GO 3Sが発売!
発売日は2024年6月16日、GO 3の後続機となるGO 3SがInsta360から発表となりましたね!
今回はGO 4ではなくGO 3Sという事で、GO 3のデザインや使いやすさをそのままに、画質や使いやすさをアップデートした機種として登場しました。
この記事では、GO 3SとGO 3を比較して変化した点や、撮影できる動画の画質について比較したものを、個人なりに分かりやすく解説してきます!
- GO 3との違い
- 変わらなかったところ
- アクセサリーの違い
- 4K撮影はどれくらい画質が良くなった?
- 機能やその他細かい違い
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Insta360 GOシリーズとは?
カメラ | リリース |
---|---|
GO | 2019年8月30日 |
GO 2 | 2021年3月9日 |
GO 3 | 2023年6月27日 |
GO 3S | 2024年6月13日 |
「20グラムのボディでブレない瞬間を」というキャッチコピーで初代GOが発売されて以来、おおよそ2年スパンで新型が発売されてきたGOシリーズ。
前作から約1年というこのタイミングで、まさかのGO 3Sという名前で新作が発表されました。
GOシリーズはInsta360の中でも人気製品の一つで、親指サイズで日常を記録できるカメラとして、他社製品に無い魅力がありますね!
前作のGO 3は、フリップスクリーンを搭載したアクションポットとカメラが組み合わされたことで、小ささと使いやすさを両立。
日常から旅先まで使いやすい形状とサイズ感で、従来のアクションカメラという枠組みを超えて、ライトユーザーからの人気があった印象です。
さて、今回はそのGO 3からの順当な進化版として、GO 3Sという名前での登場です。
見た目からしても名前からしても、GO 3からの改良版、いわば「マイナーチェンジ」のような立場として発表されたようですね。
そんなGO 3Sの目玉は「4K撮影が可能になった」という事だそうですが、使ってみるとその他の項目も改良されている部分が幾つか見られました。
では、GO 3Sについての性能から使い勝手まで、GO 3との違いを全てを比較していこうかと思います!
まずはスペックの確認から
【GO 3S vs GO 3】スペック比較表
GO 3S | GO 3 | |
---|---|---|
動画解像度 | 4K30fps | 2.7K30fps |
動画(fps優先) | 1080p200fps | 1080p120fps |
動画ビットレート | 120Mbps | 80Mbps |
メガ広角FOV | – | |
Apple Find My 対応 | – | |
インターバル動画 | – | |
簡単切り替え | – | |
ジェスチャー操作 | – | |
FlowState 手振れ補正 | ||
防水 | 本体:10m | 本体:5m |
アクションポット:IPX4 | アクションポット:IPX4 | |
バッテリー | 本体:38分 アクションポット:140分 | 本体:45分 アクションポット:170分 |
重さ | 本体:39.1g | 本体:35.5g |
アクションポット:96.3g | アクションポット96.3g | |
価格 | 64GB:61,800円 128GB:65,800円 | 64GB:60,500円 128GB:64,800円 |
GO 3からGO 3Sで変わったポイント
- 動画解像度が2.7K→4Kへ
- 最大fpsが120→200へ
- 防水性能が5m→10mへ
- 連続撮影時間が7分短くなった
- 本体重量の3.6g増
- メガ広角FOVの追加
- Apple Find Myに対応
- インターバル動画の追加
- アスペクト比の簡単切り替え
- ジェスチャーコントロールの追加
- 動画のダウンロード機能の追加
- 録画キャンセル機能の追加
- アクセサリーすべてに細かい改良
- 32GBモデルが販売終了
- 価格は1000円増加
GO 3からGO 3Sで変化したポイントを全てまとめてみましたが、こうして羅列すると結構な数がありそうですね。
中でも重要そうな箇所を赤マーカーで示しましたが、やはり一番気になるのは4K解像度についてでしょう。
