山岳テントも、目立ちたいですよね!!
ワンポールテント、カッコいいですよね!!
僕はルナーソロを使っていますが、かなりお気に入りだったりします。
だけど、他のテントに浮気したくなっているのも事実!(笑)
そこで、いっそ山岳用に使えそうなワンポールテントを、洗いざらいすべてチェックしてみました。
すると、ざっと20種類。
結構な種類があるものですねぇ。
選別基準
登山用のワンポールテントを探しやすくまとめるので、すべてをまとめるわけにはいきません。
勝手な判断ですが、登山に使えそうなものをピックアップしました。
本体重量1㎏以下
一番重要でわかりやすい基準ですね。
ドーム型テントですら1㎏を超えるテントが出てきている昨今、ポールを含まない本体重量が1㎏を超えるわけにはいきません。
わかりやすい基準として、1000g以下を選別基準としました。
うまい具合に、1㎏を超えたらどう考えてもキャンプ向きだろ、ってラインができていました。
明らかにシェルター・ツェルトは除外
ワンポールテントを広義でとらえると、ツェルトやシェルターも含まれてしまいます。
例えば上記の写真は、six moon designsのゲイトウッドケープです。
山で使うにはちょっと、心もとないですよね。
そんな明らかシェルターは、今回は除外しています。
ちょっと曖昧ですが、僕なら山で使えるかな?
と、思う範囲を選んでいます。
登山用ワンポールテント20選
ちなみにですが、インナーを考慮しない重量だったりします。
案外順位はどうでもいいですね(笑)
テント | 重量 | 価格 |
---|---|---|
クフ・DCF-B | 335g | 73,000 |
ハピ・DCF-B | 350g | 76,000 |
マイダス2P | 360g | 99,800 |
クフ・HB | 390g | 59,000 |
デュシュッツ プラスタープ | 450g | 51,700 |
クフ Sil | 470g | 34,800 |
Asta Gear | 470g | 約10,000 |
カフラ DCF-B | 480g | 95,000 |
ハピ・Sil | 490g | 36,800 |
The One | 503g | 52,800 |
メンカウラ・シル | 610g | 38,800 |
カフラ・HB | 650g | 73,000 |
スカイスケイプトレッカー | 680g | 73,700 |
ルナーソロ | 690g | 66,680 |
ランシャンPro1 | 690g | 27,673 |
フロントレンジ | 740g | 57,200 |
カフラ Sil | 760g | 41,800 |
ランシャン1 | 760g | 23,134 |
GEERTOP | 900g | 12,199 |
シマロンライト | 1000g | 93,280 |
クフ・DCF-B
本体重量 | 335g |
価格 | 73,000 |
素材 | ダイニーマ |
ローカスギアの基本モデルであるクフ。
そのクフを、最強素材のキューベンファイバーで作り上げた逸品。
いわば、アルティメット・クフ。
通称キューベンファイバーは超軽量かつ強靭なダイニーマ®繊維をUV樹脂でコーティングしフィルム状に極薄に仕上げた素材です。世界で最も軽量級の防水素材の一つです。
ローカスギア
調べつくした限り、最強にして最軽量テント。
ハーフインナーを用いても、+260gの590g。
ちなみに後述するマイダス2Pよりも、一回り小さめ。
日本のブランドなので、サイズも日本人適応なのでしょう。
極薄最軽量にして、この内部の安心感。
バキバキの強度を保持し、紫外線カットもお任せあれなキューベンファイバー。
一度はこんなテントの中で寝てみたいものです。
クッソ高いから、買うのに決意が必要なんよ
ハピ・DCF-B
本体重量 | 350g |
価格 | 76,000 |
素材 | ダイニーマ |
クフよりもちょっと大きめ、ハピちゃん。
名前的にも勝手にお姉ちゃん設定(笑)
素材はやっぱりキューベンファイバーで、いわゆるアルティメット・お姉ちゃん。
ちなみにサイズ感はコレ。
クフがギリッギリの1-2人用。
ハピは2人で余裕を持った設計。
カップル同士のクフはおkでも、男男の想定ならハピをお勧めします。
逆に一人用なら、クフでええってことやな!
