみじみ。
ところで函館には、マクドナルドを脅かす、怪しいピエロがいるという。
そんな噂の真相を確かめに行こうではないか。
その名も「ラッキーピエロ」
函館に来たらマストで立ち寄ってほしい場所である。
ハンバーガーショップにして、ファミレスのような存在。
マック5店舗に対してラッピは16店舗と、いかに函館市民の支持が厚いことを示している。
ハンバーガーショップの公式キャラクターがピエロ。
ラッピー君はマクドナルドに宣戦布告だ。
玄関部分には変なイス、ここに座ると金持ちになるらしいので偉そうに着席。
肝心のバーガーは1番人気を注文。
チャイニーズチキンバーガー、通称チャイチキ。
甘辛チキンとマヨネーズ、シャキシャキレタスの相性抜群。
正直、マックと比べるのは失礼な程に旨い。
それでいて400円。
マックの1.5倍くらいあるラッピバーガーは、おそらくマクドよりコスパも良い。
そしてカレーもウマい。
やっぱり、エビ食うよりカニ食うよりウニ食うより
ハンバーガー、カレーが旨い。
100万ドルの夜景
腹を満たしたら、いよいよ函館inである。
五稜郭は立ち寄ったが、タワーの900円はさすがに旅人には許容できなかった。
自転車旅は、めぼしい観光地に全て行かなくても楽しめるのである。
函館の町は整っており、路面電車が走る街並みも風情がある。
そして目指すは函館山。
「おいおい、これ、登るんかい…」
道路建設法を無視したような、ぶっちぎりの激坂。
無論、焦げるわけもなく推し歩く。
函館山自体は、早歩きで30分ほど。汗だくになって登頂!
残念ながら夕日は見れなかったが、移りゆく空と夜景を見ることが出来た。
修学旅行らしい、学生も元気で賑やか。
そんな函館山もいいものだなぁと、心穏やか。
「100万ドルの夜景らしいね、」
そんな声が聞こえてきた。
このキャッチコピーは函館山だったのか!
僕が一生所持できないであろう大金を、この目に写しておこう。
帰り際、老夫婦がとても可愛かったです。
ステキだなぁ
港町ユニバーサル
函館山を下山したら、ちょっと港町をぶらぶらと。
このあたりは、赤レンガ倉庫が連なっています。
あえて作られたような街並み、これがなんだかユニバのよう。
そんなユニバ感漂う素敵な港には、やっぱりありましたラッキーピエロ。
函館限定という耳ざわりの良い響きが、僕の足をラッピに誘い込む。
そして食べてしまった、ラッピオススメ第三の飯。
ふわっふわの卵の中には、単調なケチャップライス。
だけども、卵が多めにあるため、飽きることなく食べることができる。
たまに出てくる豚肉が、妙な喜びを覚えさせる。
もはや全品制覇したいレベルである。
おじさんは照れ屋
実は、ここでぶらぶらとしていたのも理由がある。
とあるヒッチハイカーとの約束があったのだ。
彼女はみさちゃん。
ヒッチハイカーであるが旅人好き。
函館に居る僕を、SNSで見かけてマッチングに来てくれたのだ。
だが、見て頂きたいこの顔を。
上下どちらの写真も、僕の顔がゆるんでいる。
明らかにいつもの旅人との写真とも違う。
おじさんはこの時照れていた。
そう、女子とのツーショット経験の少ない僕。
この状況は非常にこそばゆかったのだ。
そして二度目の函館山へ。
実は、函館在住ナオヤ君という子とも合流していた。
もちろん、野郎となんてツーショット写真を撮らない僕は、ナオヤ君との写真が無いのである。
…嘘だが
彼は地元が鬼のように近所だったので、多分会える。
あ、なごやんありがと。
さらば北海道
青函フェリーにのり、本州に向かいます。
最後の飯は、やっぱりセコマ。
気になっていた焼うどんを食べ、セコマへの未練を少しでも消化しておく。
02:00以降の船出、仮眠を取りながらの青森inだ。
海路中、皆への感謝と北海道の思い出をふりかえる。
心の中がエモいうちにと、みんなに感謝のラインをします。
さらば北海道!
仲間たちよ、本州で待ってるぞ!!
2022.9/7
走行距離:約100㎞