登山向きカメラの後悔しない選び方|写真を趣味にしたいあなたへ

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登山だとしても写真を趣味にしたいのなら、ミラーレスカメラをおすすめします。

よく、登山向きのカメラとして紹介されるタフなスペックのデジカメってありますよね。
実際、タフなスペックなカメラは水の中に突っ込んだり、ポケットにも仕舞えたりと使い勝手こそ抜群です。

欲しいですねー。僕もそんな紹介ページを見ていると物欲がどんどん沸いてきます。

ところで、あなたが登山用にカメラを欲しいと思った理由を聞かせてください。

もっと綺麗な写真が撮りたい!

もしも、そう思って登山向きのカメラをお探しなのであれば、ミラーレスカメラが向いているのかもしれません。

今後、あなたの相棒になるかもしれないカメラ選び。
カメラとしての性能や耐久性などの本当に必要な機能について、一眼レフと呼ばれるミラーレスと、それ以外のカメラを比較しながら紹介します!

目次

ミラーレス(一眼レフ)とその他のカメラ

まず、現在の主流のカメラはミラーレス機なので、ここでは一眼レフ=ミラーレスとして扱うこととします。

チェキ、写ルンですなど、最近の流行りのカメラもありますが、デジタルで映すカメラとして、現在多く選ばれているであろう種類がこの4種類です。

カメラの種類(デジタル)
  • ミラーレスカメラ
  • コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
  • Gopro
  • スマホ(iPhone)

ミラーレスカメラ

右手でカメラを持っている

本格的なカメラと言われて思いつくのがこの形状をしたタイプのカメラ。
首にぶら下げてファインダーを覗くイメージがあるのではないでしょうか。

ボディのサイズからレンズまで、カメラらしい見た目とその大きさが特徴です。
大きさは旅行に持ち歩くにはつらいものから、散歩に持ち運びたくなるような可愛いサイズのものまであります。

どれも本格な商品なので、価格は安い物でも5万円~、高いものでは90万円程するなど、買うには思い切りが必要です。

一番の特徴がレンズを交換できるという点で、対象物に合わせて様々な写真が撮影できる楽しみがあります。

コンデジ

コンパクトデジタルカメラを手に持つ

コンパクトデジタルカメラと言われる、手のひらに収まるサイズのカメラ。
スイッチのON・OFFでレンズが収納されるため、ポケットやカバンに収まりやすいのが利点。

前述のミラーレス一眼との一番の違いは、レンズ交換ができないということ。
コンパクトさに引き換え、カメラとしての遊びの幅はかなり狭くなります。

とはいえ、最近のコンデジは画質や性能の上昇も著しいです。
日中の山岳風景を撮影するには十分な性能を持っているとも言えます。

また、レンズとボディの継ぎ目がないことで、防水防塵性や耐久性が高いのも利点です。

gopro

テーブルに置かれたGopro

スノーボード、ダイビングなど、様々なアクティビティの動画撮影用のアクションカメラ。

この大きさで、動画撮影としてはとんでもないスペックを持っています。
ただ、写真撮影のスペックはおまけ程度なので、動画撮影の用途が無い方には必要のないカメラになります。

スマホ

山岳風景にスマホのカメラを向ける女性

最近のスマホのカメラ性能は目を見張るものがあります。
日中の写真撮影としては、一周回ってスマホで十分であると言ってしまえるほど。

人口のほとんどが購入するものなので、売れ行きが良いため価格設定のコスパも良いです。
価格と画質のバランスを考えると、カメラの立場が無くなってしまうほど。

ただ、スマホでは写真を趣味にしようとするには味気ないのも事実。

なぜミラーレスを勧めるのか?

山岳写真の撮影にはコンデジで十分な性能、スマホの性能も良い。
ではなぜミラーレスを勧めるか?
それはやはり、本体の大きさが成せるスペックと、レンズ交換ができるという特徴にあると思います。

ミラーレス一眼レフの利点
  • 画質が良い
  • 星空が撮影できる
  • 撮影できる光や色の情報が多い
  • 広角からズームまで様々な写真が撮れる

画質が良い

冬の荒島岳ナイトハイク
風の通り道であるシュカブラの繊細な模様が再現されている

ミラーレスカメラはなぜ画質がいいと言われているのでしょう?