マイダス2P
本体重量 | 360g |
価格 | 99,800 |
素材 | ダイニーマ |
マイダス2Pの生みの親は、bonfus(ボンフェス)。
ノルウェー発という、なんとも出身地だけでもそそられるテントでございます。
そして製造はメキシコ製。
性能とか置いておいて、それだけで欲しくなる。
ただ高い(笑)
マイダス2Pは、クフよりハピより大きめ。
とはいえクフと25g差、DACのアルミペグ2本分(24g)です。
その差でかなりの快適さ。
2人を想定せずとも、案外選択の余地はあるかもしれません。
おそらく所持者の優越感ときたら、山岳テント随一でしょう。
僕が知る限り、最ネームバリューテント
クフ・HB
本体重量 | 390g(750g) |
価格 | 59,000 |
素材 | PU/Sil |
後述するクフSilやらの納期が異常だったことから、量産型クフを生産するようにしたそうです。
それがこの子、クフHB
量産型クフとでも言いましょうか?
いや、クフ・スタンダードにしておきましょう(笑)
予想にはなりますが、ポリウレタンコーティングを含めることで、量産しやすいのだと思われます。
摩擦が上がることで、縫製しやすいですからね。
ま、どちらにせよローカスギアの納期は半年待ちですがね…
ちなみにクフ・HBは、メッシュインナーを含めた価格です。
単品購入はできないようですね。
デュシュッツ プラスタープ
本体重量 | 450g |
価格 | 51,700 |
素材 | シルナイロン |
分類はシェルターですが、迷った挙句入れました。
悪天候には対応していないでしょうが、晴れなら開放感は抜群でしょう!
メーカー的には、メッシュから外を感じる安心感と表現されます。
僕的印象はこんな感じ。
開放感の中にも、メッシュ一枚が作り出す空間の安心感。
どうでしょう?(笑)
フロアレスは広く、案外快適な空間そう。
シェルターとしては、かなり面白い商品。
案外この系統も使ってみたいなぁ
クフ Sil
本体重量 | 470g |
価格 | 34,800 |
素材 | シルナイロン |
きましたクフ!
登山用ワンポールテント代表ではないでしょうか。
アルティメット・クフではない、シルナイロンのクフ。
オリジナル・クフとでも言っておきましょうか(笑)
っても素材はシルナイロンなので、良いものを使っていますね。
ちなみにハーフメッシュインナー追加で+260g。
730gになるので、ルナーソロよりちょっと重量は重いくらい。
納期は7か月待ちらしいよ(笑)
Asta Gear
本体重量 | 470g |
価格 | 約10,000円 |
素材 | シルナイロン |
おいおい、シルナイロンテントがこの値段で買えていいのかよ。
はっきり言って、脱帽価格でございます。
まったくもって、中国ブランドのテントというものは恐ろしいです。
日本メーカーぶっ潰されまっせ(笑)
価格的にも第一候補だなー
ちょっと難しいのが、アリエクスプレスでしか買えないということ。
個人輸入をしないとですね。
カフラ DCF-B
本体重量 | 480g |
価格 | 95,000 |
素材 | ダイニーマ |
クフ君が末っ子、ハピちゃんがお姉ちゃん、そしてカフラはお兄ちゃん。
そして、アルティメット・お兄ちゃん。
3兄妹の長男にして、なんと最大4人用!
267㎝ってのは、畳4.5畳以上とな。
バリバリ広々、むしろキャンプにすら使えそうなサイズ感ですね。
ハピ・Sil
本体重量 | 490g |
価格 | 36,800 |
素材 | シルナイロン |
ローカス兄妹のお姉ちゃん、ハピちゃんのシルナイロン。
スタンダード・お姉ちゃんです。
こちらもSilなので、素材としては高級な部類。
末っ子クフよりちょっと大きめがいいかな?
なんて層にウケそう。
ちなみに僕は、シルナイロンで十分だと思っています。
ダイニーマが高くて買えないだけ(笑)
The One
本体重量 | 503 g |
価格 | 52,800 |
素材 | Sil/PU |
量産型クフと同じ素材の、片面シルナイロン。
ワンポールではなくツーポールテントですが、分類としては同じような感じなので、紹介してみました。
ULハイクを意識した、アメリカのゴッサマーギア。
名前だけで強そうな感じです(笑)
ツーポールだけあって、天井の広さはとても快適そう。
メッシュインナーも両側なので、結露や移動性の面で、非常に使いやすそうなツーポールテントですね。
しかも割とお買い得?
