【冬期登山】四阿山のテント泊登山 山頂での朝焼け

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2022.2.26-27(土ー日)
四阿山 冬季テント泊

快晴でもない、かといって悪天候というわけでもない
優柔不断な天気は、思いのほか良い景色になったりもする

この日はテン泊初心者であるA氏との雪山山行の予定をしていた。目的地である御嶽山のルートや登山口など、完璧な下調べの元、気合いも十二分、朝焼けの妄想は膨らむ一方であった。

前日まで妄想を堪能したはいいが、ドンピシャで日曜午前のみの雪予報である。
かろうじて天候のよさそうな四阿山に急遽予定を変更した。
そう、僕たちはそんな消極的な理由で四阿山を選んでしまった。にもかかわらず、山は僕たちを受け入れ、精一杯の朝焼けを見せてくれたことに感謝する。

目次

ルート:あずまや高原ホテルからのピストン

四阿山の冬季ルートはだいたいこの「あずまや高原ホテル」からのピストンオンリー
距離や行程はそんなに大変ではない。

ルート選びに迷わず、駐車場も割と広いというのは結構ありがたいことですね。

四阿山 あずまや高原ホテルより / かきなべさんの四阿山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

“>あずまや高原ホテルをGoogleマップで見る

Day1 テント設営まで

一日目はテン場までたどり着けば良いので、12:30という異例の昼過ぎスタート
雪は締まっていたので、だいたいコースタイム通りの行程でした。

ちなみに今回同行するA氏は、雪山ルーキーかつ、初テント泊
初テント泊の人をテン場の無い山に誘うというミッションでもあった。

冬の四阿山登山口の写真

駐車場のあずまや高原ホテルの登山口には登山届のポストがあります。

人気の山なので、トレースはしっかりとしており、入山者も多いです。

雪の登山道

毎度申し訳ありませんが、カメラマンスイッチが入っていない箇所の写真があまりに酷い出来であることを謝罪します。
写真に我慢ならない方は翌日の朝焼けだけでも先に見ていってください。

はじめはこんな感じの樹林帯を進みます。30分ほど勾配の低い道を歩くので、ウォーミングアップに丁度良い感じです。

青空と広い雪原と登山者

樹林帯を抜けると広い雪原に出ます。夏は牧草地となっており、開放的な登山道です。
6月の登山では、レンゲツツジの群生地帯となり、新緑とオレンジを楽しめるという、なんとも贅沢な山である。

右に見えます、白い山が目指すべき四阿山と隣の根子岳

雪の登山道と登山者の後ろ姿

牧草地帯の後は樹林帯になります。天気が良ければ目指す稜線方向も見えるので、迷うことはないでしょう。
トレースもしっかりとついています。

このあたりから勾配が多少ついてきているので、アイゼンが必要になります。
雪が締まっていれば軽アイゼンでもなんとかなりそうです。

樹林帯の冬の登山道

入山者も多いので、すれ違う方とあいさつを交わしていきます…

いや、ウーバーイーツ!(霜降り明星:粗品風)
何をデリバリーしてきたのでしょうか。面白い方もいるもんです。

冬の浅間山と登山者

樹林帯を抜けると岩場となります。

このあたりから眺望も良くなり、浅間山、八ヶ岳、甲州、北アルプスなど、多くが見渡せます。
夏は岩場の稜線を歩く感じですが、雪があるのでどこでもルートになります。

冬の登山道とスキーの跡

森林限界付近では、ほとんどがテン場候補です。

風が弱い箇所・展望が良い場所・雪の浅い場所など、好きな場所に設営し放題です。
この日は、僕らの他に1組のみテントがありました。

実はスキーヤーも多く、半分程度がバックカントリーの方でした。
広々とした勾配の緩い山なので、BCにもってこいなのでしょうね(羨ましい!!)

山頂になるべく近い場所に設営の準備をします。
交代交代でスコップを使い、設営できる固い地盤を作り出します。

ここは、根子岳と四阿山山頂方向の分岐地点でした。

言い訳を始めますが、2022年という年は、記録的な豪雪の年となりました。
いくら掘れども掘れども固い地盤が出てきません!

明日は午前9時から雪予報、早く撤収することを言い訳に、固く締まったトレース部分に張らせて頂きました。

使用テントは私がルナーソロ、同行者はアライテントです。
ルナーソロでは正直寒いので、マットと寝袋は厳冬期用の良い物を使用しています。

Day2 山頂ご来光~下山

冬の四阿山のご来光

前述したように、この日は9時から雪予報。太陽が拝めたのは日の出~1時間程度
その代わり、上り始めたガスが丁度良いミストとして、太陽光を優しく拡散してくれています。

スノーモンスターと朝焼け

四阿山もスノーモンスターで有名な百名山でもある

この日のそれは、モンスターと呼ぶにはあまりに可愛い姿をしていた

スノーモンスターと朝焼け

冒頭の言葉を回収するようではあるが、霧がかかったような太陽だったため、隣の浅間山すら見えなくなっている。

だが今回は2000m級の優しい山である。
優しい光を作り出してくれる、薄霧も悪くはなかろう。

なんて思った山行になりましたとさ!

使用機材:Nikon Z6Ⅱ Nikkor Z 24-70mm F2.8,14-24mm F2.8

僕の山行では、ナイトハイク雪山テント泊など、通常とはちょっと違った登山や、撮れ高のしっかりした山行しか掲載しません。良かったら見ていってください。↓↓

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