Black Diamond Beta Light 45レビュー|完成度の高いULザック

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ブラックダイヤモンド ベータライト45を、新たなザックとして迎え入れてから半年以上。

1000km以上歩いてまいりました。

国内外のトレイル、これで歩きまくった

てなわけで、ベータライト45の使用感だとか、耐久性だとか、スタッキング性だとか。

ほぼ100%理解できたと思うんで、レビューしてまいりまっせ。

  • 1000km歩いた耐久性
  • スタッキング性(どのくらい入る)
  • 背負い心地はよろしいか?(肩痛くね?)
  • 耐荷重はどのくらいか(スペック通り?)
  • ポケットの使い勝手
  • 防水性だとかメンテナンス性

この辺りは良く喋れると思うで!!

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目次

素材・スペックについておさらい

まずは素材とスペックをおさらい。

項目スペック
素材本体Ultra200
補強Ultra400
サイズXS背面長=36-41cm/ウェスト=61-107cm
S背面長=39-44cm/ウェスト=69-114cm
M背面長=44-50cm/ウェスト=74-122cm
L背面長=50-55cm/ウェスト=79-130cm
総重量890g
最小重量521g(背面パッド、ヒップベルト、ステー、ストラップ取り外し時)
耐荷重18kg

890gという1kg未満のULザックながらに、ヒップベルトや背面パッドが入っている。

なおかつアルミステーが入っているんで、耐荷重は18kgULザックにしてはスペックが高い部類。

1kg未満は10kgとか多いよな。

素材は「ウルトラ」を使用していて、所謂「ダイニーマ系」をラミネートして強化したやつ。

ロングハイクを対象としたブラックダイヤモンド初のULバックパック。その生地に選ばれたのは特徴的な風合いの素材、Challenge Sailcloth社の「Ultra200」。UHMWPEコンポジット素材の中でも卓越した性能を有しており、軽量で引き裂きに強く、耐久性に優れます。裏面は100%リサイクルのRUVフィルムと主要縫製部のシームシーリングで高い防水性を確保。背面システムに目を転じれば、パッドを内蔵したランニングベストスタイルにサポート性の高いヒップべルトを搭載。軽さに加えて実用性、快適性にこだわりをみせたベータライトが、快適なULハイクへといざないます。

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ベータライトの特長は色々ありますが、箇条書きでまとめると

ベータライト45の特長箇条書き
  • 900g未満なのに18kgの耐荷重がある
  • ロールトップ式
  • 素材は「ウルトラ200」の完全防水
  • ハイドレーションの穴がある
  • 背面メッシュポケット
  • 1気室
  • 取り外せば521gまで軽くなる(ヒップベルト・背面パット・ステー・ストラップ)
  • 別売りザックが取りつく

