【中国深セン出身】中華アクションカメラ全15社を徹底比較

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2010年代にGoProが日本上陸してからというもの、後追いのパチモノが沢山出てきました。

そのパチモノを色々調べていると、どうやらほとんど、というか恐らくすべてが中国深センというところから生まれていました。

深センからはInsta360やDJIといった、一流企業も混ざっているのですが、中堅のアクションカメラを扱うメーカーだったり、カスだったりと、当たりはずれが酷いです。

ということで、今回は中国深センというお国柄について触れつつ、Insta360とDJIを別枠としたアクションカメラ15社について、めちゃめちゃ調べました。

要するに、GoProみたいなカメラ特集

ってことですね!

目次

今からこれらのカメラを紹介します。

メーカー所在備考欄
Insta360中国深セン(主)360度カメラ
DJI中国深セン(主)ドローン
AKASO中国深セン現在主力
MUSON中国深セン元祖パチモン2
SJCAM中国深セン元祖パチモン
WOLFANG中国深センYoutuber御用達
LeadEdge中国深セン
Surfola中国深セン
Dragon touch中国深セン
XTU中国(不明)
GOOKAM中国深セン
VBESTLIFE中国深セン
Apexcam中国深セン
グローチャー日本東京(製品は中国)広告多め
apexcam中国深セン
中華性アクションカメラ

僕が探しつくした結果、15種類のメーカーを見つけました。

以下に考察した内容を、ざっと紹介します。内容を読む上での参考になると思います。

今回のポイント
  • 1万円以下はどれも酷い
  • 1~3万円は値段なりの性能
  • 大手以外は「光の処理が苦手」
  • 中堅クラスも「何世代か前の性能」

こんなところでしょうか?

結局安いアクションカメラは、安い程性能が落ちていき、コスパ最強なんて機種は存在しませんでした。

むしろ中古価格や、大手メーカーのカメラの型落ちを狙った方が、安心感やリセールを考えたうえでお得かもしれません。

こんな感じですね。

とりあえず今回よく出てくる、中国の深センという場所について触れておきます。

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中国「深セン」とは

深圳市は中国南東に位置し、中国の本土と香港を結ぶ近代的な都市です。仕立て服から偽ブランドのバックまでさまざまな品が売られる巨大なショッピング ビルの羅湖商業城など、ショッピングの町として知られています。高さ 600 m の超高層ビルの平安国際金融センターや多くの遊園地など、現代的な建造物もあります。

Googlemapより

分かりやすい所を太字にしておきました。

とまあ深セン市は、中国の中でも重要な都市であり、近代的な都市であることが分かります。そして同時に偽ブランドバッグとして知られる町とあるように、今回アクションカメラを紹介することと密接に関連がありそうですよね。

深セン市はここ数十年で以上に発達しており、中国のシリコンバレーという二つ名を持っている都市でもあります。

偽ブランドという怪しい側面と、シリコンバレーというどうやら発達した印象を持つこの都市。では、深セン市についてなるべく簡単に、詳しく紹介していきます。

中国のシリコンバレー

前述したように、中国のシリコンバレーとも呼ばれる深セン市ですが、ひとまず本家シリコンバレーを見ていきましょう。

Apple、インテル、Google、Facebook、Yahoo!、アドビ

アメリカ合衆国がっしゅうこくサンフランシスコ市南東部,電子工業の研究所や関連企業かんれんきぎょうが集まっている地区の通称つうしょう。電子部品の半導体はんどうたいにシリコンを使うことから,「シリコンバレー」とよばれる。

キッズネット

シリコンバレーは半導体系を扱う、いわば最先端IT企業が集まったアメリカのエリア。深セン市はそれにちなんで、「中国のシリコンバレー」と呼ばれているんですよね。

深センはもともと…

と、今でこそ発達している深セン市ですが、元々はただの漁師町。

1979年→人口3万人
2022年→約1766万人

何が合ったってくらい、ここ40年ほどで変わっています。40年で500倍以上って(笑)

