我らの結論テントが決まりました。

どうも!アバウトドアです!
軽量テントを調べまくること約2年。
モンベルのステラリッジに落ち着いたり、、、
ワンポールテントを使ったりもしました。
そしてたどり着いた、NEMOのホーネット。
あまりの欲しさに、こんな記事まで書いてしまいましたが…


2023年、新たにホーネットオズモが到来!
ストームでもエリートでもない、ゴールドカラーのオズモ!
価格もちょっと安いし(エリートより)、ただの劣化なのか!?
否!
最近の流行りの軽量性を意識。
素材の利点は最大までに活かしつつ、欠点を無くした最強のテントでした!
この記事ではこんなことが分かります。
- エリート、ストームとの違い
- オズモファブリックの利点がヤバイ理由
- 半自立式ってどうなの?
- メッシュテントが思いのほか快適すぎる
前半は使ってみた感覚や、直感レビュー。
後半に素材などの違いや、詳しい解説。
こんな感じになっています。
では、参りましょう!!
ホーネットオズモのレビュー【設営してみた】


まずは直感レビューをしていこうかと思います。
設営は楽チン


吊り下げ式かつ半自立式。
設営&スペース決めに関しては、よくあるテントと同等の楽チンさ。
と、言いたいところですが…


DACと共同開発の「ポールエンド」が滅茶苦茶使いやすい。


グッとプッシュするだけで、「パチッ」っと気持ちよくポールエンドがハマります。
いちいち外れたりしないので秀逸。
最近増えていますね。


対角は一般的な引っかけ系。
片側がしっかりハマっているので、こちらは後で引っかけるだけ。
半自立式は特に問題なし


半自立式とは言いますが、個人的には9割自立式。
先に設営した後に、片側をペグダウンするのみ。
使いにくさは皆無でした。


強度的には思いのほか悪くなさそうです。
思いのほか狭くない


ポールはY字型で、頭上片側は直線になるはず。


ですがこのパーツ、確かにNEMOが推しているだけあって、固定制と拡張性に関しては結構イケてました。
ここらでまだこの動画を見ていない方は、一度見てほしいです。
ヘッドライトポケットなど、結構拘っています。


メッシュポケットの位置感は、使いやすい所。
汚部屋でゴメンナサイですが、居住空間です!


何をしているかと言いますと、思いのほかポケットが使いやすい。
そしてインナーがメッシュ。
かつ、吊り下げ式。
インナーのポケットとか、インナーとフライの間を、僕は濡れたもの干しスペースにしてしまいました(笑)
インナーとフライとのクリアランスが大きく保たれているという事は、結露の付着がほぼないという事です。
結露に強い


一番分かりやすそうな写真を持ってきました。
インナーとフライトの間に、結構な隙間が空いてるの、わかりそうですか??
メッシュテントというのもあり、結構風通しが良さげ。
晴れてさえいれば、インナーは結露知らずでめっちゃ快適。
前室は使いやすい


やはり横開きのテントは、居住地さえ確保すれば快適です。
前室も広く、靴を置くスペースにも困りませんでした。


中にあぐらをかいて座っても、外の絶景は見放題。
個人的に入り口は、横開きが好きですね。
フライを止める所が秀逸


これ、フライを巻き上げした後の止めるやつ。
普通はループに入れたりするので、暗闇操作でイライラします。


でもこれ、それ用の形状に専用設計パーツがあります。
片手でスッと留め具にかけれるのは、ノンストレス。
軽量化をしていても、この辺りの1gを削らないのは交換持てます。
ここまで絶賛。
じゃあデメリットは無いの??
あります。
致命的な弱点です。
暴風雨に弱い
テントとしてどうなん?
って思いますが、暴風雨に弱いです。
というのも、ポールの強度と耐水性は十分。
(後にも解説します)


薄いですが、さすがは新素材のOZMO。
濡れてもパリッと、フライのテンションはやはり落ちにくいです。
ですが、


こっちサイドのフライシート、ちょっと攻めすぎなんですよ(笑)
そりゃ、フライシートのほうが覆いかぶさる形状にはなっていますが、おそらく横殴りの雨で、それなりに「水しぶき」が入ると思います。
メッシュという事もあります。
水浸しではないですが、しぶき程度は入ってきそう。


アイスランドに行った時、運悪く「ハリケーン」が到来しました。
初めてのOZMOだったこともあり、コイツの実力を信じ切れず。
55㎞の縦走を飽きらめ、撤退することに。
もしもシュラフが濡れたりしたら、体力的に命にかかわります。
(アイスランドは7月でもブリザードで死んだりする)
とまあ、最悪天候の場合は不快な思いをするかもしれません。
晴れてりゃ快適
多少の雨はどうってことない
ただ、暴風雨は明らかに向いていない
気象を予知しやすい日本の山行や、1泊2日程度の山行ならば、コイツでも大丈夫そうですが。
晴れてる日に行けばいいだけです。
予定を変更しづらい、海外や遠征登山だと悔しい思いをするかも。
細部を見ていきましょう!


