【平ヶ岳】地味な名前のド派手な稜線 秋の紅葉トレッキング

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2022.10.16
平ヶ岳

地味な名前の割に、けっこう派手な登山になりましたこと!

開始の標高は834m
まあまあ低い地点からのスタート。

平ヶ岳登山道

それゆえなのか、序盤から熱烈な歓迎だ。

平ヶ岳登山道の稜線

30分程度ですぐに視界は開ける。

一個注意したいのが、夏場は全くオススメできないという事。

登山の行程80%が、直射日光である。

紅葉の平ヶ岳登山道

直射日光という事は、視界は良好という事。

ドンピシャのタイミングであろう紅葉を楽しみながら、稜線を気持ちよく登る。

夏だったら本当に地獄だろう(笑)
強く秋をお勧めする。

紅葉の平ヶ岳登山道

ゴープロ画角なのでヤバそうに見えるが、実はそんなにやばくない。

結構画になる稜線を行く。

平ヶ岳登山道の稜線

高度を上げると紅葉はさらに色づく。

特に良かったのがこの「ミヤマナラ」

中部地区のナナカマドがダメなのに変わって、東北の楢は本当にきれいである。

道中折れた松をくぐる箇所も。

松茸が無いかと探しては見たものの、見つからなかった。

平ヶ岳登山道の稜線

南側の稜線も、オレンジ一色。

正確には黄色・緑・赤なのだが、カラフル過ぎてオレンジに見えてしまう…

ぜひ秋の空気感とともに、平ヶ岳の紅葉を楽しんでほしい。

ここらで一旦、簡単な地図を紹介。

序盤は急登の尾根を上がり、手前の稜線に出ると進路を南に。

その後、山頂である平ヶ岳方面に向けて山域を超えるイメージ。

一度手前の山域に達しないといけないので、ロングコースなわけだ。

上がってきた尾根が、いかに細いことがよくわかる。

平ヶ岳登山道の稜線

ってなわけで、手前の稜線に到着!

ここでも非常に紅葉が綺麗だ。

平ヶ岳登山道の稜線

稜線を左前方にどんどん進む。
ここで30分ほど使う。

右奥に見えるのが平ヶ岳。
せっかくここまで頑張ったのだが、実は山頂はあんなに遠い。

平ヶ岳登山道の稜線

稜線は非常に長いが、急登だけあって高度感と紅葉からなる景色は圧巻。

この稜線の終着点が「台倉山」。

平ヶ岳登山道

一つ目の稜線をクリアし、平ヶ岳へと続くバイパスを通ります。

ここは木道が要所にあり、非常に歩きやすい道となっている。

スギヒラタケ

道中発見したのはスギヒラタケ。

昔は好んで食べられ続けた、猛毒キノコである。

数人殺している。

平ヶ岳登山道の稜線

バイパス部分が終わるといよいよメインの山域へ。

最後は1600~2000mへの急登だ。

振り返ると燧ケ岳。

前日にちゃちゃっと登った山だ。

こちらの稜線は、白樺の黄色い紅葉とクマザサの緑がなんとも良い色合い。

平ヶ岳登山道の稜線

やっとの思いで到着したのが「池ノ岳」。

残念ながら山頂はあちらである。

ここまで3時間半かかっている。
コースタイムは6時間、だいぶ頑張った。

紅葉の平ヶ岳登山道

っても、ここまで来たら余裕。

木道をさささーーーっと歩けば…

平ヶ岳山頂

山頂である!

ド派手な稜線を歩いたと思えば、名前にお似合いなド地味な山頂w

平ヶ岳山頂と男

山頂はあまりにもみずぼらしいので、手前の開けたところで撮影してもらう。

平ヶ岳のもう一つの最高点

と、実は山頂よりも5分先のところに、山頂ではない三角点が。

こちらが2m、山頂よりも高いという。

なぜここにしなかった。

紅葉の平ヶ岳登山道

帰路に向かう。

「平ヶ岳」と名前が付いたのがよくわかるほど、広々とした台地。

平ヶ岳のたまご岩

プラス30分の寄り道で、「たまご岩」と言われる石を見物。

なるほど丸くて目立つ。

タマゴ岩方向に池ノ岳から10分の所に水場あり。
そこは唯一豊富に水があった地点。

平ヶ岳のたまご岩と男

タマゴ岩で広角撮影したら、なかなか面白い画になった。
(蹴ってないよ!(笑))

では、池ノ岳から下山します。

ここからまた、向こうの稜線まで行かなければならない。

紅葉の平ヶ岳登山道

だが!

3色紅葉は綺麗だ!!

紅葉の平ヶ岳登山道

日が落ち始め、紅葉と相性の良い日差しになってきた。

紅葉の平ヶ岳登山道

帰りの道はさすがに体力もきついが、景色が良いため気はまぎれる。

紅葉の平ヶ岳登山道

結局全行程で8時間
コースタイムで11時間の山だが、バリエーションにも富んで面白い登山でした!

では、

読んでくれてありがとう!

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