どうやら当時、鄧小平っていうおじさんが改革を起こし、深セン市を経済特区に指定したそう。結果、多くの出稼ぎ労働者が集まり、製造業が発達。

中国という人口の力はすさまじく、元々底力のあった中国は伸びるのも早いです。深センには特別優秀な人、知識、技術が集まり、とにかくまあ、急成長したというわけ。

4000年の歴史×人口が織りなす、深セン市の成長大爆発ってイメージですかね。

深センの平均年齢

なんと深センの平均年齢は32歳だそう。ちなみに東京23区は44.27歳らしいです。

今回紹介するInsta360のCEOも、1991年生まれだったりするそうです。僕と3歳しか変わりませんね。すごい。

【最強のアクションカメラ】中国産=悪ではなくなった

と、中国の深センという都市がスゲーってのはなんとなく伝わったと思います。

ここからは、Insta360とDJIを含める、深セン市の良い側面を中心に、中華性のアクションカメラを加えて紹介していきます。

HUAWEI

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とにかく安くてそれなりの性能がある、HUAWEIも深セン出身。日本における格安スマホの代表格みたいになり、その地位を築きました。

中国製品=粗悪品というイメージはもはやほとんどなくなってきており、ファーウェイのスマホ売り場に「中華人民共和国のメーカーです」と書かれるようになっているほど。

こうした安くてそれなりに良い製品が出来ることで、むしろ日本の家電が丁寧すぎて高いと言われるようになってしまいました。

Insta360

もはや性能において2024年現在でアクションカメラトップクラス。性能や使いやすさに気付き始めた人から、GoProからの乗り換えをし始めているほど、良製品を繰り出し続けるInsta360も深セン出身です。

打倒GoProをまずは掲げ、狙うはSONYや富士フィルムなどの大手映像メーカーを目指しているとのことで、その製品づくりや気合は毎年の新製品から感じられます。

360度という革新的な構造を持つカメラを発売して以来、その楽しさでユーザーの心を一発で掴みました。

そして何より、その難しいと思われがちな360度カメラの編集機能などを、スマホでカンタン操作できるアプリに落とし込んだのは流石ITの街、深セン出身のメーカーだなと思わされます。

大手とは言えまだまだGoProに比べたら日本での知名度は低いメーカーであり、使っていても「そのGoProは何ですか?」と言われるほど。

それでもXを中心に、GoProよりも使いやすい、夜間性能に長ける、熱暴走が抑えられるなどのレビューが出始めており、僕個人としてもよりおすすめするアクションカメラとして、最近は紹介させてもらっています。

市場拡大と共にノッているInsta360は、また今年も新しい製品で驚かせてくれる気がします。

DJI

ノッているメーカーと言えば、こちらDJIもノリノリです。

というのも、ドローン業界の爆発的な市場拡大と共に、ほぼ独占状態のDJIは当然のようにノリノリ。こちらDJIも深セン出身で、Insta360と共に高めあっている印象です。

ドローンが好調なDJIも、余裕がある財力を生かしてか、アクションカメラやジンバル系カメラなどの製品の横展開も多いです。

画質はGoProやInsta360にわずかながら劣る印象ですが、それでもGoProよりも軽い・頑丈・マウントが使いやすいなどとあって、こちらもGoProの市場に食い込んできています。

これでGoPro、Insta360、DJIの3社でアクションカメラの顧客を取り合っている感じなのですが、完全に奪い合いって訳でもないんですよね。

GoProはアクションに特化した性能を持ちますので、よりエクストリームなアクションをするユーザーに適しています。

Insta360はその性能の高さや夜間性能の高さ、使いやすさ、革新的な仕組みから、ガシェット好きやクリエイターへの訴求が強い印象です。

DJIは価格や軽さや頑丈さも含めて、よりライトな層へ届けやすい印象を受けます。

テンセント

その他には、ゲーム会社として有名なテンセントが深センでしょうか。中国系ゲームは北京・上海に続き、深センが3位とのことで、アプリ開発系にも深センは強い感じですね。

Insta360

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