超軽量タープを以前まとめた事があるのですが、その時からずっと思っていた事がコレ
丁度良く安いのがない!!
こういうAmazon製品のは、1kg普通に超えてくるし
本格的なのは滅茶苦茶高い!
沢用を謳ったタープもあるけれど、当然ながら高い。
という事で色々探して見つけていた、Aricxiという謎中華タープ。
試し張りの感じ↑
どう?
結構イイ感じじゃない??
って思ったので、皆さんに共有します!
縫製がイイ感じで、思ったよりちゃんとしていて、DDタープの軽量版と言った感じでした。
Aricxiとは?
商標 | ARICXI |
呼称 | アリクキシ,アリククシ,アリクジ,アリクシ,アリキシ |
権利者 | 深▲せん▼埃瑞斯戸外装備有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
Aricxiの所在は中国深センで、3F UL GEARとかNaturehike辺りに一歩遅れ、中華アウトドアブランドの中でも二軍的位置づけ。
…だと、勝手に思っています。
二軍といっても、それは知名度だけの話で、個人的には性能とコスパはかなり良いんじゃないか?
と、前々から睨んでおりました。
深センは経済特区ですね。
製品力のあるガジェットブランドや、技術力のある工場から立ち上がった企業が、今や世界中で猛威を振るっている都市が深セン。
Insta360とかDJIとか、Ankerなんかは深センでも有名ですね。
Aricxiのような縫製系の企業が深センというのは、ちょっと珍しいですが、まあそこは置いておいて。
創立は2013年
深圳 Aricxi Ourdoor Gear 工場は 2013 年に設立されました。当社はアウトドア用品の分野に注力しています。
Aricxi outdoor
Aricxiの創立は2013年。
当社は現在、Amazon と Aliexpress のトップ 100 販売業者の大部分に OEM を提供しています。
Aricxi outdoor
HPのAricxi企業説明から見ると、どうやらAricxiは自社製品の他にOEM提供もしているとのこと。
テントやタープの縫製を請け負っている事と思われます。
シルナイロン製テントやタープが主流なので、縫製技術も割かし高い人が集まっていそう。
ここまでが僕の予想というか、何となく考えていた事です。
中国の縫製技術が結構高いぞ、という話は上記で↑
シルナイロンとか何?ってのはコチラで↑
解説しております。
ともあれ、Aricxiのタープ・テントが個人的にかなり気になっていたことは、理解して頂けたかと!
ってことで、早速レビューに移ります!
Aricxiのタープをレビュー
注文はアリエクスプレス。
わけあって他のブログにて、アリエクスプレス紹介をしたので、そのついでにAricxiタープをチョイス。
アリエクなので包装は気にしてはいけません。
むしろAmazonのような大層な箱が送られてくるよりサスティナブルだと、おおらかな気持ちで受け止めよう!
ちなみにAricxiはAmazonでもアリエクでもそんなに価格が変わらないので、どっちで買ってもOKですね。
アリエクの方が安い事も多いので、この辺りはチェックするといいと思います。
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袋は大きめ。
畳まずとも入れられるので、個人的にはアリだと思います。
ちょっと良いブランドにすら思いますが、ちょっと良いブランドですもの。
タグくらいは付けさせてあげて下さい。
袋の縫製は雑。
ちょっと期待値が下がりましたが、イイでしょう。
所詮袋です、肝心なのはタープ本体。
袋に謎の一枚布が縫い付けてありましたが、予備用かな?
破れたらこれを使って、接着テープとかで穴をふさぐと良いです、的な感じだと思います。
なかなか良い長さのロープが6本と、ペグが6本。
まじでこの辺のカスペグは要らないから、100円安くしてくれ。
タープ本体を縛る紐も雑な感じ。
どうせ現地で畳む事は無いと思われる(くしゃくしゃに入れてOK)ので、紐はそのうち無くす。
では、タープ本体を確認しましょう。
四隅の補強具合はほぼ完璧。
クロスステッチの丁寧さとか、見ていて不快感は全くなし。
テンションがかかる部位なので、2枚、3枚と部分的に補強地が圧着されていました。
そのうえでグロメットを縫い付け、そのグロメットの根本部分はさらに強化。
グッと引っ張ってみますが、ひどい扱いをしなければちぎれることは無さそうです。
これは丁寧だ!
趣味のミシンで簡易タープを作ったことは何度かありますが、それよりも明らかに丁寧な処理(当たり前)。
縫製の面倒くささを知っている僕にとって、Aricxiの職人にちょっと感動。
グロメットは説明写真の通り沢山あったので、沢用でもキャンプでテントとして使っても、色々バリエーションが出来そうですね。
DDタープの軽量版みたいな感じ。
一番感動したのは、シームテープ処理済みだったこと。
ニンジャテントとかルナーソロとか、高っかいクセにシーム処理してない、クソめんどくせーテントもあるのに。
こいつは最初からシーム済み。
ちょっと折れていましたが、かなりしっかり圧着されている感じ。
シーム処理は考えていなかったので、これはありがたいです。
シルバーコーティングはそこまでギラギラはしておらず、いやらしさの少ない感じ。
エマージェンシーシートみたいなアルミ蒸着では無いです。
その代わり結構薄いっちゃ薄いので、キャンプで用いるにはちとキツイかも。
こんな感じなので。
試し張り
適当に家の前でタープを張ってみました。
裏表逆でしたが、その辺りはご愛敬。
マジで適当に張りましたし、なんなら初めて覚えた自在結び。
それでも結構ピンと張れたので、さすがシルナイロンだなぁ、とご満悦。
遮光性はこの通りなので、やはり渓流とか登山用として使いたいかも。
そもそもキャンプなら、ここまで軽量にする必要は無いし。
そうそう、ロープがそんなにイイ感じでは無かったので、摩擦が結構かかります。
その上タープは軽量で垂れてこないので、逆に言えば適当に縛ってもタープが張れる。
なんなら木にグルグルロープを巻き付けて「ふた結び」でもすれば、摩擦でタープが立たります。
ロープはこんな感じなので。
収納袋の細引きは結構質が良かったので、もしかしてわざと?
何にせよ、このロープはそのまま使っていこうかと思いました。
こいつはゴージュタープですが、こんな感じに渓流でタープを張る事もあります。
ゴージュタープと規格はほぼ同じ3×3mだし、Aricxiタープの活用が楽しみですね!
サイズ展開も色々あります↑
テントも良さげだし↑
いろいろ見てみて!
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