あとは、付属のアクセサリーも地味に改良されていましたので、今回は「動画性能」と「アクセサリー」について重点的に比較しつつ、後半に細かい所にも触れていこうかと思います。
変わらない使いやすさ
- 使い勝手
- デザインやボタン配置など
- アクションポットの形(互換性アリ)
- 対応アクセサリーも互換性がある
逆に言えば、アクションポットを中心に、GO 3から変化していないところも多く見られました。
使いやすさはGO 3とほぼ同じで、よりちょっとだけ便利になったかな、といった印象です。
GO 3で完成された部分は多かったですね
変わったところ、変わらなかったところも含めて比較して頂ければと思います。
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GO 3SとGO 3の比較(外観)
GO 3SをGO 3と並べて比較してみても、見た目ではほとんど違いがありません。
GO 3Sのレンズがやや大きくなったのと、ロゴに「S」が追加されたことは確認できますね。
ボタンは電源・録画・クイックボタンの3種類、Type-C充電口は直接差し込める形状と、シンプルな作りと操作方法はGO 3と変わりません。
カメラ本体には若干の変更がされており、GO 3Sには側面に斜めストライプの細かい溝が彫られています。
X3とX4にもみられた、マットな質感から斜めストライプの変更になりますが、GO 3Sはより細かく彫られているので、パッと見ではGO 3と同じに見えます。
GO 3Sの方が僅かに指に引っかかる感じがするので、カメラを外した時の落下防止には数%ほど意味を成しそう。
カメラのレンズを比べてみると、思いのほかレンズが大型化しているのが見て取れます。
GO 3Sの方がどちらかというと「やってくれそう」感が出ており、多少なりとも画質に違いが出そうですね。
外してみても違いは分かりやすいかもしれません。
レンズがちょっと大きくなったことで、アクションポットからカメラを外すのがちょっと楽になった気がします。
因みにですが、GO 3SとGO 3のカメラ及びアクションポットは同じ規格ですので、このようにGO 3SのレンズをGO 3に取りつけることも出来ます(逆も同じく)。
つまり互換性のある製品となっているので、4K動画へのアップグレードの場合、GO 3Sのカメラ単体購入という選択肢もありますね。
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次はアクセサリー!
こちらも結構変わっていますよ
GO 3SとGO 3の比較(アクセサリー)
GO 3Sのアクセサリーは、GO 3の物と基本的には同じ内容で、以下のアクセサリーが同封されています。
- ピボットスタンド(中上下)
- 簡易クリップ(右上)
- 時期ペンダント(右下)
これらアクセサリーについても少しずつ改良がされていたので、そちらについても触れていきますね。
ピボットスタンド
GO 3Sで最も汎用性が高そうなのがピボットスタンド。
上部の雲台パーツと下部の粘着パーツで構成されており、合わせて壁に貼っても良いですし、雲台パーツのみを自撮り棒に取りつけて使っても良いです。
雲台にはマグネットが内蔵されているので、スチャっと気持ちよくクリップされます。
マグネットながらに両側の凸部分でロックされる仕組みになっているので、固定制は十分かつ、取り外しも簡単なシステム。
このパーツはGO 3のものと全く変わっていませんでした。
下部に1/4インチネジが設けられていますので、三脚や自撮り棒のヘッドとしても使えますね。
GO 3Sを購入したら一番使う確率が高いパーツです。
変化したのは粘着ベースの部分で、GO 3では硬いプラスチックだったものが、GO 3Sのものでは若干柔らかい素材に変わっていました。
「半ソフト」といった表現の仕方があっているかは分かりませんが、硬めのゴム板のような感触。
このわずかな違いにより、貼り付ける相手側の形状に対し、ある程度応用的なフィットが出来るようになりました。
また、粘着ベースと蓋はループで繋がれているので、蓋がどっかに行くという心配も無くなりましたね。
ピボットスタンドに関しては、確実に新型の方が使いやすくなっています。
ところでこの穴は何なのだろう?