メンカウラ・シル
本体重量 | 610g |
価格 | 38,800 |
素材 | シルナイロン |
うーんw
またあたらしい兄妹ですね(笑)
ローカス3兄妹の長男、カフラお兄ちゃんは実は双子だったのです(何のこと)。
そんなメンカウラ兄は、海外在住(妄想)
…メンカウラは、低めのカフラ。
270×270㎝にして、高さはクフと同等の130㎝。
高さ的には、カフラより耐風性があるかも。
幅広だけど背が低い。
ギリギリ2人が限界ですね。
カフラ・HB
本体重量 | 650g |
価格 | 73,000 |
素材 | PU/Sil |
価格はインナー込み、重量はシェルターのみを表示しています(平等にするため)。
ポリウレタンを含んだことで、量産化を可能にしたカフラ。
予想済みかもしれませんが、量産型・カフラです(笑)
最大4人可能、説明不要ですね(笑
ローカス兄妹のお兄ちゃんやで
スカイスケイプトレッカー
本体重量 | 680g |
価格 | 73,700 |
耐水性 | シルナイロン |
こちらも2ポール。
邪道かもしれませんが、居住性は向上するんですよねぇ。
なんとルナーソロより10g軽い、690gを記録。
クフ・シルが730g(+インナー)なので、それより軽めのインナー付きテントですね。
利点は何といっても開放性。
ルナーソロでもかなりの開放性を感じますが、スカイスケイプトレッカーは超絶開放性ですね。
夏の稜線で使ってみてぇ。
ルナーソロ
本体重量 | 690g |
価格 | 64,900 |
耐水性 | シルナイロン |
来ました!ルナーソロ!
シックスムーンデザインズの代表作でございます。
特徴としては、メッシュとフライが一体型。
慣れれば設営撤収は抜群に早いです。
そしてなんといっても、広くて開放的で、前室も広々!
総合評価でかなりいい点を取ってくるテントだと思います。
かなりいいテントだぜ!
ランシャンPro1
本体重量 | 690g |
価格 | 23134 |
素材 | シルナイロン |
いやー、やっちまいましたな(笑)
ほぼルナーソロです。
というかルナーソロです。
重さも同じ、素材も同じ、パクリはパクリなんでしょうが。
僕的には「アリよりのアリ」でございます。
シルナイロンという高級素材ですし。
モンベルだって中国製、3F UL GEARもしっかりしてますで。
中国製=悪いというわけではないんやで!
フロントレンジ
本体重量 | 740g |
価格 | 57,200 |
素材 | PU/Sil |
でた!
MSRのワンポールテント!
一応分類としては、耐風性のある4シーズンテントの分類。
軽量故、バックカントリースキー等も想定されるようです。
素材としてはポリウレタン&シルナイロンのハイブリッド。
量産性を意識したか、立ち位置的にはMSR版クフ・HB。
高さは1.62mと、クフより結構広め。
冬用想定だからでしょうか?
トレッキングポールは2本を想定されています。
クフより広いが、ちょっと高いのが難点(メッシュシェルター別売り)
冬想定ならば、メッシュインナーはいらないかもしれませんね。
カフラ Sil
本体重量 | 760g |
価格 | 41,800 |
素材 | シルナイロン |
ローカス三兄弟のお兄ちゃん、カフラ兄。
シルナイロンなので、カフラ・オリジナル。
さっきから何やねんそれw
覚えやすくない?(笑)
最大四人入れる、カフラのシルナイロン版ですね。
ここまで来たら、説明不要でしょう(笑)
ランシャン1
本体重量 | 760g |
価格 | 16,999 |
素材 | ポリウレタン |
ランシャンプロと違うのが、シルナイロンかポリウレタンの違い。
そして、ランシャンのほうはインナーが独立しています。
プロの方は、ルナーソロと同じく半シェルター。
結露に強いのは、こちらのランシャンでしょう。
どうせ安いので、そこまでめちゃくちゃ長持ちしなくてもいいや!
って人は、ランシャンプロでもルナーソロでもなく、ただのランシャンでしょう。
そう思うと、かなりお買得感
GEERTOP
本体重量 | |
総重量 | |
価格 | |
耐水性 |
ここまで頭おかしいくらい軽量でしたので、900gという数字にマヒしているでしょう。
ですが、サブテントとしてはかなり優秀なコスパだと思います。
この人のYoutubeをちょいちょい参考にするのですが、形状もおもしろく、結構有能テントな気がします。
まあ、それでも僕は3F UL GEARのランシャン推しですがね(笑)
結局ランシャンが有能
シマロンライト
本体重量 | 1000g |
価格 | 93,280 |
素材 | シルナイロン |
アメリカの冒険家が生んだ、最強のテント「シマロン」
そのシマロンを軽くしたVerです。
そしてそれは、煙突穴があるいというおまけつき(笑)
さすがは冒険用テントですね!
逆に言えばこれ以上の重量は、山岳用に向かないということ!
現状流通しているワンポールテントは以上です!
欲しいテントはありましたか!?
僕は全部です!!(白目)
随時追加していこうかと思います!