【最強はコレ】ニーズで選ぶ山岳テント⑪選【手軽さ?コスパ?強さ?】

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テントは高い買い物、長い付き合い。

そう、テント選びは失敗したくないんですよ!

たなりょう

どうも!アバウトドアです!

テントって、どれも似たような形なのよね…

高い買い物だからなるべく抑えたいし…

ただでさえテント泊なんて心配
丈夫なものが欲しいんです…

結局どれがいいんじゃ!!
教えてくれ!!(笑)

分かります!

非常に、非常に悩みますよね(^^;

たなりょう

僕もめちゃくちゃ悩んだんや

結局のところ僕は皆様に右ならえをして、無難に無難に「モンベルのステラリッジ2」を購入致しまして。

それから100泊以上のテント泊、色んなテントも見て体験もしました。

ステラリッジも悪くはないですが。

悪くはないですがっ!

経験と知識を積んだら、思うところも多くできました。

たなりょう

と、言うことで!!

超定番テント・素材や作りのこだわり・コストパフォーマンスなどなど…

ここでは、様々なニーズに沿えるであろうテントを紹介していきます!

目次

まずは除外するテント(条件)を指定

最強テントを名乗らせる以上、適当に選定してはいけませんよね。

ということで、以下の条件を外しました。

除外するテント
  • ワンポールテント(非自立式)
  • シングルウォール
  • 山岳テント以外

ワンポールテント(非自立式)

前提として、僕はワンポールテント支持派です。

そのビジュアルと軽量性は、大いなる利点だから。

ですがやはり、「使いにくいな」と思う場面も多いのがワンポールテント。

決して初心者向けではないことから、ここでは除外しています。

同じく「非自立式テント」も除外。

気になる方は、こちらでどうぞ!

シングルウォール

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シングルウォールは、テントというよりシェルターの分類。

結露や快適性の問題から、最強とは言えないですね。

山岳テント以外

結構気を付けてほしいのが、適当なサイトでは、山岳テント以外も紹介されているということ。

例えばクロノスドームは、メインはソロキャンプ用。

それなのに、たいして理由も説明もなく、これらのテントを紹介しているサイトがあるので注意してください。

ここでは少なくとも、微妙なテントを紹介するときはちゃんと説明します。

たなりょう

ここからは、ようやくおすすめテントを紹介していくで!!

【定番にして最強】多くの方に選ばれているテント

まずは定番テントから。

初めてのテントですので、多くの人が使っているテントは間違いないですね。

そんな、定番最強テントを5つ紹介していきます!

ブランドテント重量価格
モンベルステラリッジ1430g51,480
アライエアライズ1550g48,400
MSRハバハバシールド1470g88,000
ニーモタニ1180g67,100
ファイントラックカイナドーム1310g68,200
定番山岳テントを比較(1~2人用)

モンベル ステラリッジ2

間違いなく、日本一使われているテントでしょう。

2019年より、カラーバリエーションが増えたのがありがたい。

以前は黄色一色だったので、その被り様はどうしようもありませんでした(笑)

そんな僕もステラリッジを使っていますが、何十回使ってもしっかり現役。

価格・軽量性・耐久性・居住性。
バランスの話をすると、コイツの右に出るものはいないくらい。

2019年モデルより、色も増えたし使いやすさも改善(吊り下げ式に)。

良くも悪くも、最も無難なテントになります。

どうしても最終迷ったらコレ!(笑)

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アライテント エアライズ2

左がエアライズ

モンベルの次に定番のテントは?

そう聞かれたら、「アライのエアライズでしょう」と答えます。

モンベル4:アライ3:その他3
こんなもんな気がします。

そして、実は最も安定しているんじゃないか?
と思うテントでもあります。

ブランドテント重量価格
モンベルステラリッジ1430g51,480
アライエアライズ1550g48,400
エアライズとステラリッジを比較

定番テントの中では、最も重量がありますが、最安値でもあります。

吊り下げ式ではないですが、スリーブ式な分耐風性もアライテントに軍配が上がります。

コスパと安心感という二面では、エアライズが一番優れていると言えそうです。

安心感で選ぶならエアライズ!

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ニーモ タニ2P

出典:NEMO

グリーンのカラーと、イケメンロゴが魅力的なニーモ。

ですが本性は、そんな見せかけにはありませんでした。

タニの魅力は、以下の二つ。

フライがシルナイロン
定番テントのうち、最軽量

最軽量なのは、表を見ればなるほど。

ブランドテント重量価格
モンベルステラリッジ1430g51,480
ニーモタニ1180g67,100
ステラリッジとタニを比較

シルナイロンと言われても難しいと思うので、以下で簡単に補足しておきます。

シルナイロンのメリット(ポリウレタンと比較)
  • 引き裂き強度は3~6倍
  • 耐年数が約3倍
  • 耐水性もPUを上回る。

ざっと一言で言いますと、PUコーティングの上位互換です。

詳しく知りたい方は、以下でガッツリ解説しています。

価格も高く、最定番ではないでしょう。

ですが、実は魅力しかないニーモのタニでした。

素材の良さで選ぶならニーモのタニ!