と思ったら、1/4インチネジ穴を貫通させられる仕組みらしい。
つながっているとはいえ、ピロピロさせておくのは邪魔だからって、ちゃんと綺麗に処理するのがInsta360らしいですね(笑)
粘着性についてはアクションポット込みでもしっかりと支えるほどの強度があり、たまに洗ってあげれば粘着性は復活します。
磁気ペンダント
磁気ペンダントは首にかけて忍ばせておくことで、私服の上にカメラを貼り付けられる、こちらもマグネットを使った簡易的なアクセサリーです。
カメラとマウント共に小さく軽量で、外部からも使用者自身もストレスの少ない撮影が可能。
特に手元を撮影しやすいアクセサリーですね。
GO 3のものからぱっと見でちょっと変わったのですが、底面が丸くなったおかげで若干肌への感触が良くなった「気がする」のと、後は溝がハッキリしたので巻くのが確かに楽になりました。
GO 3にあった付属パーツの、角度調整をするためのスペーサーが無くなった代わりに、後述する簡易クリップとの組み合わせが出来るように。
まっすぐか角度をつけるの2択しかなかったGO 3用の磁気ペンダントですが、多段式の簡易クリップと組み合わせることで、GO 3Sは角度に自由度が生まれましたね。
唯一デメリットとしては、別売りアクセサリーである「磁気ペンダント安全コード」が、簡易クリップと共存しないこと。
強力な磁力を持つので、正直僕は安全コードは使用していませんでしたが、愛用者にとっては唯一のデメリットかもしれませんね。
簡易クリップ
キャップのつばに取りつける想定の簡易クリップは、目線の撮影をするのに非常に便利です。
磁力の方向が見た目で分かるようになったので、これは良い変化だと感じました。
というのも、僕自身GO 3をクリップに逆向き装着してしまい(それでも多少はハマるのが良くなかった)、カメラを落下させてしまった経験がありましたので。
こちらの簡易クリップも、プラスチックで軽量ながら、可動部の作り込みや質感はしっかりしており、完成度の高いアクセサリー。
見た目はほぼ同じなのですが、唯一の違いは磁気ペンダントとの組み合わせですね。
角度の自由度が増えたので、撮影できるシーンが増えたのと、服の上から微調整出来るというのは大いなるメリットです。
このように、ほとんど同じに見えて、マイナーチェンジが施されていたGO 3Sのアクセサリーです。
Insta360はこうした工夫というか、ニーズを先取りするような改良が本当に好きですよね。
GO 3を使っていたユーザーとしても、気が付かなかった「こうなったらいいのに」みたいな改良をちゃんとしてくるので驚きです。
開発チームが優秀なのか、市場の潜在ニーズを汲み取るのが上手なのか(笑)
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では、続いて4K解像度について見ていきます!
GO 3SとGO 3の比較(4K解像度)
GO 3SとGO 3を持って、同時に外を歩いてみました。
人によっては差が分かりにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、細かく見ていくと結構違いが分かりました。
それら僕が感じた違いについて、上手く文章で表現してみますので、以下の静止画やその他の写真での解説を見てください。
なるべく分かりやすく、詳しめに解説します!
