ただのスタッフサックに数千円。
場合によっちゃあ、1万円。
破れる可能性だってあるのにも関わらず、こんな袋一つに大金をかける。
「ナイロンで十分」と言っていた僕もついに、DCFのスタッフサックを買っちゃいましたよ、って話です。



ってのと、僕が買ったのを紹介するな。
先にネタバレしておくけど、Under Dog GearというBASEのハンドメイドショップで買っています。個人の方です。


なあに、友達でも無い、提供を受けてPRしているわけでもない、報酬が入るわけでもない。
ただ、個人だったので応援したくなりまして、こうして紹介している訳です!



あとね、モノが良かったのよ。
てなわけで、レビューに移りましょうか。
DCFのスタッフサックは高ぇ
共感者多数、「DCFスタッフサック高ぇ」案件。
とりあえず、Amazon楽天に売っているのをピックアップ。
RIDGE MOUNTAIN GEARってところはこの値段。
8Lサイズ、リーシュタイプ
Hyperlite Mountain Gearは有名だけど、ひっくり返りそうな値段している。
あとはもう、Amazon楽天以外のECサイトに、それぞれあるかな、くらい。





基本、大手ECサイトにはそんな出てないんよな。
山旅・Yamapストア・hinataからも出ていますが、これらもそこそこ高い。
なのでBASEやCreemaなど、ハンドメイド系の個人から買うのが安い。



これ重要。
で調べましたところ、Under Dog Gearさんから良心的な価格でリリースされていたんで、こちらを購入。


External Storage Dry Bag [外付けするドライバッグ]
という商品でして、ロールトップザックに括り付けるためのループがあるのが良き。
こちらをレビューしてまいる。
ざっくりこんな商品
さっきの写真は、既に1000km以上ロングトレイルで使い込んだ後の状態なので、生地がだいぶ馴染んでいましたが、使い始めはDCFらしいツルツルパリパリです↓


こんな感じに、ループ部分にロールトップザックのベルトを回すと、ザックに取り付けできるんですよね。
だから、External Storage Dry Bag [外付けするドライバッグ]


ほぼ同時に買った、BDのベータライト45と色の相性も良かったんで、見た目的にも買いでしたよね。
開口部にはちょっとしたボタンが付いているので、センターを決めやすい。


わずかなこだわりが感じられる。
思った以上に入ったので、僕はロングトレイルの着替えの大半をここに入れていました。


そしてやっぱり思いますね、DCFって確かに軽いわ。
さすがに1000km以上歩きましたし、TeAraroaとかいう割と過酷なトレイルを歩いていたんで、小さな穴は開いちゃいました。


何度も木にぶつけていたんで、この点は外付けするリスクですね。
破れはDCF生地そのもの問題なので、耐久性に関しての評価は、下記で説明します「製造工程」にあると思っています。
Under Dog Gearのはボンディング圧着で作っている
DCFは軽くて最強のイメージがあるんですが、縫いに弱いんです。
だから本当は縫いたくないのですが、僕がいろいろ調べた感じ、日本に流通するDCFスタッフバックの多くが「縫い」で作られていました。



対してUnder Dog Gearのは、基本的に「圧着」で作っているらしい。
1. 縫うと弱くなる
これがいちばん大きな欠点だと思っています。DCFは素材自体の防水性が売りなのに、ミシンで縫った瞬間に針穴ができる。その針穴から水が入る。しかも縫い目に力がかかると、針穴が広がって生地が裂けやすくなる。せっかくの防水素材なのに、縫い目のせいで性能が台無しになる。「DCF製なのに浸水した」というレビューを見かけることがありますが、原因のほとんどはこれです。素材の問題ではなく、作り方の問題。
Under Dog Gear
これに関しては確かでして、DCFってのはダイニーマ繊維を「積層+ラミネート圧着」で作っていまして、イメージの時点で穴に弱そうよね。
いわば、タイベックの分子量の超高密度バージョンかつラミネートされている感じ。
DCFは本来引き裂きには強いんだけども、穴が空くとそこがウィークポイントとなる特性があるんです。



