シルナイロンといえば、あのツルツルとした生地のテント。
最近は、中国発のブランドやガレージブランドが多く採用しています。
そんなシルナイロン、実は耐久性や撥水性において、従来のポリウレタンよりも優れた素材として認められつつありますよね!
もしかして、既にシルナイロンの有能性について、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんなシルナイロン製のテントについての紹介と、製品を探せる限りピックアップしてみました!
正確に言えば、シルナイロン製のテントブランドを紹介します!
メジャーなブランドから、マイナーなブランドまで発見しました!
各ブランドのシルナイロン製テントの代表格をピックアップしてみますので、テント選びの間口となればいいな!
そう思っています!
では参りますっ!
シルナイロンの何がそんなに良いんだ?
シルナイロン製のテントの利点はこの3つ!
- ポリウレタンよりも耐水性が高い
- ポリウレタンよりも引き裂き強度が高い
- 経年劣化(加水分解)しない
どれもテントを選ぶうえで、非常に重要な判断材料ですよね。
特に、フライシートが抱える悩みの種である「加水分解」。
これを克服した素材というだけでも、シルナイロンの利点は十二分です。
以下の記事で、シルナイロンとポリウレタンについて力説してあります。
本気で作成した記事でもあるので、「コイツの記事を評価してやる!」くらいの思いで見ていただけると幸いです(笑)
ポリウレタンとシルナイロンの違いについて知っていない方は多いかもしれませんが、知らずにギアを購入していると結構損しているかもしれません。
シルナイロンは最近流行ってきているので、知ってて損はないと思います。
既に知っているよ!
それでも興味がないよ!
って方は続きをさらっとご覧ください。
ポリウレタンとシルナイロンの違いを図解
まずは従来のフライシートによく使われている、ポリウレタン。
テント生地であるナイロンの裏地として、ポリウレタン皮膜が張り付けられている状態。
この裏地が防水性の役割をするのですが、この裏地が加水分解を起こしてボロボロになります。
一方でシルナイロンは、テント生地のナイロンは同じくして、生地事態にシリコンが染み込んだ状態。
よって、生地そのものが撥水と防水の役割を持ちます。
染み込んだシリコンはあらゆる耐久性が高く、寿命も10年モノとも評されます。
ポリウレタンより耐久性が高い
上記はテントとザックをメインに取り扱う、ウルトラライト主体のブランド「3F UL GEAR」から拝借しましたデータ。
単位はニュートン(N)
これは引き裂き強度を表すグラフになります。
シリコンが素材に染み込んでいる分、ポリウレタンよりも耐久性が3倍も高くなっています。
ポリウレタンよりも耐水性が高い
シリコンが染み込んでいるので、皮膜であるポリウレタンよりも優れた耐水性を持ちます。
平均として5,000mm程度が多いところ。
一方ポリウレタンは1000~3000mm程度と、思ったより心もとない数値であったことに驚かされます。
実はモンベルのステラリッジですら、耐水性は1000mmしかありません。
(ステラリッジはポリウレタンコーティング)
なにより劣化しない
このデータの単位は年(Years)
つまり、経年劣化するまでの耐年数を表しています。
経年劣化の項目でも、シルナイロンはポリウレタンの3倍の数値を叩き出してます。
シルナイロンのデメリット
- ツルツルしすぎる
- シームテープが張れない
シルナイロンはシリコンです。
潤滑スプレーにも使われるくらい、ツルツルの素材なんですよね…
シルナイロン製のテントは、床がツルツルなのでマットがよく滑ります。
寝相が悪い人は、寝ているときにエアマットがずれているなんてことも。
僕だね!
といっても、ツルツルのエアマットでもない限りそこまで気にするものでもありません。
キャンプ向けのマットは、滑り止めとかあるし。
あとは、シーム部分にシーリングをぬりぬりする必要があることでしょうか。
買ってすぐに使えるわけではないのが難点ですね。
とまあ、シルナイロンについての解説はこんな感じや!!
それをより詳しく書いているのが以下の記事になりますね。
じゃあ次は、ようやくテントを紹介していくよ!
シルナイロンのテント、高いと思いきや案外安いのも多いのよね!
コスパはめっちゃいいかも。
シルナイロンを扱うテントブランド一覧
登山向きとキャンプ向きに分けてはみましたが、シルナイロン製のテントはほとんどが登山向き。
調べられる限りすべてを出し尽くしましたが、シルナイロンを扱うブランドは非常に少ないことがわかりました。
中華メーカーやガレージブランドが多いですが、完成度の高い公式HPを有するところが多いです。
適当なブランドは少なく、どちらかというと「やりよるブランド」がシルナイロンを扱っている印象。
ブランド | テント | 価格 | 国 |
---|---|---|---|
ネイチャーハイク | CloudUp2 | 21,800 | 中国 |
モビガーデン | LIGHT WINGS 1 | 28,800 | 中国 |
3F UL GEAR | ランシャンプロ1 | 25,977 | 中国 |
ゼログラム | EL Chalten | 79,200 | 中国 |
six moon designs | ルナーソロ | 69,980 | アメリカ |
ローカスギア | クフ | 59,000 | 日本 |
シークアウトサイド | シマロン | 93,280 | アメリカ |
ニーモ | タニ1 | 60,500 | アメリカ |
ヒルバーグ | ソウロ | 121,000 | スウェーデン |
パーゴワークス | ニンジャテント | (ー) | 日本 |
アスタギア | Windchaser | ($) | 中国 |
Aricxi | ポールテント | 14,990 | 中国 |
タープテント | ダブルレインボー | 62,439 | アメリカ |
ゴッサマーギア | THE ONE | 52,800 | アメリカ |
各青文字の名前を押すと、紹介解説部分にページ内ジャンプします!