序盤のシーンでは、GO 3Sが暖色気味で、GO 3がサラっとして見えるかと思います。
体感としてその日の状態に近いのはGO 3Sの方で、というのもこの日の前日に雨が降っており、あぜ道の濡れ方などの状態に関しては、GO 3Sが上手く再現できていました。
好みはあるかもしれませんが、色味やコントラストは後から設定が可能です。
より自然に近い色味を再現できるGO 3Sの方は、後編集や色表現の自由度が高いだろうと、おおむね予想もできますね。
日陰から明るい場所に移るこういったシーンですが、トンネルに出た時に目がまぶしいのと同じように、カメラにとっても明るい部分の表現が苦手なシチュエーションでもあります。
GO 3ではおおむね白く飛んでしまう明るさでも、GO 3Sの方が諦めずに表現出来る箇所が残っています。
僅かな違いに思えますが、実は極度に明るい場所の表現が出来るというのは、カメラガシェットにとって非常に重要。
白飛びと呼ばれるこの現象が多すぎると、映像すべてに「潜在的な安っぽさ」を感じることが多くなるので、明暗の表現はなるべく深い所まで出来た方が確実に良いですね。
自撮りに持ち替えたこちらのシーンは、太陽をバックにした逆光のシーンとなります。
これもスペックに関わらずカメラが苦手とするシーンの一つで、強すぎる太陽光に影響され色味や映像が劣化しやすいです。
GO 3の方も、思いのほかちゃんと撮影出来ていますが、やはり色味が適正なのはGO 3Sの方。
GO 3の方を表現した方が分かりやすいですが、右は着ている服やバックの森の色が、光に影響されて紫色がかっていると思います。
肌の色味が変わったり、血色が悪く感じられたりするので、やはり色に関してはGO 3Sが優秀かなと感じました。
これら画質の違いが、どんなことに影響してくるかについても解説します!
解像度が上がった
一言で「解像度が上がった」と言われても、いまいちピンとこない方もいらっしゃるでしょう。
簡単に言えば細かい所が鮮明に映せるようになったという事なのですが、以下の動画を見れば何となく違いについては分かるかなと思います。
特に後半の高コントラスト設定での違いは顕著で、GO 3Sの方がハッキリと文字が浮かび上がっていますね。
それにしても、ここまでズームしても読めるというのは、相当な高画質化だなと感じます。
その「細部まで鮮明に映る」というのが、映像のどんなところに出てくるか、一例を見てみましょう。
これはGO 3Sで釣りをしたときの映像から切り出したものです。
一言で、綺麗な水ですよね(笑)
もちろん色味は自然で、この日は天気があまり良くなく、周囲もシットリしている感じがよく表現出来ていると思います。
水面を見てみると、緩やかな流れで波立っているのが見えるかと思います。
解像度が低いと、こういった水面の揺れのような表現力は失われ、どちらかというとのっぺりとした画になりがちです。
「解像度が高くなった」というのは、こういった細部の表現を適切に捉えられることで、今回であれば透き通った水のように、綺麗な景色を残せるのだと考えています。
ダイナミックレンジが上がってる?
明暗のある場所で白飛びしないというのは、専門的に言えばダイナミックレンジが広がったと言えます。
この性能が悪いと、明るい所は白飛びし、暗い所は黒飛びし、しまいにノイズが目立つようになり、安っぽい画になりがちです。
暗い場所でスマホ撮影をしたときに、パッとしない写真になることがあるのですが、おおむねこのダイナミックレンジの性能だと思って良いでしょう。
もちろん暗所撮影についてはGO 3Sの出番ではないのですが、GO 3では夕暮れくらいに光量が落ちると、パッとしない動画が撮影されていました。
今作のGO 3Sではおそらくダイナミックレンジも広くなっていますので、それなりの暗所であれば色や雰囲気が出せるくらいの力は持っていると感じましたね。
ノイズが出にくいというのも、一つの良ポイント。
色味が適正になった
あとは、ぱっと見で色が綺麗です。
光が十分にあって、かつ順光(太陽に背を向ける)という良コンディションでの撮影ならば、彩度もコントラストもはっきりとした、一言で綺麗な画質だねと言えますね!
適切な色表現、ダイナミックレンジの広さで、ふとした瞬間に出会った良い景色を、その感動の通りに残せそうです。
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続いては広角などの話です!
