登山靴履くの暫くやめます。
そう思うほど、ルナサンダルが楽しかった件。
どうも!アバウトドアです!
以前こんな記事を作りましたが
今回はルナサンダル×登山!!
一番ペラッペラな「ルナサンダル・べナード」
これでで登山をしたら、どうなる?
という具合に、レビューしていこうかと思いま。
結論、ルナサンダルで登山は出来るぞっ!
後半に、レトロ・モノの感想もおまけしておきました。
選んだのはべナード
最もペラッペラにして、最も地面と近い存在。
ソールの厚みにして、僅か9㎜。
一番民族的でベアフットなやつ(何のこと)。
べナードで登山ができるのならば、どれでも登山できるでしょ?
ってことで、ハードモードでチャレンジっ!
ルナサンダルで登山に行ってきます!
一山目:藤原岳(1144m)
なんっだよ!!
低山かよ!
言い訳をさせてくれっ!
もちろん皆さんが見たいのは、もっとハードモード登山なのかもしれません。
しかし!
ケガをしたら、迷惑なんだっ。
サンダルで歩けなくなりました!
なんて言ったら相方が
きっとこんな顔をして笑ってくるに違いない。
m9(^Д^)
サンダルでケガして救助を呼ぶ。
そんなのは一旦勘弁なので、低山でお許しください。
ということで、今回向かったのは①藤原岳(鈴鹿1144m)、②入道ヶ岳(906m)の二つ。
撮影には、最近お気に入りのInsta360を使用。
気になる人はどうぞ!→Insta360公式
自撮り棒のみで空撮っぽい画が撮れる、楽しいお気に入りです。
ではまず、藤原岳の山行から。
距離的には、昇り降りで5時間程度。
同行者がいたので、今回はスローペースでの行程でした。
距離、時間的にはどうだったか?
ディ・モールト、ベネ!!
良い!
非常にいいぞ!!
5時間程度という日帰りの距離感は、初のルナサンダル登山にピッタリの距離感だった。
おそらく何日か、ルナサンダルで歩くのを習慣にしていたおかげか。
ちなみにだが、ルナサンダルでいきなりランニングするとこうなる。
使ったこともない筋肉が刺激され、喰らったことのない筋肉痛が足の裏を翌日支配するだろう。
そして藤原岳の登山で、気づいたことがいくつか。
まずは石への耐性について。
- ペラペラだけど痛くない?
-
もちろん、靴より痛い。
だが、全然乗れる。
しかもこんなに尖った岩でも!
これは思ってもみない発見で、むしろ尖った感触が楽しく感じるほどに。
次にこんな疑問も出てきそう。
- ソールは滑らない?
-
案外滑らないよ
それが案外滑らないのだ。
むしろ、登山靴よりルナサンダルのほうが滑らないほど。
これ、半分嘘で、半分本当。
確かにグリップ力は明らかに登山靴が優秀。
だってべナードはペラペラ。
かなうはずがない。
じゃあ、半分の本当というのは?
ルナサンダルを履いていると、強制的にフォアフット(つま先優位)体勢に入る。
ソールは柔らか、つま先でグッと踏ん張る体制になるのだ。
これがルナサンダル最大の特徴にして、最大のメリット。
足のこの辺りを、めっちゃ使うのです。
ちなみに足指がめっちゃ強化した僕は、スノボが滅茶苦茶上達しました。
嬉しい副産物^^
ソールのグリップ力にお任せしない分、もちろん速度は落ちますが、走ることもそこそこ可能。
タンッ タンッ!
