闇テント上級者 【31日目:兵庫→直島一泊】

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うぅ、寒い!

内陸の田舎に来るだけで、こんなにも寒いものか。
贅沢な冬用シュラフを持ってきた甲斐があった。

朝飯にホットミルクとグラノーラ、それに昨日大量買いしたパンを焼いて食べる。
なんといい朝か。

結局鹿は来ず、いい眠りを与えてくれた。

目次

忘れされし県境

まずは岡山を目指して自転車を進める。
途中、福山という看板(広島の都市)を見る度に、脳内に福山雅治が流れる。
いい兆候だ、早くすすめそうな予感。

とある山道で、危険なトンネル回避のための側道を利用。
自転車はこちらと書いてあった。

だがここは、落ち葉の堆積する明らかな悪路。
ジムニーが欲しくなるこの道は、なんだかテンションがあがる。

斜度9%の無理ゲー激坂を押して登ると、峠に出た。
なんとここが県境との事。

ということで、無事岡山県に突入。

こんな忘れ去られそうな県境、通ってあげられて良かった気がする。

かぼちゃが復活

福山雅治を歌っていながら、そうそうに進路変更だ。
2日後に予定が出来た。

そこで、寄り道として直島に行くことに。

妙に腹が減るので、バナナにパンに、名物ひるぜんやきそば、肉うどん…
カロリーをガンガンに摂取する。
そうして直島に向かった。

フェリー旅は、どんなに近い所でもワクワクする。
実は直島、岡山から20分。
往復で700円ほどで行けてしまう(安っ!)

道中はアートを眺めながら行く。

これはかわいい

僕はアートに興味も理解もないので、テキトーに見ながら直島を回る(来た意味)。
仕方がない、それが僕だ笑

でもこれだけは分かる、草間彌生のかぼちゃ。
流されたと聞いていたが、どうやら復活したよう。

並んでいたので、みんなと違う構図で撮影。
なんなら君らの方が画になるよ。

トトロの停留所

直島は結構峠がキツイので、レンタサイクルは電動だ。
僕は荷物も背負っているので、到底その速度では走れない。

だが峠から見る景色は素晴らしく、遠く四国まで見晴らせる。
夕日の時間が印象的だった。

トトロの停留所という場所が、Googleマップに記されていた。
だがここ、無造作に看板が置かれただけの場所。

トトロの停留所というより、立ち入り禁止と書いてありそうなレベル。
まあ良い、一旦みれたら満足さ。

闇テント上級者

晩御飯に行ったご飯は、高いだけでそこまで美味しくなかったので割愛。

ゲストハウスはバックパッカー直島。
最も安い宿を選んだのだ。

ゲストハウスと言うのはいつも期待する。
どんな人が来るのだろう?
楽しく過ごせるだろうか?

今日は僕の他に2人のみ。
シャワーを済ませると、2人が来店してきていた。

話すと2人は山が好きなようで、オーストラリア、アメリカ、アイスランドなど、素敵な山を死ぬほど楽しんでいる。
これからもアメリカからカナダまでをロングトレイルするそうだ!

今日のゲストハウスも大正解、素敵な出会いが待っていたことに嬉しく思う。

何より話があったのは、闇テントについて。

野営地の探し方は、Googleマップで「公園」と検索。その後いい感じの場所かどうかをライブビューで確認。
Googleマップで変で河原端に緑の部分(河川敷)があることも確認するとのこと。

…全く同じだ。

こんなマニアックな経験が一致したのは初めて。

しかしこの2人、こと闇テントに置いては超上級者らしく、公園や河川敷はもちろんのこと、札幌大学の敷地内、城の敷地内といった、G級難度の場所に夜営経験があるらしい笑
キテレツな2人だ。

そんな2人からはこのメッセージ。

Tシャツに山関連の文字が入るのは、なんだか嬉しい。

2人のせい?おかげ?
なのか、僕はヨーロッパにもいきたくなってしまった。

走行距離:約100km

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