メガ広角FOVの追加
GO 3Sの画角
- 超広角
- アクション広角
- メガ広角
- デワープ
- 挟角
GO 3の画角
- 超広角
- アクション広角
- リニア
- 挟角
GO 3Sでは新しい広角撮影として、メガ広角という設定が追加されました。
これは風景やビル群を撮影する時に出る、「縦のゆがみ」を減らしつつ、出来るだけ広角を維持した設定。
普通の広角だと、特に画面の端にある建造物や電柱が歪みますが、このようにまっすぐを保っています。
その上、広角らしい広い視野は確保されているので、個人的にはかなり使いやすい画角を作ってくれたと感じました。
ただし、16:9や4:3といった横長の画角でしか歪みを補正できないので、縦の場合はデワープにして全てのゆがみを減らすか、歪みを活かした撮影をしても良いですね。
自撮りなら「デワープ」で。
広い景色を撮影するなら「メガ広角」と、使い分けるといいかもしれませんね。
なお、デワープとリニアについてはどちらも「歪みの少ない広角」という立ち位置にあるため、ほぼ同義で良いかと思います。
ここからはざっと行きます!
防水性能
GO 3S | GO 3 | |
---|---|---|
防水性(カメラ) | 10m | 5m |
防水性(アクションポット) | IPX4 | IPX4 |
GO 3SではGO 3と比較して、カメラ本体の防水性が5mから10mに向上。
ちょっとした水中に沈めるくらいはGO 3でも十分できましたが、安心感が何となく上がりましたね。
アクションポットの方は変わらず防滴レベルですので、沈める場合はカメラのみにしましょう。
スローモーション
GO 3Sでは最大フレームレートが120から200fpsに増加し、かなりのスローモーションにまで対応するようになりました。
GoPro HEROやInsta360 Ace Proでも最大fpsは120ですので、スローには一番強いと言えるのかもしれませんね。
ちなみに200fpsというのは、4倍スローでも滑らかな動画が撮影できます。
ここまで必要かどうかはさておき、スロー撮影のスペックは向上。
便利機能の追加
- Apple Find Myに対応
- インターバル録画の追加
- アスペクト比の簡単切り替え
- ジェスチャーコントロールの追加
- 動画のダウンロード機能の追加
- 録画キャンセル機能の追加
便利機能の方も、GO 3Sで追加された機能が幾つかありますので、追加されたものを紹介していきますね。
こちらはアクションポットの違いになりますので、GO 3Sカメラ単体購入ではサポート出来ないことに注意してください。
Apple Find Myに対応
カメラ本体を無くしても、Appleユーザーなら見つかる
Apple端末を持っている方限定にはなりますが、カメラ本体を無くしても、バッテリーが生きていれば見つかります。
AirPodsで良く使われるやつですね。
ただし、①カメラの充電があること、②アクションポットのみでは対応しない
この二点の条件に注意が必要です。
インターバル録画の追加
インターバル録画は、定時に短い動画を撮影しては、自動で切れるを繰り返す、部分撮り省エネ撮影みたいなものです。
そのまま自動編集AIに任せれば、1日のハイライト的な動画を作ってくれますね。
モードは「ペット」「子供」「日常生活」などに合わせて、撮影時間と間隔が設定されていました。
モード | 継続時間 | インターバル | 画質 |
---|---|---|---|
日常生活 | 2分 | 5分 | 4K30fps |
ペット | 2分 | 5分 | 2.7K30fps |
ライディング | 1分 | 1分 | 4K30fps |
ランニング | 1分 | 3分 | 2.7K30fps |
キッズ | 2分 | 3分 | 2.7K50fps |
カスタム | 任意 | 任意 | 任意 |
アスペクト比の簡単切り替え
GO 3Sでは、本体を傾けることによる、アスペクト比の自動切換えが搭載されました。
いちいち設定画面で16:9などを変更しないで撮影できるので、スマホのような分かりやすい良機能だと思います。
設定を変えるのを忘れた、なんてことも減りそうです。
ジェスチャーコントロールの追加
モード | ジェスチャー | 反応 |
---|---|---|
動画モード | 手のひらを見せる | 動画の開始/終了 |
写真モード | ピースサイン | 写真撮影(3秒タイマー) |
Ace Proに初めて搭載されたジェスチャー制御機能ですが、GO 3Sにも搭載されました。こちらはX4にも搭載されていますね。
設定画面でジェスチャーコントロールをONにした状態で、動画モードか写真モードで有効となります。
発動条件は顔が見える状態で、各モードに応じたサインをカメラに向けることでカメラが反応。
近すぎたり離れすぎたりすると反応はしませんが、おおむね自撮りで使いやすい機能ですので、手持ちや自撮り棒の距離感なら反応してくれますね。
動画のダウンロード機能の追加
GO 3Sで撮影した動画や画像をアクションポット本体でプレビューし、右下にあるダウンロードアイコンをタップすることで、スマホアプリに1ステップで転送が可能となりました。
短い動画を撮影し、そのままSNSにアップロードしても良いですし、スマホアプリでまとめて動画編集をしても良いです。
アプリ接続はかなり安定していますので、この辺りのストレスが少ないのも利点ですね。
録画キャンセル機能の追加
動画のキャンセル機能も、Ace ProやX4に搭載された機能。
動画撮影中に邪魔が入ったりして、必要ないなと感じれば、撮影ボタンの長押しで撮影を中止できます。
僕は要らない動画はその場で消す癖を付けたことで、帰宅後の管理がとても楽になりましたね。
削除するかは確認を入れてくれますので、誤作動で消してしまうことは無いハズです。
連続撮影時間の減少?
