最新の360°カメラは気になりませんか?
今回ぼくは、Insta360の最新機種であるX3。
こちらを使う機会がありましたので、皆さんに360°カメラと親しんでもらえるようなレビューをしたいと思います!
ちなみに、僕が使ったカメラはこんな感じ。
Nikon Z6Ⅱ
GoPro 6,10,11
Insta360 ONE RS
そして今回のX3です!
前半は基本性能やInsta360でできることを解説。
後半に、X3を使ってみた感覚的なレビューを紹介していこうかと思います!
性能について知りたい方は最初から!
レビューを聞きたい方は、ざっと後半から!
では参りましょう!!
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基本性能
Insta 360 X3 | |
---|---|
絞り | F1.9 |
写真解像度 | 7200万画素 |
動画解像度 | 5.7K(30fps)/4K(60fps) |
シングルレンズモード | 4K(30fps) |
動画ビットレート | 120 Mbps |
防水 | 10m |
充電 | Type-C |
バッテリー | 1800mAh |
サイズ | 114.0 x 46.0 x 33.1mm(縦長) |
重量 | 180g(本体のみ) |
動作温度 | -20~40℃ |
ざっと性能を記載しました。
正直いいまして、画質だとかfpsだとかの動画性能、これに関しては、youtubeやSNSのサイズには超絶オーバースペック。
もちろん軽く解説も致しますが、それよりも
「使っていて楽しいカメラ」
「X3かRSのどっちが自分に合うか」
という事を重点的に、考えてみるといいかと思います!
とは言えひとまず、性能を詳しく解説!
【5.7K】画質とかfpsとかは完全体
GoProもそうですが、カメラの性能はバチクソ上がっています。
だいたい5年前くらいからでしょうか?
youtubeやSNSはスマフォで見ることがほとんどかと思います。
ノートPCですら、4K対応を持っている人はごくわずかかと。
そんな中、画質をいくら上げたとしても、データ容量がかさむばかりですね(笑)
5.7K(30fps)
4K(60fps)
とにかくすごいんです!
こんな風に感じて頂ければと(笑)
※ちなみに360動画の5.7Kというのは、レンズが2個ついているから単純に大きくなります。
【10m防水】水中性能
10m防水というのは、Goproなどほかのアクションカメラと同等、ハイスペック。
体験ダイビングですら5mが限界と言われますので、ケース無しで防水性能はラクラククリアですね!
ちなみにですが、RSの場合は5m防水なので、ちょっと取扱注意かも。
【ー20℃】低温に強い
Insta360は、低温にめっぽう強いのが利点。
GoProの通常バッテリーは0℃。
寒冷用青バッテリーでも、ー10℃対応です。
それに対して、Insta360バッテリーはー20℃対応。
1月2月にスノボ撮影したい場合や、バックカントリーの方には非常に嬉しい所ですね!
とりあえず性能はコレくらいにしておきましょう!
続いてはワクワク!
Insta360でどんなことが出来るのか?
めっちゃ楽しく快適なアクションカメラであることを、説明できたらいいな!
と、思っています。
どんなことが出来る?
360°カメラって、こんなのをイメージしている方はいませんか?
正直僕は、最初こんな認識でした(笑)
まあ、間違ってはいないのですが…
正直なところ
こんな地球みたいな動画(画像)撮れてもしゃーないw
ですよね(笑)
もしあなたが、Insta360についての魅力を100%知っている訳ではないなら、この記事をぜひ読んで頂きたいです!
タイトルとは裏腹に、Insta360への愛が詰まっています(笑)
【360カメラ楽しい】アクションカメラと全く別物
ひとまずこの、Insta360の公式動画を見て頂ければ、ワクワクがインプットされるはず(笑)
アクションしながら自分を撮影するというのは、GoProなどほかのアクションカメラにはできない芸当。
自分の姿や思い出を残したり、楽し気な表情を撮影することに関して、Insta360を超えるものは無いと思っています。
ですが同時に、こんなことも思うかも。
こんなカッコいいアクション出来ないよ!