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MSR ハバハバシールド2

以前より、紅白カラーに強く魅力を感じておりました、MSRです。

2022年よりフルモデルチェンジをし、レッド&タンにカラーチェンジしていますね。

たなりょう

どちらにせよカッコいいぜ!

モデルチェンジ以降かは定かでないですが、フライシートは「片面シルナイロン」になっています。

最近は、ユーザー視点(機能)とメーカー視点(作りやすさ)がマッチした、片面シルナイロンが増えている印象です。

この価格を許容できるのならば(笑)

エムエスアール(MSR)
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一応紹介しましたが、この価格は大いなるデメリットでしかありませんね。

ファイントラック カミナドーム2

出典:ファイントラック

隠れた名品と言えば?

と聞かれれば、ファイントラックのカミナドームです。

モンベル・アライ・ファインの国産3社のうち、唯一のサイドオープン。

個人的には、入り口はサイドのほうが使いやすく感じます(前室も広い)。

出典:ファイントラック

素材も作りこまれていて、ファスナー周りに「ダイニーマ」を使っているよう。

ダイニーマは、史上最強の素材とも称され、重量に対する強度がブッチギリ。

その差、スチールの15倍だそう。

その分ダイニーマのテントは、10万超えになったりもするのが難点。

カミナドームは、要所に使うことで、コストをなるべく抑えているのでしょう。

たなりょう

要所を強化するという点では、トレッキングポールの「石突」のようなものでしょうか。

従業員が40人の、比較的小さなブランドです。

良いテントですが、品切れになっていたりするのがちょっとした難点ですね。

国産最強はファイントラック!(カミナドーム)

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【手軽さこそ最強】吊り下げ式

テントは慣れれば5分で設営可能です。

それでも風の強い稜線で、よりパパっと立てれる安心感が欲しいですよね?

実は、初心者でも5分で設営できるテントがあったのです。

ゼログラム エルチャンテン

ゼログラムのテント
出典:ZEROGRAM

ポールを組んだら、下から順に吊り下げクリップを引っかけていくだけ!

公式では3分設営と書いてありますが、おそらく慣れれば本当に3分でしょう。

やっぱり設営の楽ちんさに関しては、Twitterでは称賛されていますね。

ZEROGRAMは韓国のブランドですが、全く無問題。

使っているポールは、モンベルやその他一流と同じく「DAC」のポール※を使っています。
(※最大手ポールメーカー)

設営が最も楽ちんなのは、エルチャンテン!

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尚、品切れゆえ転売価格に注意…

【軽量にして最強】最も軽い自立式テント

どこまで拘ったとしても、捨てきれない項目が「軽量性」。

最近のトレンドだし、軽量性にブッチぎってやろうぜ!

ということで、数ある中から「コレだろ!」って思う2種を紹介します!

ニーモ ホーネットストーム1P

出典:NEMO

最小重量:760g(1P)

軽量テントもここまで来たか…

そう思わせられるテントです。

そして、「軽量のクセして、こんなに中身充実してんのか」。

とも、思います(笑)

魅力を伝えようとすると圧迫しますので、軽量が気になる方はこちらをどうぞ!

軽量テントならコレ!

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ニーモ ホーネットエリート1P

ニーモ ホーネットエリートオズモ
出典:NEMO

最小重量:675g(1P)

ホーネットストームの兄貴分にして、史上最軽量の自立式テント。

フライに使われているのが、オズモファブリックという最新素材。

PUよりも優れているとされる、シルナイロンを使わないとは!

どんな優れたテントなのか、気になって仕方ありません(笑)

ここでアツくなりすぎても仕方ないので、気になる方はどうぞ!

僕が一番気になっているテントです。

現在入手困難!(涙)

【元祖最強】10年もののテント

僕がわざわざ優れたテントを並べずとも、昔から最強の称号を名乗ってきたテントがあります。

ヒルバーグ ソウロBL

出典:ヒルバーグ

10年使い続けられるテントと言えば、シルナイロン。

シルナイロンといえばヒルバーグ。

ヒルバーグといえば最強(笑)

コレくらいには、最強です。

140,000円以上するので、普通はおすすめしません(笑)

【コスパ最強】中華性テント

アリかナシかと問われれば、ナシ寄りの「アリ」。

爆風稜線での保障こそできませんが、台風程度であれば耐えてくれますね。

ネイチャーハイク クラウドアップ

出典:ネイチャーハイク

驚くことに、シルナイロン製。

フライの品質に関しては、アライやモンベルを超えているかもしれません。

難点は、若干重いことと、ポールがDACじゃないこと。

僕もネイハイのテントは使っていますが、確かに他のブランドよりもフレームが弱いです。

涸沢カール、2500m程度のテント場くらいまでなら、おおむね大丈夫でしょうが、、、

槍や木曽駒山頂のテント場などは、爆風が吹いていると折れるかも(^^;

案外山でも見かける、ネイチャーハイクのクラウドアップ

モビガーデン LIGHT WINGS

出典:MOBI GARDEN

かねてより、良い良いと言い続けているブランド。

ネイハイが総合アウトドアブランドに対し、モビガーデンはテントブランド。

テントへのこだわりは、一回り強いです。

その分ちょこっと高いですが(^^;

楽ちん設営、快適居住性。

ネイハイよりも高いと言えど、良い選択ですね。

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