GO 3S | GO 3 | |
---|---|---|
カメラ単体 | 38分 | 45分 |
+アクションポット | 140分 | 170分 |
GO 3と比較したときのGO 3S 唯一のデメリットとしては、アクションポットを含む最大撮影時間が最大30分短くなったこと。
GO 3Sの方がアクションポットに色んな機能が付随していることが原因でしょうか?
アスペクト比の切り替えなど、内部で傾きを検知するのに、バックグラウンドで電力を消費している可能性はありますね。
なおGO 3Sで4K撮影の場合、アクションポットの充電込みで122分の連続撮影が出来るので、おおよそ2時間は撮影出来そうです。
内蔵メモリと価格の変化
GO 3S | GO 3 | |
---|---|---|
32GB | – | 57,500円 |
64GB | 61,800円 | 60,500円 |
128GB | 65,800円 | 64,800円 |
GOシリーズは内部メモリを採用しているので、SDカードが不要な代わりに、購入時点でメモリ容量を選ぶ必要があります。
GO 3は32GBが用意されていましたが、GO 3Sでは無くなって、64GBと128GBの2種展開となっていますね。
価格は128GBで65,800円と、思いのほかGO 3から1000円しか上がりませんでした。
64GBと128GBの差額も4000円ですので、GO 3の時より差額が300円安くなっています。
128GBが相対的にちょっとだけお得になった感じかな?
64GBと128GBのどっちを選ぶ?
なお、128GBで4K30fps撮影が2時間54分と、約3時間の連続撮影が出来る容量となっています。
アクションポット込みで2時間以上の撮影が出来ることを考えると、容量的には128GBがおすすめかと思います。
購入後はメモリの増設が出来ないですし。
参考までに、GO 3で人気があったのも128GBとのことですので、前作からなるべく大きいメモリ容量を選ぶユーザーは多かったようです。
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【非常に細かい】設定の変更点
あとは、非常に細かい変更点ではありますが、追加された設定を簡単に紹介。
キッズ・モード
GO 3Sを子供に取り付けた時、通知音や光に反応して気が散らないようにする設定ですね。
スマホで言う「通知OFF」設定のようなものですが、GOシリーズは子供にも付けてもらうことも想定しているので、キッズモードという名前にしたのでしょう。
(水平)レベルインジゲーター
水平を出す機能をスクリーン中央に表示できるようになりました。
おそらく縦横アスペクト比の切り替えに加えて、本体内部で水平を感知する機能を持たせたのだと思います。
あるだけ便利なので、これは表示ONにしておいて良いでしょう。
GO 3SとGO 3 どっちがいい?
ここまでGO 3SとGO 3の違いを見てきましたが、おさらいと行きましょう!