それ、僕も思います!
でも案外、大したことをしてなくても楽しい動画は撮れたりするものかも?
大した事しなくても楽しい
見えない自撮り棒と言われる、要するにただの自撮り棒で撮影するだけで、バチクソ楽しいです。
本当に消えちゃうので、基本的に自撮り棒を使って遊ぶことがほとんど。
載せた動画は、自撮り棒で遊んだ様子を編集して作った動画です。
人物追跡はワンタップ。
編集には便利なGoProアプリを使いました。
たまに第3者目線からの場面も交えますが…
360°撮影しているので、自撮りも他撮りも同時に出来ているんですね!
僕のような素人が、棒を持って歩いたりスノボしているだけです(笑)
自撮り棒が見えなくなるだけで、こんなに楽しく動画編集ができるなんて!
専用アプリが優秀
さっきの動画はちょっと難しそう…
そう思った方もいるかもしれません。
大丈夫!
コレくらいの動画なら、3分で作れます(笑)
しかも通常スペックのスマフォ(iPhone)があれば。
嘘だ!
って思いそうですが、まじなんですよ。
AIが処理してくれるので、適当に映えそうな箇所をクロップしてくれます。
アプリ性能的には、GoProアプリより優れている印象ですね。
このアプリが、端末購入にて無料提供されるというのは、ホント神。
動画から写真をクロップ
動画を撮影すれば、必然的に写真を作り出せます。
好きな箇所で止めて、「動画から画像をクロップ」を押すだけ。
横向きでも
いいタイミングを逃しません。
縦でも
足元から撮影した画像なんてのは、自撮り棒&360°画角のみの特権!
画角を調整しないと撮影できない、GoProには無い利点でございます。
それではお次!
ONE RS所持者の僕が、X3を友人に借りて使ってみましたレビューです。
購入は公式サイトがお得です!
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手に持った感じ
なんかイイ(笑)
ONE RSはどうしても横型。
ゴツっとした持ち心地。
対してX3は縦長です。
なんと手のひらに収まりやすいことでしょう。
その時のなんとも言えない心地よさと言えば、新しい携帯電話を持った時の、しばらく触っていたくなるあの感覚に似ています(笑)
ガラケー未経験世代の場合は何にしましょう?
ケースに入れる前のiPhoneとでも言いましょうか?
小さくて持ちやすくありませんか?(笑)
ボタンも押しやすい
ON/OFFスイッチや録画開始ボタンは、側面についています。
おかげさまで、スッと握った位置にボタンがあります。
「今だっ!」
って感じのアクションの時、なるべく早くボタンが押せそう。
では、ちょいと操作してみましょうか。
割とずっしり
それもそのはず、ケース込みが前提のRSと比較しても、そこまで重さに差がありません。
iPhone14の重量が172gとのことなので、ケースに入れないiPhoneと同じくらいの重さ感覚でしょう。
ずっしりとは言いましたが
軽いっちゃ軽いですね(笑)
あくまで見た目より身が詰まっている感じ。
扱ってみた感じ
画面がデカくてイイ
ONE RSやX2と比較しても、画面のデカさがよく分かります。
それも画面のコントラストや画質も多分イイ。
RSより明らかに見やすい画面をしています。
この大きさは、天気のいい日なんかに視認性がめっちゃ上がりそう。
だいたいGoPro HERO11くらいの画面サイズと見やすさでした。
デカいのでもちろん、スワイプがめちゃくちゃ楽。
スノボだとかスキーだとか、グローブをした状態の扱いが多分楽。
かといって画面端は反応しないので、誤操作も少なさそうです。
【写真が撮りやすい】シングルレンズがめっちゃ楽
個人的に一番感動したのが、シングルレンズモード。
かねてより僕は、比較の際にこう言っていました。
RSの4Kレンズに交換するの面倒くさいで
だったらX3のシングルレンズモードで十分だと思うよ!