それは、イメージセンサーと呼ばれる景色(写真)を写す部分が立派だから。
下の写真でいうところの、カメラ内部の四角いところがイメージセンサーになります。

出典:CAMERA WEB

どちらも光の情報を記録可能な形式に変換するという意味では、フィルムカメラにおけるフィルムと同じような役割を果たしていると考えてよい。イメージセンサーそのものはモノクロで、原色フィルターや補色フィルターなどを通すことで、色を再現することができる仕組みとなっている。

CAMERA WEB

そして、このイメージセンサーの大きさは、画質の良さに直結してきます。
初心者の方には分かりにくいと思うので、例えを挙げて説明します。


上の画像の□はそれぞれイメージセンサーの大きさを表しており、比率は同じにしてあります。
並べてみるとミラーレスとコンデジのイメージセンサーの大きさの違いが良く分かりますね。

さて、ここに山の画を丁寧に書いてみてください。

ミラーレスの四角には鉛筆でもペンでも割と繊細に描けると思います。
コンデジの方はどうでしょう?
この小さな四角には、輪郭くらいしか描けないように思えます。

実際に小さなイメージセンサーでも、そこまで駄々草な画になるわけではありません。
ただ、センサーサイズの大きさというのは、対象物をより繊細に写すことに長けているのです。

撮影できる光や色の情報が多い

柔らかい光が当たる樹氷
おぼろな冬の日の出が優しい色で再現されています

イメージセンサーの大きさというのは、写真をより細かく描写するだけではありません。
色も例外なくイメージセンサーによって認識されますので、センサーサイズが大きいほど綺麗な発色をします。
その色は、グラデーションなど色の変化も美しく再現されます。

さっきと同じイメージセンサーの中に、今度は綺麗なグラデーションを描いてみてください。

ミラーレスの方は、近い色を何色も使ってグラデーションを再現できそうです。
コンデジの方は範囲に限界があるので、使用する色も限られてきそうですね。

星空が撮影しやすい

雪山からみた町あかりと天の川

そしてもう一つ、イメージセンサーの大きさは星空の撮影に有利とされます。

イメージセンサーが撮りこむのは色や光の情報。
星や夜景というのも「光」で出来ています。

今度はこんなお題にしてみましょう。

ミラーレスの方は、小さな星もたくさん書けそうです。
一方コンデジの方は小さな星を描くことは諦めてしまいそうです。

イメージセンサーが大きければ、より小さな光も残さず映しこむことができます。
つまり、より細かい星も残さず再現できるということです。

ですので、センサーサイズが大きいカメラは星空撮影に向いているとされているのです。

広角からズームまで様々な写真が撮れる

槍ヶ岳をバックに広大な稜線を歩く登山者
双六岳の稜線越しに見る巨大な槍ヶ岳

ミラーレスカメラは、レンズ交換ができるということが大きな利点です。
もしそれがズームレンズならば尚更、様々な撮影方法が見つかるでしょう。

上の写真は望遠ズームレンズで撮影しました。
遠くにあるはずの槍ヶ岳が手前の人物との対比で、より大きく迫って見えます。
圧縮効果と呼ばれる、奥の対象物を大きく見せる望遠レンズ特有の効果です。

冬の荒島岳ナイトハイク
広角レンズで前景と雲の造形を映して奥行を表現

一方でこの写真は、広角レンズで撮影しました。

横幅いっぱいかつ、足元まで大きな画角で撮影できます。
広角レンズは奥の景色よりも手前の景色を、よりダイナミックに写すことができます。

登山のように、周りに遮るものが無いような景色と広角レンズとの相性は抜群です。

このように、センサーサイズの大きさだけでなく、レンズ交換ができることも写真の楽しみの幅を大きく広げます。
それがコンデジにはできない芸当と言えます。

ミラーレス一眼レフの欠点

とはいえミラーレス一眼レフにも、もちろん欠点があります。
これらの欠点は、上記の利点を得るための代償とでもいうべきでしょうか。

ミラーレス一眼レフの欠点
  • 重くて大きい
  • 耐久性や防水性は劣る
  • 価格が高い

重くて大きい

これまでの主流である一眼レフから、ミラーレスへと時代は移り変わりました。
その恩恵から、多少は大きさや重さも改善されています。

とはいえ、100gを削ろうと工夫をする登山において、大きなカメラの占めるスペースは少なくはありません。

上の写真は僕のカメラなのですが、フルサイズと呼ばれる三つで90万円もするようなカメラとレンズです(^^;
APS-Cやマイクロフォーサーズと呼ばれる、コンパクトさを意識したカメラであればそこまでの大きさにはなりません。

耐久性や防水性は劣る

水に沈むカメラ

ミラーレス一眼レフも、通常の雨やこぼしてしまった水程度では水没しません。
また、少々雑に扱ってしまっても壊れることはありません。

ただ、水中の写真を撮る目的や、落としてしまった(転んでしまった)場合において壊れる可能性があります。
実際に、レンズと本体のつなぎ目部分が折れたなんて話は聞いたことがあります。

そこはやはり、防水性や耐衝撃性のあるコンデジは登山の強い味方になりそうです。

価格が高い

クレジットカードを渡している図

ミラーレス一眼レフはその性能故、レンズを抜きにしても安い物で5万円はします。

一万円台~購入できるコンデジと比較すると、購入する時は勇気が必要ですね。

ミラーレス一眼で綺麗な風景を撮影するためには?