こんな感じ。

あとは公式動画もあるので、よければ。

ここまではネットにも転がっている情報。

ここからが、僕の感想ね。

レビューしていくぜ。

僕自身、こいつをかなり気に入っていまして、称賛ポイントはめっちゃある。

なので、先にイマイチな所から突っ込んでいくね。

ベータライト45のイマイチなポイント

イマイチな所は、以下の3つ

  • 521gへの取り外しは「ほぼしない」
  • パーツの耐久性
  • 肩紐

理由を説明するね。

取り外しは「ほぼしない」

取り外したら521gになるよ、ってのは良いんですが、外すの面倒くさすぎてやらない。

パットは出したら入れるの面倒くさいし、腰ベルトも外すのめんどくせぇ。

となると、あとはアルミステーなのだけど、何ならこれは最後に抜きたいパーツ。

軽い状態で初めて抜いて良い感あるからね。

てなわけで、山行ごとにスタイルを変える、とかはほぼ無いと思う。

デイバックなら30Lの方を買って、泊りとかロングトレイルなら45Lでパーツ付けて使おうぜ。

ってのが僕の感覚かな。

パーツの耐久性

生地のultra200はかなり強い感じなのでイイんですが、細かいパーツは弱いかな。

弱いというか、小さい分物理的に弱い感じ

決して脆いとかではない。

僕がギアをかなり雑に扱う性分でして、それもあると思う。

まあ、1000km以上も使ってりゃそうなるか、って感じもある。

日帰り登山を10kmとすると、山行130日分くらい使っていると思う。

肩紐

両肩の上にある、ザックを背中に寄せるためのベルト(リフトストラップ)あるじゃん?あれが細いのよ。

細いと何がダメって、歩いているうちにだんだん緩まってくる。

気づいた時に引っ張りなおす必要があったな。

僕は面倒だったので、チェストハーネス的な所にループを通して、リフトストラップが緩まないようにしていた。

ってことで、

  • 521gへの取り外しは「ほぼしない」
  • パーツの耐久性
  • 肩紐

この三つは僕が感じたベータライトへの不満かな。

取り外し出来ないのは別にイイんだけど、パーツはもう少しデカくても良かったと思う。

っても、これだけ明確なデメリットを感じつつも、僕はかなり気に入っていました。

このザック、使いやすいんよ。

スタッキング性について|各ポケットも良き◎

ロールトップは初めて使ったんですが、思いのほか使い勝手よろしいですな。

この、ガバっと開く感じが良き。

上にかけて広くなっているんで、モノはすげー出し入れしやすい。

何なら雨蓋とかリーシュコードが無い分、手間が無いとすら思う。

芯もあるんで、ある程度は開いたまま保ってくれる。

だからモノが居れやすい。ロールトップ最高。

下から順番にスタッキングしなきゃいけませんが、泊りにある程度慣れていれば、こんなの苦にならない。

だいたい一番下に「シュラフ・テント・防寒着・クッカー・着替え」この辺りを入れると思うんで、最下層はほぼ触らない。

そしてガッチリ安定。

イメージこんな感じよね。

後はミドル層のレインや水タンクがあって、上層部にカメラとか行動食。

僕、いつも思うんですよ。

ザックの横ジッパーとか使わんくね??

使っている人いたら申し訳ないんですが、僕はいつも上からしか出さないなーって思ってたの。

だから上から出し入れしやすい、ロールトップ最高よね。ってなってる

腰ポケットデカいのが分かってる

ULザックといえど、腰ベルトのポケットがデカいのマジで分かってる。

スマホも入るレベル。

僕はいつもここに、アクションカメラと360度カメラを左右に入れていましたね。

胸ポケットいっぱいあるの分かってる

胸ポケットのメッシュがあるのも、まじ分かってる。しかも沢山。

左右に合計3つあって、このうち一つがジッパータイプのミニポーチ

メッシュにスマホ入れて。

ポーチに日焼け止めを入れて、一番細いメッシュにサングラス入れておく。

みたいな使い方をしていました。

特にロングトレイルみたいに長丁場だと、雲の具合でサングラスとったり付けたりするし、結構便利。

日焼け止めはザック内部だと潰れて阿鼻叫喚ってパターンもあるからね。

胸ポケット多いの、マジで分かってるわ。

こういう、後付けポーチみたいのをつけるのもイイんですが、これ案外重いんですよ(100gはある)

だったら最初からあると便利よねー。

胸ポケットとか、あれば絶対使うし。

ただ弱点を言うとするなら、一眼レフをつけるための「ピークデザイン」が取り付けられない。

これはある程度の厚みが必要なのと、幅制限があるんで。

サイドポケットもデカいの良き

ペットボトルが二本入っちゃうくらいの、大きなサイドポケットもかなり素敵。

この横ポケットって、数年前のザックに比べてどんどんデカくなってる感ないですか?

まじ、ナイスですよね!

ペットボトル1つ入れて終了!

左右二つあるからいいよね!?

じゃないんですよ。

浄水器とペットボトルを同時に入れる時だってあるし。

釣り竿をしまったり、ストックを二本逆さにして入れてみたり。

なんなら脱いだ上着とか帽子とか、ザックを下ろさなくても横ポケットならそのままクシャクシャポイできますからね。

スゲー入る。

ザック背負ったまま、レインとか脱ぐ時あるよね??

他にも、、、

熊スプレー、自撮り棒、朝が来て不要になったヘッドライト、しまい忘れた「ペグ」

横ポケットに入れたいものなんて、いくらでもあるんですよ!!

ですのでこのベータライト、横ポケットがデカいの使いやすいなー。

って思ってました。

背面メッシュも色々入れる

色々といっても、ここはほとんど、脱いだ上着とレインを突っ込む場所ですね。

クシャクシャにして詰め込みます。

ザック閉じちゃった、って時に、ラストの詰め込み場所ね。

背面メッシュはやっぱあった方がいいよなあ

上下のループも地味に使える

主にZライトソルやULマットを括り付けておくところですね。

上下好きな方に取り付けられます。

MAX取り付けは、上下左右にデカモノがイケます。

これだと60ℓ分以上あるんじゃね?っておもいます。

でも僕は、藪の多いロングトレイルを歩いていた時、頭上やケツ付近で木に引っかかるのが不快で、こんなカスタムもしていました。

この時は10日分の食料もテントも入っていた。

が、後ろに付けるのは落とすんで結局おすすめはしない。

落として気づかず、僕は山と道マットを無くした。

、、、まま、上下ベルトに色々括り付けられるよ!ってこと!

