Youは何しに日本を? 【47日目:四万十→高知市】

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ンゴーーーーーーん!

6時だ。

町の人を全員起こしてやるという、鋼の意思が込められた、大きなチャイム。
お兄さんが貸してくれた湯たんぽ(ナルゲンボトル)のおかげで、とても暖かく眠れた。

そしてやっぱり僕のサーマレストはやっぱり死に始めていた笑

朝にカップ麺を頂き、高知の話を聞く。
何も予定がなかった高知市で、楽しみな場所が増えたのだ。
なので今日は高知を目指す。

2人も予定があるので、僕が見送った。

とても良いふたりだった。
また愛媛に遊びに来よう!

旅先ではたくさんの出会いがあり、また来たい場所が増えていく。
楽しい!!笑

しかしこの場所、であいの里という道の駅だった。
どうりでいい出会いがあるわけだ。

目次

結局お手ごろ

今日も初めは四万十川流域を行きます。

昨日同様、物凄く走りやすい!
快適ライドオン!

本日の予定は高知市に行くことなので、90kmのそこそこメロウな行程。
大きな峠もありません。

そうと分かっていれば、逆に全然進みません笑
昨日までのやる気はどっか行ってます笑

まだまだ沈下橋は見つかります。
あとから観光化されただけで、至って理にかなっている橋だということがわかります。

橋の上では、地元のじいさんが何やら漁のような事を。

のどかなりー。
やっぱり四万十川流域、ええなぁ!

出発の時点で10時、悠長な行程の時はこんなしょうもない写真も撮ります(笑)

腹が減ったので、飯を探そう。

どうやらこの辺りは、四万十ポークというブランド豚がいいのだそう。
四万十ポークを使用したトンテキやカツ丼、どれも美味そうだ。

が!
どれも1000円を超えているではないか!

僕はいつも、Googleのレビューで品定めをする。
結局入ったのは道沿いのおうどん屋さん。

そこのカツ丼を頼みましたがこれまた美味い!
750円でこの美味さ、うどん付きはお得である。

結局僕は、ケチケチ旅行になってしまうのだ。

そして四万十町は、四万十川流域の最後の地点でもあります。
昨日から併走し続けた四万十川を見送るのは何だか寂しくもあります。

心な中では大きく、実際には小さく手を振った。

筋肉走行

四万十町を出まして、高知市に向かいます。

どうやら結構高いところにいたよう。
それもそうだ、四万十川をずっと上流に向けて来ていたのだから。

400m近い標高を、10分ほどかけてながー---く下ります。

「うわわわわわわわああああああ!」
「サイコぉぉおおおおおお!!」
「やべえええええええええええ!!!ww」

長いヒルダウンは、脳汁バシャバシャである笑
1人で叫びながら降りた。

降りたあとは、須崎市、土佐市と小さな市街地をぬけつつ、高知市に向けます。
その際、100mほどの標高をヒルクライムするのですが…

余裕である!

九州の坂ではあんなにウンザリしていたのに、最近では峠が気持ち良いまである。

弱虫ペダルの泉田塔一郎はこう言う。

彼の言葉どおり、腹筋を意識することですこぶる調子がいい。
やっぱり全てのスポーツに共通して、体幹は重要ということか。

時折アブアブ言いながら、峠を気持ちよく登る。(泉田はスプリンターだが)

今まで筋肉が無かっただけなのか、意識による変化なのかはわからない。
だが確実にレベルは上がっている。

まさに筋肉走行!
マッスルバンザイである。

音楽の力

段々と市街地っぽくなってきた。
あまり好みでは無いが、久しぶりの街はちょっと楽しみでもある。
そしてアブアブの効果で速度は増している笑

結局夕方になり、高知市に到着することが出来た。
コインランドリーを済ませ、ひろめ市場に行くことにする。

メインの大橋通りでは、なにやら祭りが行われている。
龍馬誕生祭というものらしく、今日は坂本龍馬の誕生日&命日とのこと。

よさこいというものらしい。
楽しげな踊り子たちと店舗の良いリズムが、観客も巻き込んだ踊りになる。

思わず僕も、脚が動く!

めっちゃカッコいい(ほれぼれ)
真剣になっている人は、とても楽しそうだしカッコいい!

やはり音楽の力は偉大だ。
人の心を動かしたり、楽しい気分にさせたり。

だから僕はバンドが好きなのだが(やってはいない)、バンドに限らず音楽は人類共通の素晴らしい文化だと思う。

中でもよさこいは誰でも始められそうだし、楽しめそう。

小学生~おじさんまで、幅広く参加しているのがよさこいなのだ。
将来的な趣味としても、かなり良い候補になりそうだ。

サラリーマン達

龍馬誕生祭を見たあとは、ひろめ市場でのミッションがあります。
それは、やいろ亭のカツオの塩たたきを食べること。

塩たたき6枚で1600円ほど。
ウツボの唐揚げも注文し、合計2500円には手が震えた。
そして、四万十川というお酒を見つけてしまったので、名前に愛着しか無かったから注文。

今日は贅沢だ!

相席をしたのはサラリーマン達。

聞くと転勤族なので、旅人と同じようなものだと言う笑
そんなサラリーマン達との出会いは、また違った嬉しさがあった。

サラリーマン達は旅人をテレビの世界の人達だと思っており、自分と違う世界の人たちを見て内心応援しているのだそう。

代表的なものに、「Youは何しに日本へ?」
が好きなのだそう。

僕はまだ、世界の旅はしていない。
だけどもそれに重ねて、TVの中の人と出会えたように喜んでくれる。
そして応援できることを喜んでくれるのだ。

僕は普段、応援される側であり、楽しませてもらう側ばかりになっている。
旅人に会っても、自分よりもすごい人たちが大勢いるので、逆にエネルギーを貰う。

「君はなんで日本をたびしているの?」
「寝るところはどうしているの?」
サラリーマンの一人からは、猛烈な質問攻めにあったかな(笑)

そんな僕が、普段は交わることの無い人たちへの喜びや、貴重な体験になっているのだと思えたことが嬉しかったのだ。

ちょっと大袈裟かもしれないが、サラリーマン達のエネルギーになれた。
それを感じることが出来た、良い出会いだった!

みんなの人生が、より良いものになりますように!!

何がなんやら笑

サラリーマン達は帰っていき、隣にいた方とお話をする。

渡された名刺にはこんな文字が。

!?
なんともイカつい肩書きの方と出会ってしまった笑笑

気さくな方で、僕のエピソードを面白がって聞いてくれる。
時間は短かったが、次回の和歌山県再訪の際はお世話になるかもしれない。

県議員の片桐さんとお別れをし、気になっていたバー「オーイエイイエイ」に向かうことに。

しかし!
そこに向かう道中拉致られる笑

今日のお祭り役員達の飲み会だ。
このあたりから僕の記憶がどうにも薄い笑

とにかく沢山飲んで、沢山食べさせてもらった。
飲みのあとは、タクシーでメンバーさんのご自宅へ招かれる。

もう、お酒も回って何が起こっているのか分からない笑
結局、暖かいお風呂、暖かい布団で就寝させていただいた。

走行距離 95キロ
四万十町▶高知県高知市

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