っと、走る感触も耳にも楽しい走りです。
という事で、1144m藤原岳。
ルナサンダルで行くには、めちゃくちゃ丁度良い低山でした。
続いてのレビューは入道ヶ岳(906m)。
またまた低山ですが、ここでもルナサンダルの楽しさを味わうことが出来ました。
二山目:入道ヶ岳(906m)
初心者2人を連れ、友人家族と行ってきました。
それにしてもInsta360、自撮りにめちゃくちゃ使いやすい。
入道ヶ岳は初心者向けではありますが、谷の登山道はバリエーションに富んでいます。
ルナサンダルのお手並み拝見にピッタリ。
ガレ場への適応と、つま先を使った筋力グリップで、下手な登山靴より強いグリップを発揮。
力こそパワーなり。
何より面白かったのが、沢を見かけると、そのまま突っ込んでしまって良いこと。
サンダルなので、濡れてもダメージ0
プチシャワークライミング気分を味わえるのだ。
シャワークライミングは、非常に楽しいアクティビティ!
脳汁アクティビティのカケラくらいなら、ルナサンダルでも味わえますw
そしてルナサンダル、これが思いのほか滑らない。
ペラッペラのソール+濡れた岩
こんなん無理だろ
って思いがちな場所も、気を付けていれば平気なのだ。
むしろ余裕をかます登山靴のほうが、コロッと滑りやすい。
硬いソールは点で乗るからねー。
アセビのトンネルが楽しい入道ヶ岳。
トトロの猫バスのシーンを思い浮かべながら、気分良く歩く。
おぉっと!
人が歩きまくった泥の上、トロトロになったわだち。
こんなところは、ルナサンダルの最大の弱点かと。
なんせ9㎜沈むだけで、足指にドロがつく。
ここをいかに滑らずクリアする。
なんてのも楽しいポイントだったりするのだ。
うむ!!
ルナサンダル、非常にええぞ!!
ってことで、僕はしばらくルナサンダルにゾッコン。
登山靴、しばらくやめます。
僕のお気に入りはべナード。
コイツで登山もできるのだから、一番ルナサンダルらしさを味わうには、ソール最薄のべナードだろう。
余談だが、ルナサンダルのサイズ選びはちゃんちゃらおかしい。
普段履いている靴と、余裕で1cmは変わってくる(笑)
その辺に売っていることも少ないので、ネット購入するならサイズ選びと情報収集は怠らず。
ちょっと待って!
べナードを滅茶苦茶気に入っていた僕。
一番薄いので登山できるんだから、他のものは要らないと思っていた僕。
だけどもこの度、レトロ・モノを購入。
なぜか?
僕はこれから、ヨーロッパに出かけてくる。
トレッキングを含めて、1000㎞以上歩いてくる予定だ。
ルナサンダルがUSA製から、ベトナム製に代わり、ホッとしていた僕。
(USA製はけっこう作りが雑)
それでも1000㎞以上の旅路で、生命線の足のベルトが壊れるのは頂けない。
ということで、擦り切れる心配の無さそうなレトロ・モノを購入。
ソールパターン的にベルトが中に食い込んだタイプだから。
これである。
ちなみに、新型のMONOウイングドエディションを買わなかったのは、足の横が擦れるのが嫌だから。
上記はネット上からお借りしました画像です。
どうやら新型のルナサンダル・モノは、樹脂パーツの所が擦れて痛いよう。
そもそも足幅の広い日本人は、USA向けの幅に合っていませんね。
ちらほらと報告が聞かれます。
ってことで、僕は普通にシンプルなベルトタイプで。
樹脂パーツが無い分、スタッキング性も良く、融通が利きます。
ところでルナサンダル・モノはどうよ?
べナードに慣れた僕から言わせると、非常に物足りない。
ソールの厚み=硬さ
これが邪魔して、どうにも素足感が半減します。
同じ力加減なら、べナードはこんなにぺちゃんこ。
縦方向にもつぶせそうな勢い。
こっちはもちろん無理。
といことで、ルナサンダルらしさを味わいたいなら、個人的には圧倒的にべナード一択。
山でも普段履きでも、僕はべナードが気に入っています。
皆さんもぜひ、素足感と足の裏のダイレクト感。
登山やランニングで体感してほしいと思います!
ゾクゾクしますぜ!!