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1000km歩いた耐久性

ザック本体の耐久性に関しては、かなり高そうですわ。

これに関してはさすがの「Ultra200」ですね。

ややこしい分類になるんで説明は簡略化しますが、いわゆるDCFを織った後ラミネートして引き裂きに強くした生地

積層&熱圧着でラミネートするDCFは、軽さと引き裂き強度こそ最強ですが、引っかけや穴開きに弱いっていう致命的な弱点があったんですよね。

DCFはどうしても穴が空く

コイツの弱点を克服したのが、Ultraって生地で、200とか400とかはデニールみたいなもの。

織り込んであるので、その分DCFより重さは嵩むけど、弱点を克服したDCFって感じかな。

DCFよりシャカシャカ感は無く、しっかりとした張りと強度があるのが良く分かる。

これがまあ強い。

全部で1300kmくらい歩いているかな?全然平気よ。

こいつでTeAraroaとかいう、最凶のロングトレイルを歩いてきましたが、全くほつれとかは無い。

枝に引っかけたり、木に擦ったり、色々しましたが、なんなら過保護にしようと思った事すらない。

直感で「Ultra200が強い」と理解できたので、ガンガン進んだよね。

ボトムはUltra400なのも良き。

DCFのザックの方が確かに軽いんで、スペック的には魅力的。

でも、Ultra200をベースに、補強したいところUltra400使ってくれているんで、ガシガシ使える頼もしさがある。

DCFは高い&穴あきリスク。

Ultraは高いけど、耐久性もあって安心。

価格とランニングコストを考えると、最適解だと思うんよね。

Ultraの加水分解については、まだ年月が経っていないので未知数

ではありますが、海外の反応的には割と高評価。

DCFよりはやっぱりこっちの方が好きだな。摩擦に強い生地だし、たぶんずっと長持ちすると思うよ。剥離の心配はあんまりしてないかな

redditより

Ultraはなかなか丁度良いポジションかな。

細かいパーツは割れた

これはデメリットで先に紹介したけど、生地以外は弱いかな。

メッシュポケットに穴が空いたりと、当然ながら雑に扱うと破損してくる部位も出てくる。

大事に使ってくれ。

チェストハーネスとかも無事◎

チェストハーネスやヒップベルトも、負荷がかかる場所ではあるんですが、無事です◎

ここが壊れたらザックとして使えなくなるんで当然ですが、ダメになる感じは無さそう

僕はMAX20kg以上は入れちゃっていると思うんですが、引きちぎれそう、って感覚にはならない。

ロングトレイルは1週間セクションとかあるからねー。

このあたりは、さすが18kgの耐荷重だなと思いますね。

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背負い感は「かなり良い」

ウチは田舎なんで、ベータライト45が店頭に売ってなくて、45LのMサイズをネットで買ったんですよ。

ちなみ、僕は169cm/65kg/筋肉質な

スペック的に大丈夫だろうと思っていたのですが、予想通りの背負い心地というか、むしろスゲー良かったです。

前に山と道のULザック(40ℓ10kg制限)を背負ったのですが、背負い心地悪いなーって思ってたんですよね。

それ以来、ULザックへの印象はかなり悪かった。

ベータライトはそのイメージは一層されて、フツーに背負い心地は良き

やっぱり背面にアルミステーが二本内蔵されているのがデカいですね。

ステーが2本内蔵
ザックの立体感が保たれる

ステーのおかげで立体感を保ち、背中とのクリアランスが得られるってのが、蒸れ感的な快適度合いにかなり影響。

同時に耐荷重的なメリットもあるよね。

おおむね15kgくらいまでは実用レベルな感じなので、一泊とか補給がしやすいトレイルに良い感じ

逆に荷重ギリギリの18kgだと、普通に背負えるけどULザックじゃない方が楽

くらいの感覚かな。

おおよそ15kgくらいまであればかなり使いやすいよね。

ロングトレイルと相性がいいなと思ったのは、耐久性が高い事と、荷物が減るとどんどん楽になる事。

やっぱりベースが軽いのも重要。

でもフレームって、やっぱ大切だと思うんだ。

あとはざっと見ていく

この生地、Ultra200は結構厚みがあるように感じるのに、軽いってのが凄いよね。

DCFより2倍前後重いというデメリットはあれど、やっぱ引き裂き強度で抜群に優れるってのが良き。

ぼくみたいな雑ハイカーとしては、乱暴に扱えるくらいが丁度良い。

フレームがあるんで、ヘロヘロせずに形を保ってくれるのも、パッキング的な使いやすさで良き。

この軽量性と使い勝手の丁度良いくらいのスペックが、非常にお気に入りポイント。

ロールトップで閉じた後、ベルトで最後外付けできるのも良き。

色もDCF系カラーなので、渋く決まる。

ちなみにDCFスタッフサックなら、僕はこの人のがおすすめだと思った↓

何かとループがついているというか、ガジェットぶらぶらループみたいなのが無くとも、ちょっとした場所に付けれるよね。

この感じがお気に入り。

BDの専用ポーチがありまして、それとドッキングできるんですよ。

この、ベータライトサテライトバックってのを、付けられるんだ。

でも僕は、ネット採寸情報で行けると確信し、パーゴワークスを取り付けしたの↓

ね、色もイイでしょ?

このカスタマイズが出来るのも、地味に良かった。

あとやっぱ、単純にカッコいいわな。

お気に入りのザックです。

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