GO 3S | GO 3 | |
---|---|---|
動画解像度 | 4K30fps | 2.7K30fps |
動画(fps優先) | 1080p200fps | 1080p120fps |
動画ビットレート | 120Mbps | 80Mbps |
メガ広角FOV | – | |
Apple Find My 対応 | – | |
インターバル動画 | – | |
簡単切り替え | – | |
ジェスチャー操作 | – | |
FlowState 手振れ補正 | ||
防水 | 本体:10m | 本体:5m |
アクションポット:IPX4 | アクションポット:IPX4 | |
バッテリー | 本体:38分 アクションポット:140分 | 本体:45分 アクションポット:170分 |
重さ | 本体:39.1g | 本体:35.5g |
アクションポット:96.3g | アクションポット96.3g | |
価格 | 64GB:61,800円 128GB:65,800円 | 64GB:60,500円 128GB:64,800円 |
- 動画解像度が2.7K→4Kへ
- 最大fpsが120→200へ
- 防水性能が5m→10mへ
- 連続撮影時間が7分短くなった
- 本体重量の3.6g増
- メガ広角FOVの追加
- Apple Find Myに対応
- インターバル動画の追加
- アスペクト比の簡単切り替え
- ジェスチャーコントロールの追加
- 動画のダウンロード機能の追加
- 録画キャンセル機能の追加
- アクセサリーすべてに細かい改良
- 32GBモデルが販売終了
- 価格は1000円増加
新しく購入するならGO 3S
撮影できる画質や色味については、GO 3よりもGO 3Sの方が綺麗な動画が撮影出来ました。
ダイナミックレンジの広さや逆光シーンでの表現力は、時間帯や天候といった撮影の幅が広がります。
この円安の中、GO 3SはGO3よりも初期値を1000円しかあげなかったので、新しく購入するならGO 3Sを個人的には推したいですね!
どうせなら良い画質で満足して欲しいです!
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追加購入ならGO 3Sカメラ単体
GO 3Sアクションポットにあるいくつかの便利機能は使えませんが、使い勝手はほとんど同じなので、GO 3を持っている方はカメラ単体の購入をお勧めします。
アクションポットには互換性がありますので、4K画質の違いだけでも体感してみてください!
アクセサリーが気になるならGO 3S
GO 3Sを選ぶ理由としては、アクセサリーの使いやすさも理由になりそうですね。
Insta360が1年間の間に使いやすさを検証したと思われるGO 3Sのアクセサリーは、確実に前の物より使いやすくなっていました。
ただでさえ手軽に使えるマグネット系のアクセサリーですので、この手軽さを体験してほしいと思います!
コスパを気にするならGO 3
一方で発売されてから1年が経過したGO 3は、GO 3Sが出たことも影響してか、セールをしていることがよくあります。
アクションポットとカメラという、使いやすさと小ささのハイブリットカメラというベースは変わらないGO 3は、セールも含めてコスパはやはり良いですね。
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Insta360 GO 3Sはどこで買う?
Inta360の製品は店舗でも購入可能ですが、公式サイトは無料保証が付いているのでおすすめです。
メリット① 無料特典
新製品などは特典が付かないことも多いですが、Insta360のカメラ製品やジンバルについては、それぞれに合った無料特典が付くことがあります。
2000円程度のものから、中には5000円ほどのものまで様々ですので、一度公式サイトの特典をチェックしてみてください!
メリット② 12ヵ月の無料保証
Insta360の製品は、公式サイトからの購入により12ヵ月の無料保証がついています。
その他、有料オプションの「Insta360 Care」や「Insta360 FlexiCare」などの安心保障も付けられますので、カメラの保証について気になる場合にも良いです。
メリット③ 送料無料
Insta360公式サイトでは、16,500円以上の購入で送料無料になります。
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GO 3S、GO 3におすすめアクセサリー
GO 3Sでの撮影をもっと楽しく多用なものに出来るアクセサリーもまとめてあります。
別途アクセサリーは全部で13種類使えそうなものがあったのと、新製品も増えていたので要チェックです!