ONE RSの4Kレンズというのは、ほとんどGoProほどの性能を持ち、確かに優秀です。
が、
「広角写真を撮影したい!」
「一人称視点で動画を撮りたい!」
こんな時、いちいちレンズを交換する手間があるのです。
動画の性能は
RSが4K(60fps)に対し、
X3は4K(30fps)の違い。
60fpsと30fpsの違いについては、動画の滑らかさの違いです。
60fpsのほうが良く見るとなめらかですが、アクションカメラは滑らかすぎても迫力に欠けますね。
そのほか手振れの性能がRSのほうが良かったりもしますが…
正直歩いて撮影する程度ならば、そんなに気にならない。
というのが、RS所持者としての率直な感想。
それよりも、ポチっと押すだけでレンズモードが切り替わる。
自撮りモードもボタン一つ。
まるでiPhoneのような簡単操作。
めちゃくちゃ楽ですね。
鬼滅verもあるよ
結構斬新な事をしてくるなぁって思いました(笑)
実はInsta360の社長さん、通称JKって言うお兄さんなのですが、どうやら日本のアニメが好きなようで。
もちろん鬼滅も例外なく好きだそうで、半分趣味が高じたんでしょうね(笑)
僕もアニメ好きなので、ちょっと親近感沸きました。
\ 気になるよね? 気になるよね!?/
どちらでもどうぞ(笑)
X3のデメリット
アクションカメラとしてはRSが優秀
先ほども触れましたが、アクションカメラとしては、レンズ交換ができるRSのほうが優秀。
特にバイクやトレイルランなど、手振れ性能が求められる場合はRSでもいいかも。
逆に言えば、歩いて撮影するのがメインならX3で十分です。
自撮り棒とセットで長くなる
これは良い所でも悪い所でもありますが、全体的に縦長です。
自撮り棒につけたまま持ち運ぶことが多いであろうInsta360。
確かにX3はポケットに入れやすいですが、その分出てきやすい。
RSはモッコリするので、ポケットから落ちる心配は少なそうです。
雑にポケットに入れて歩こうなんて場合は、リーシュコードなどを付けた方が無難ですね。
総合評価(RSとどっちがいい?)
最後にどっちにするか的な振り分けを、個人的な感想からお話しして終わりにしようかと思います!
Insta 360 X3 | Insta360 ONE RS | |
---|---|---|
アクションカメラ | 4K30fps(これでも十分) | 4K60fps(Goproに近い性能) |
動画 | 5.7K | 5.7K |
防水 | 10m | 5m |
動画ビットレート | 120 Mbps | 100 Mbps |
写真解像度 | 360°でとるならコッチ | 4Kレンズで撮るならコッチ |
ポケット | X3のほうが入れやすい | 微妙なサイズ感 |
重量 | 180g(本体のみ) | 186g(ケース込み) |
insta360がメインで気になっている人
つまりは
「360動画を編集してみたい!」
みたいな人は、X3でいいかと。
操作性はX3が圧倒的に高く、性能もバッテリーも上です。
GoProも欲しいなー、的な人
それに関しては、2台買うより圧倒的にお得なONE RS一択だと思います。
RSの4Kレンズは、最新のGoProより若干劣りはしますが、HERO Black 8くらいの性能は持ちます。
ほぼ同価格で両方手に入るみたいなものなので、RSがいいなーと思います。
旅行や登山程度
旅行・登山・ハイキング・日々の思いでの記録・スノーボード(ゲレンデ)程度であれば、ONE X3で十分なスペック。
雑に持っていても気にならないくらいの手振れ補正なので、上記のアクティビティならばこちらの方が簡単!
マウンテンバイク・トレランなど
マウンテンバイク、トレラン、スキースノボ(ゲレンデ外)など、手振れが多そうなやつですね。
こちらは4Kレンズの高性能さが役に立ってくるかもしれません。
一人称視点での迫力がある動画も、4Kレンズなら撮影しやすいですね!