普通の縫い系生地とは違うんよね。
このDCFの「縫いに対する弱さ」が懸念点すぎて、昨今では「Ultra」とかいう縫いタイプのダイニーマ系が人気出ているほど。(でもUltraはやや重いのでザックとかで使われる)。
ようするに結論、DCFはあんま縫っちゃダメなのですよ。
でも、例えばGsMALLに売っているこちらの製品なんかは↓


GsMALL
ガッツリ全方位を縫ってある。
圧着ではなく「縫い」なのですよね。



これじゃあね、DCF本来の強度は出ないんですよ。
こちらの山旅ショップのスタッフバックなんかも、シーム加工はされているとアピールされていますが、やっぱり「縫い」です。


本体の縫い目はダイニーマテープでシーム加工されており、極限まで軽量化にこだわっています。
YAMATABI
ぶっちゃけこれならば、自作でもできるんですよ。
DCFはつるつるパリパリなので難しそうですが、縫いなら出来んことも無い。



ですので、個人的にはこの辺りはあまり価値は薄いかなと思った。
対してUnder Dog Gearのは、基本的にボンディング加工。




マチの部分まで圧着なので、これが立体感を作って使いやすさにも貢献している感あり。
それでいて、さすがに圧着するにはDIYじゃあ厳しい。
たどり着いたのが、ボンディングという製法でした。生地同士を熱と接着で貼り合わせる。縫い目がない分だけ軽くなるし、防水性も保てる。ただ、当時は日本語の情報がほとんどなくて、アメリカのガレージメーカーのブログやフォーラムを読み漁りました。見よう見まねで試して、失敗して、また試して。誰かに教わったわけではない。独学で、なんとか自分のやり方を見つけた、という感じです。
Under Dog Gear BASEshop


一部ループに針を通している個所はありますが、もちろん裏は圧着で補強されています。



この施工方法しているだけでも、他より価値が高いと思うんよ。
ここの商品は、DCF本来の強度を活かしたまま作られているので、他のDCF製品よりも実質的に強いハズです。
ここまでが商品のクオリティの話。
次にやべーと思ったのが、対応が全部神がかっているんですよ。
対応が全部「神がかっている」
まず、基本的に無料で修理してくれるらしい。
修理は基本無料


Under Dog Gearの製品を長く、快適にお使いいただくために、修理サービスを始めます。
基本無償でお修理させていただきます。
ご愛用のアイテムを新たな旅へとお送りしましょう。



神過ぎるでしょうが。
- 他より安い
- 他より良い作り方している
- なのに修理が無料とか
バグってるって。
そんでもって、このご時世に値下げとか訳の分からないムーブをしている。
一部製品の「値下げ」


これまで原材料の仕入れにかかるコストが高く、価格に反映せざるを得ませんでしたが、今年になって一部の原材料をまとめて仕入れられるようになったことで、コストを抑えられるようになりました。高価な素材ですが、その恩恵を少しでも還元したいと思い、今回の価格改定を決定しました。
まとめて仕入れられるようになったから、コストが下がったんで値下げします!
って、、、
まとめて仕入れられるようになったのって、あなたの実績と行動のたまものだとおもうのですよ。



ただでさえコスパ良いのに、これもバグってる。
ストーカーのようで申し訳ないのですが、ショップのBlogを読んでいたら、神対応色々出てきたのでまとめておきました。
勝手に応援・リスペクト
負け犬ではない。噛ませ犬だ。




ショップ(BASEサイト)の雰囲気もなんだかよろしいし、モノづくりに対してちゃんと向き合っている感がありました。
商品もちゃんと作り込まれていましたし、対応も神。
お仲間に紹介したくなりましたので、勝手ながら紹介させてもらいました。


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