夏限定の能汁アクティビティ シャワークライミングのファーストインプレ

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どの業界にも頭のネジがぶっ飛んだ、いや、飛んで行ったネジ側の奴らがいる。

クライミング、バックカントリー、トレイルラン
これらのアクティビティは、とりわけ頭のおかしいやつらが多い。

それは、シャワークライミングも例外ではないと、僕は思っています。

さっきからディスって申し訳ないがw
凡人の僕には、彼らネジ側の人間に強いリスペクトの気持ちがあることは理解してほしい。

そんな僕にもシャワークライミングのお誘いがあった。
アバウトドアの精神のもと、楽しそうな遊びには出向かないわけがない。

ということで、今回僕は、とあるオヤジ(リスペクト)に誘われて川浦(かおれ)渓谷に向かった。

この記事は、凡人による凡人のためのシャワークライミングの印象記事である。
ネジが飛び始める前の貴重な意見として閲覧して頂けると幸いです。

目次

シャワークライミング開始前の印象

僕が始める前に感じていた印象はこんな感じ。

ポジティブイメージ
  • 絶対楽しい
  • 100%楽しい
  • 楽しそうだからやりたい
ネガティブイメージ
  • 滝とか危ねえ
  • 流されて危ねえ
  • 落ちたら危ねえ

まあ、ざっとこんな感じで全く参考にならないだろう

どうせみんなもこんな感じだと思う(笑)

とりあえず行ってみようぜ

どう考えても楽しみのほうが勝っているので、とりあえず参加

グループは7人。
山岳会のようなお堅いグループではなく、ケガ人が出たらゴメン的なノリのグループなので、グループの詳細については伏せます。(偉いところに怒られるらしいw)

活動記録というより、第一印象を伝えるということを大切に話をしてみます。

ワイの服装

なんか写真が老けて見えて嫌だったから隠した

基本的に釣りに使う服装の代用。
ファイントラックのラピッドラッシュが辛うじて専用だが、あとはタイツと海パン(笑)

グループの人がハーネス・ザイル・ネオプレン等を貸してくれました。

大抵グループで行くと思うので、ハーネスとかザイルとかはグループに頼っても良いと思います。

その代わりに、サイズが気になる服や靴は用意しないとですね。

水めっちゃ綺麗

場所にもよりけりかもですが、たいてい多分綺麗。

もちろんここも泳ぎで上流を目指すのですが、しばらく見とれちゃう。

ほんま水めっちゃ綺麗なんですよ。

語彙力低下して「やべーやべー」しか言えんくなる。

潜ってもめちゃ綺麗

必須品じゃないので持ってく人半分くらいでしたが、絶対ゴーグル持ってった方がイイ!!

鮎とかアマゴとかめっちゃ泳いどる。
尺アマゴが泳いでた時はさすがに釣り人スイッチONしました。

クライミングというより遡行

もちろん場所にもよりますが、今回は水量多めのゴルジュ帯でした。

クライミングというより、遡行ってイメージ

先に泳いでロープを張っておく

ムリゲーな場所はロープを用意します。

でも、ムリゲーな場所にどうやってロープを張るか
それは、「行けるやつが先に行く」という極めて原始的なシステムw

パーティ内の若さ担当の僕。
経験より先に体力担当ということで、ありがたいことに頼られました。

落ちても死なん

これ、クライミングとの大きな違いな気がします。

クライミングもハーネス付けているので、ちゃんとクライミングしている人にとっては偏見かもしれませんが、クライミングって落ちたら怖そうじゃないですか?

シャワークライミングの利点は、落ちても水って事でした。

その代わり、落ちたら下流行ですけどw

サヨナラー

進行方向は上流なので、遡行方法は泳ぐか登るか
岩を登る場合は、最悪落ちても水の中って感じでした。

もちろん向かう場所によっては滝の遡上もあるので、この限りではないと思われる。

ただ、死なない保証はないと思った

適当グループとはいえ、注意点はちゃんと話してくれた。

一人で行動はご法度ね!

倒れた時に水の中ってのが登山と違うところ!

頭打って気絶しても、気が付かないとおぼれちゃうからね!

ああ、確かに…

って思いました。

自分が簡単に攻略できる場所だと、ガンガン進みたくなってしまうので、この言葉はしっかり噛み締めた。

こんな感じの泡の中に飛ぶ必要もありました。

中が渦巻いていたら?」「岩があったら骨折?
様々な負の可能性は検討する。

だが、遡上してしまったからには下る必要もある。

今回ロープを使ったのはそんな時

飛び降りて渦を巻いていたら「サヨウナラー」
岩があったら「運が悪かったね!」

そんなセリフで済ませてしまわないよう、負の可能性に伴うリスクはロープで軽減する。

具体的には、みんなで戻せるようにロープを繋げたり(引き上げる)
ロープでゆっくり降りたり(岩を探る)

面倒くさいができることはやっておく。

安全な可能性を99%探して行動する。

だけども見えないことには、水の中は絶対ではない。
自然で遊ぶことは、いつだって危険を伴う。

これは、幼少期のころからおじさんたちにずっと教わってきたこととおんなじ。

子供の川遊びから、大人の川遊びに変わっただけでした。

ちなみに2か所けがをした(笑)

ケガと言っても大したことのないヤツ

思ったより浅くてケツを打ったこと
流されたときにスネを打ったこと

その日のうちに収まるような軽いやつだが、登山と比べると圧倒的に痛い思いをする遊びです。

ちなみに2個目は自分が調子に乗ったせい(笑)

能汁が出る、童心に帰る

童心に帰るっていうか、童心はいつもそこにあるんですが

最初入水する時点から、帰りの安心しきった状態まで、だいたい楽しいですね(笑)

普段要求されない身体能力を要求される

それこそが一番の能汁ポイントでした。

それを求めに行ってしまうと、きっと少しずつ頭のネジが緩んでいくんだと思います(笑)

めっさ疲れる

ずっと水圧と闘っているからでしょう

とにかく疲れます。

義務教育、5時間目のプールの後
あの後ほどの数学ほどやる気が出ない授業はなかったですよね。

終わった後の疲労度はまさにあの感じ。

素潜り鮎漁もそうですが、水のアクティビティってのは疲れてたまらんですw

秘境を探検するワクワク

透き通る美しいブルーと荒々しい渓谷の造形

普段の釣り竿装備では探索することができないエリアを探検してもいいんです。

自分たちの能力の限界の場所まで行ってもイイ、水に濡れたってイイ。

ここは小さな日本の、地図で見たらそれは小さな渓流の一部にすぎません。
だのに探検を続けたくなる、その先が気になって仕方のないワクワクを与え続けられます。

帰りがたまらん

自分たちの能力の限界まで、探検を済ませた後

帰りは川の流れに身を任せるもよし

激流下りを楽しむもよし(そこでスネ打った)

エメラルドグリーンの川を楽しむもよし

プカプカ浮かびながら空を仰いでも良し

夏ならではの楽しみである。

シャワークライミングという素晴らしきアバウトドア

身体能力・自然に対する知識を求められる遊び
難関を突破できるという過信ではない身体能力との整合性。
そしてそこに、冒険をしているかのようなワクワク感。

これぞ複合的な遊びができる、素晴らしきアバウトドアだと思います。

以上、経験を繰り返して感性が煮詰まる前の、初々しいシャワークライミングに対する印象でした。

ハマっちゃったのでこれからも行くと思います(笑)

といっても、やりたいことは山ほどあるのでほどほどに…

では!

読んでくれてありがとう!

たなりょうでした!

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