次は、張り切って高いカメラを購入してしまった後のことを考えてみましょう。

実は、ミラーレス一眼で撮影したからといっていい写真が撮れるわけではありません。
これはもちろん、コンデジや性能の高いスマホで撮影する場合でも同じことが言えますね。

ここまで読んで頂いて、ミラーレス一眼レフを購入したいと思った方は、もう一度自分に合っているかを考えてみましょう。
安い買い物ではないですからね!

練習が必要

一眼レフのモニターにタッチする手

スマホのカメラのように、カメラのボタンを押せば綺麗に撮影できるというわけではありません。
むしろ、iPhoneのような高性能の頭脳を持っているほうが、AIが綺麗な写真に処理してくれます。

綺麗な山岳風景を撮影するためにも、カメラ側の設定や構図といった知識や技術を身に着ける必要があります。

撮影する時間が大切

朝日の当たる雪山の稜線越しの山頂

日中昼間写真を撮っても良いでしょう。
ですがやはり、山が美しく写る時間帯と言えば「朝焼け」と「夕焼け」でしょう。

日中に関しては、光の量が十分なので、コンデジやスマホでも十分な写真が撮れます。
ですが、朝や夕焼けを綺麗に写そうと思うのなら、そこはミラーレス一眼の出番です。

とはいえ山での朝焼けや夕焼けを見るためには、山小屋泊やテント泊、もしくはナイトハイクの必要があります。
日帰り登山で十分な方は、やはりコンデジでも十分なのかもしれません。

三脚が必要な場合も

三脚を構えて朝日を撮影する登山者

流れる雲海・星空・日の出前の薄暗い時間
登山において最も感動的な景色がみられるシチュエーションや時間帯。
これらの条件での撮影には、三脚が必要な場合だってあります。

本格的なカメラを買ったからには、後々ハマり始めたら付属品にもお金がかかってくるかもしれません。

ミラーレス一眼レフを買って感じた思いがけない利点

僕はカメラを買って7年が経過しました。
本格的にのめりこんだのは今年に入ってからですが、それまでもカメラは時折登山やそれ以外にも持ち歩いていました。

最初はミラーレスではない一眼レフですが、カメラを購入してから僕が良かったと感じた事を紹介してみます!

写真の練習になる

カメラのモニターを見ながら操作する手

いいカメラを買ったのだから、練習しなきゃと思いますよね。
そうやって練習するうちに、スマホでもなんでも綺麗に撮影できるようになりました。

カメラは写真を綺麗に撮影するだけが、所持する理由ではないと思っています。
良いカメラを所持することにより、練習→上達→満足していくことこそが、趣味の一つとして生活を楽しくするものでもあると感じます。

感性が豊かになる

カメラを構える瞬間というのは、山岳風景の何かに感動した瞬間だと思います。
そうして感動した景色を写真に収めるために、良い構図を探します。

そうこうしているうちに、見る景色の良いところ、感動したところに気付けるようになります。
いちいち感動して、心の中がやかましい感じになったりもします(笑)

登山に行きたくなる!

冬の荒島岳ナイトハイクで見た朝焼け

次はどの山に行こう?
どの景色を見に行こう?撮りに行こう?と、考えるようになります。

カメラを持つと、きっと山にもっと行きたくなります。
僕は好山病という山中毒にかかっているため、案外のめりこみすぎもおすすめできない……(^^;?

まとめ

ミラーレス一眼レフ機は重量の軽さや持ち運び、防水防塵性こそ他のカメラにかないません。
しかし、その大きさがあるからこその画質が手に入ります。

もしもこの記事を読んでいるあなたが、手軽に持ち運べるカメラを必要としているのならばコンパクトデジカメをおすすめします。
綺麗な風景を撮影したい、写真を趣味にしてみたいと考えるのであれば、ミラーレス一眼レフを思い切って選ぶことをおすすめします!

画質の良さだけではない魅力がありますよ!

ここまで読んでくれてありがとう!

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