ここから僕の好きなところ。
素材だとか、作りだとか、そういった細部をチェックしていきます。


さっきも出した写真ですが、水の染み込みにくさとテンションの維持は、さすが新素材OZMO。
シルナイロンという特性が活きています。




逆に内側はPeUコーティング。
シームテープがしっかり貼られているので、シーリング処理不要&綺麗。
片面シルナイロンのメリットが活かされています。




こちら、メッシュインナーの縫製。
よくもまあ、こんな薄くて縫いにくそうなものを丁寧に…
(僕は縫製も趣味)
流石メイドイン・ベトナム。
縫製が丁寧でございます。


半自立式を立ち上げるために、軽い心材が入ったインナーの部分。
謎構造ですが、こちらも丁寧。
格子状のポリエステル繊維が分かりやすい写真でもあります。


うん!
なかなかいいんじゃないですかね!


ではここから、NEMOのホーネット系列での違いを見ていきましょう!
エリートとの違い


イワタニプリムスの説明書きとしては、ホーネットエリートとオズモの違いはありません。
そして見るからに、構造もメッシュテントであることにも、変わりありません。
ですが
エリート▶657g
オズモ ▶820g
と、結構な差が着きましたね。
説明書きの違いがあるとしたらこれ
エリート▶OZMO RSファブリック
オズモ ▶OZMOリップストップ
どちらもOZMOという「加水分解しない強靭な素材」を使っているのは間違いありません。


OZMOについての詳しい説明はこちらをご参照ください。
簡単に言うと
こんな感じに優れた素材です。
そして片面シルナイロンでもあります。


RSファブリックについては、NEMOの海外officialサイトでも触れていませんので、詳細は不明。
ボクが調べ尽くした中で、OZMOファブリックはテント業界の常識を引っ張り上げるほどの力と存在であると考えています。
話しが逸れましたが、床面積にも僅かながら違いが。
エリート▶2.0㎡
オズモ ▶2.1㎡
ストーム▶2.0㎡
誤差レベルですが、軽量エリートのほうが僅かに狭い。
若干ですが、構造上の違いがあるとみられます。
ちなみにグリーンのストームは、エリートと似ていると思われます。
最後に一つ、ポールに最も大きな違いがありました。
エリート▶DAC NFL
オズモ ▶DAC NSL
ストーム▶DAC NFL
※NEMO officialでのみ、情報を確認。
すごくマニアックな事ですが、ホーネットエリートとホーネットオズモは、DACポールの規格が違います。
詳しくは以下の記事にてまとめてありますが、簡単に言いますと、エリートとストームに使われるNFLは最軽量モデル。


つまり、より丈夫なポールはホーネットオズモのみであること。
ちなみにホーネットオズモが使っているのはDAC NSL8.5という太さのポール。
定番である、モンベルステラリッジと同規格。
通常の軽量テントと同じ企画ながら、820gという大健闘です。
ホーネットストームとの違い
こちらはエリートオズモよりも違いがハッキリしています。
選びやすいのではないでしょうか?
ストーム▶760g
オズモ ▶820g
ストーム▶2.0㎡
オズモ ▶2.1㎡
重量やサイズ感としては、ホーネットエリートとストームが似ていますね。
少し重いのは、ストームのインナーが非メッシュであること。
エリートがメッシュ構造で軽量化していることでしょうか。
旧規格のストームは、フライ素材も大きく異なります。
ストーム▶sil+PeU(10D)
オズモ ▶OZMOリップストップ
どちらも片面シルナイロンなのは同じ。
加水分解については心配無用。
オズモは新ファブリックのポリエステルとの混合生地。
感覚的に、薄さはどちらもギリギリまで詰めた印象。
ですが、この動画を見る限りは、新ファブリックへの強度に対する自信はあるようです。
【NEMO ホーネット】エリート・オズモ・ストームの違い
エリート | オズモ | ストーム | |
---|---|---|---|
重量 | 657g | 820g | 760g |
DACポール | NFL | NSL | NFL |
フライ | OZMO RS | OZMOリップストップ | sil+PeU(10D) |
床面積 | 2.0㎡ | 2.1㎡ | 2.0㎡ |
インナー | メッシュ | メッシュ | 非メッシュ |
分かりやすく表にまとめてみました。
フライはオズモを使ったオズモとエリートが強い。
非メッシュなのはストームだけ。
ホーネットオズモは超軽量ではあるけれど、耐久性は軽量テント並と考えるのが良いかと思います。


というのも、最新技術が搭載されたOZMOファブリックにより、薄くても引き裂き強度は向上しています。


ポールに関してはステラリッジと同じく、DAC NSL8.5なので、削りたくないところは残しているんですよね。
逆にギリのギリまで軽量化をしたのが、ホーネットエリートオズモ


価格も1万円ほど高いですね。
ギリまで軽量化しましたが、非メッシュは譲れないのがホーネットストーム。
旧素材のフライですが、加水分解しない素材なので、完成形には近いはず。
価格もグッと落ちるし、軽いしなので、結構こちらもアリだと思っています。


とはいえオズモ、いい色味と最新の素材。
「価格と性能」「軽量性と耐久性」的には、かなりいい所をついているはず。


こういう所とか、好感持てます。


そんなホーネットオズモ
僕的には末永く使っていきそうな予感。