ウホッ(訳:小松菜とバナナがうまいんじゃ) 【30日目:兵庫県移動】

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空がオレンジ色に変わり始めた

明るさから自然に目が覚める。

さすが都会の河川敷、散歩をする人走る人、それぞれの朝が始まる。
そんな中、異質な僕は話しかけられたり、じっくり観察されたり、見てはいけないとスルーされたり…

珍しいものだから、観察してもええんやで?
そんな感じに開放的オーラをまとっていると、ほらやっぱり話しかけてくれた。

独りだと誰かに絡んで欲しくなったりもする。

ホームレスさんの家だろうか?
今は僕も、同業者だ(笑)

さて、今日の目標は、だいたい姫路をすぎるくらい。
神戸、明石と、割と街中を通ります。

目次

飯に囚われた一日

この日はメシが1番印象的だと言っても過言ではない。

まずは朝飯。
干しぶどうは食ったがそれじゃあ腹もすくだろうと、神戸の中華街を目指す。
行ったことはあるが美味しくて安い覚えがあった。

到着したが午前9時。
露天はどこも閉まっている。

なんということ、ここから僕のひもじい飯が始まることになろうとは。

スーパーも10時からしかあかないため、結局米を炊くことに。

見てくれこの、ふりかけマヨご飯。
カロリーを摂取しようとする意思だけは感じていただけただろう。

小松ナナ

米だけではさすがに栄養が宜しくない。
と、道端の八百屋に入ることに。

ここでバナナと小松菜を調達、これでビタミンやカリウム類は大丈夫だろう。
すると店主のおっちゃんが応援にこれをくれた。
…バナナだ。

僕が買ったやつより、美味しい方のバナナだそう。
これで僕のバナナは9本になったわけだ。

補給をしながら先を進む。

立派な橋が見えてきた。

どうやらこれは、明石海峡大橋。
四国と本州をつなぐ、でっかい橋だ。

腹は減るが、小松菜とバナナを食っていればどうにかなる。

インスタであげていたところ、遠く離れた旅人の「モリヤス」がくだらないことを。

「ニア、小松ナナ」

くっだらねえが笑ってしまった。

素材の味を楽しむと言えば聞こえはいいが、ただムシャムシャしているだけ。
小松菜は塩味っぽくてうまいことにも気がつく。
…これじゃあ人間じゃなくて、猿かゴリラかその辺。

夜飯はしっかり食おうと決意した瞬間だった。

これだけを楽しみに来た

姫路に到着だ。
近くに姫路城があったので立ち寄る。

なるほどシラサギと言われるだけあって、白くて美しい天守閣だ。
でも僕は、まだ城に興味は無いので、天守閣はスルー。
再び行けるところまで西に進める。

夕日が落ち始め、辺りは薄暗くなってきた。
だがここでミスを犯す。
次のスーパーまで10キロ以上あるのだ。

これまでバナナと小松菜とコメで食いつないできた。しかし100キロはしるカロリーには足りていない。
とにかくスーパーで食材を買いたいのだ。

10キロとはいっても、多少寄り道になる10km。だがいい、僕は肉が食べたいのである。
昨日はお金を使ったので、なるべく使わないようにとも思っている。

そしてようやくたどり着いたマックスバリュー。食材をアホほど購入して、近くの河川敷を借りることとした。

…合計1300円、だと?
やりすぎたか?

これから飯だ。今日は上手いをのを食べてなかった。昼以降はこれを楽しみに来たようなものだ。

ちゃんとサラダもたべましょう!
はーい!

朝炊いたご飯もたべましょう!
はーい!

晩飯は肉類をメインに、持ち合わせの調味料と食材を使ったフルコースなのだ!

朝昼の粗末飯を回収するように、贅沢に貪り尽くした。

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