農園からのお招き 【1日目:苫小牧~滝川】

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ランドナーのアラヤフェデラル
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ピピピッ
目覚ましへの感度は良好。
4時の起床である。
なぜならここは、よく分からない公園。

恐らく、白昼堂々やっていたら、人に見られるか叱られるかもしれない。
さっさと公園を後にし、気持ちばかりゴミを1つ拾って去ります。

ランドナーのアラヤフェデラル

本日の目的地は決めず、とにかく北を目指します。
コースとしては、岩見沢や美唄という市を通るのですが、千歳や札幌の横をかすめてくイメージ。

この日は暑い!
地元民からしても、珍しくこの日は暑いらしい。
しかもここは内陸、風は吹かず補給地点にも乏しい。

ランドナーのアラヤフェデラル


「北海道広いわっ!、道長いわっ!!!」
当たり前のようなセリフが独り言として飛び出す。

そしてもうひとボヤキ
「うぅ、、フレッシュなものが食いてぇ」

そうして吸い込まれたのは、野菜の無人販売。
100円のトマトは2つ袋に入っていた。
それを買ったそばから2つとも噛じる。

「そんなとこで食ってねぇで、こっち来な」
おばーちゃんである。

無人販売と言えど奥には人が、林農園の方々にあれよあれよとサービスを受けます。


もう、初日から僕はジーンと来てしまう。

「もっと食べた方がいいよ!全部食べな!」
昭和時代のような巨大スイカを幾つも貪ります。

そして当たり前のように尿意を催す。
ちょっと、おトイレ…
「そこにしな!」
えっ、そこって、物置じゃ…
「大丈夫!大丈夫!」
いやっ、それはぁ、、、
「じゃああっちの畑でいいよ!」
もう、物置(屋外とはいえ)にも畑にも申し訳なかったので、ちょっと走って用水路に用を足しました笑

そしてもう一方、山岳で有名なAさんと仲良くなりました。

詳細は伏せますが、僕からしてみたら完全にやばい人です笑

恐る恐る名刺を渡させて貰いましたが、とっても気さくですぐに仲良くしてくれました!

ご迷惑もお掛けしましたが、温かな人達。名残惜しくも農園を去ります。
大きく手を振り、自転車を漕ぎます。
(いい出会いだなぁ)

そんなことを思いながら1人で余韻に浸ります。
暫くは自転車の速度もゆっくりと、、、

ランドナーのアラヤフェデラル

そこからはひたすら北上。

チャリで移動することの醍醐味でもあるのですが、北海道の町は昔の風貌を残した建物が多いです。


土地が広いからか、取り壊しもせず残った古家も多い。

この手のエモさがなんとも気味悪くも面白い。

つまり感傷的、センチとでも言いましょうか?(笑)

明日は雨との予報なので、寝床探しに悩まされます。
道の駅はどこも屋根無し。

そして見つけた石狩川河川敷。
ここなら人も通らず文句もあるまい!
雑草揺れる真っ暗な河川敷は、孤独ではありますが気持ちは楽です。

明日は雨が降る前に撤収するとしよう…
おやすみなさい( ˘ω˘ )zzz

2022.8/22
走行距離約140km

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