ブランド | テント | 価格(Amazon) | 国 |
---|---|---|---|
ネイチャーハイク | ハイビー4 | 28,900 | 中国 |
3F UL GEAR | ランシャンプロ2 | 35,510 | 中国 |
ゼログラム | SILVER PASS A Shelter | 55,000 | 中国 |
Aricxi | ?? | (-) | 中国 |
シークアウトサイド | レッドクリフ | 137,700 | アメリカ |
ニーモ | ヘキサライト | 93,500 | アメリカ |
では!
一個ずつ紹介していくで!!
登山向けシルナイロンテント
ネイチャーハイク クラウドアップ
中国アウトドアメーカーの中でも、今や知らない人は少ないのではないでしょうか?
代表格のネイチャーハイクのテントも、上位モデルのみにシルナイロンが採用されています。
- フライ:20D Silicone Nylon
- 耐水性:4,000mm
- 総重量:1.4㎏
- 価 格:15,990円
ネイチャーハイクのテントの上位モデルにしてオールラウンドテントのクラウドアップシリーズ。
セール時には1万円程度で買えてしまうのがネイチャーハイクですが、クラウドアップシリーズはちょこっと高いです。
といっても、2万円(笑)
シルナイロン製にしては破格よね
中国のメーカーなので不安はあるかもしれませんが、中国の技術は確実に進歩しているとみて取れます。
モンベル、アライ、その他ガレージブランドにおいても、ポールはDAC製(ポール最大手メーカー)を採用しているしていることが多いです。
対してネイチャーハイクを含めた中華ブランドは、DAC製を採用していないのがほとんど。
それはデメリットと言えるかもしれません。
耐風性に関しては、数値で表してくれなければなんとも言えませんからね。
台風14号の中での耐風実験結果
— モロケン@CT125 (@morokengo) September 18, 2022
「「全部耐えた」」
※この実験結果は耐風性能を保証するものではありません。知識を持ったプロがおこなった結果です。
台風14号が弱いというわけではありませんむしろ強かったです。引き続き注意して下さい。
テントの中は結構浸水ありました。後日YouTubeにて pic.twitter.com/hvvPxrcUf0
ですが、面白い実験を発見しました。
これを見る限り、ポールの耐風性が悪くはなさそう。
デニールを薄くした、ウルトラライトタイプもあります。
要注意なのが以下のようなテント。
安いですがキャンプ向き、フライシートはポリウレタンコーティングです。
上位下位モデルで素材を変えていることが、ネイチャーハイクがシルナイロンを良い素材だと認めていることにもなりそうですね。
3F UL GEAR ランシャンプロ
中華テントブランドの中でも、ウルトラライト志向の強いブランドですね。
テントの代表格は、ランシャンとランシャンプロシリーズ。
その中でも、ランシャン「プロ」シリーズのみがシルナイロンを採用しています。
- フライ:20D super tear resistant SilNylon
- 耐水性:防水 6000mm
- 総重量:840g
- 価 格:25,977
いかにもULカラーって感じでカッコいいです。
サイズ感や重量に関しては、ほぼルナーソロ(シックスムーンデザインズ)と同等です(^^;
パクリなんやろか…?w
比較すると半額なのが嬉しいところよねw
モビガーデン LIGHT WINGS
現在は廃盤ですが、テントポールにDAC製を採用するなど、かなり本気のテントを作っています。
中華テントブランドの中でも、頭一つ抜けている印象。
- フライ:15Dリップストップナイロン(シリコンコーティング)
- 耐水性:3000mm
- 総重量:1350g
- 価 格:28,800
そんなモビガーデンの山岳テントは、LIGHT WINGS。
アウターポールのデザイン性が高いのはもちろんなのですが、悪天候時の設営に一役買っているよう。
以前はDAC製のポール採用モデルも別展開し、本気度の伺えるテントでもあります。
次買いたいドーム型テントの有力候補やね
山岳でゴリゴリ使ってみたい
僕の好みとは異なりますが、非メッシュ&縦穴式の日本人向けモデルも存在。
モビガーデンは、日本向けのを意識したテントをしっかり作っているブランドでもありますね。
ゼログラム エルチャルテン1.5
- フライ:15D N/R SILICONE/ PU COATED
- 耐水性:記載なし
- 総重量:1,760g
- 価 格:79,200
ゼログラムは韓国発のアウトドアブランド。
「環境への影響をゼロにする」という理念のもと、ゼログラムという名前の由来になっています。
そんなゼログラムのフラッグシップテントはEL Chaltenシリーズ。
アウターポール型がカッコいいですが、思いのほか結構値段が高いんです(^^;
モビガーデンや3F UL GEARのようにはいきませんね…
個人的に好きなのが、ロゴがパタゴニア地方の「EL Chalten」がモチーフなこと。
い、行ってみてぇ…!
余談だねw
エルチャルテンのみならず、ゼログラムのテントはSILICONE/ PU COATEDと表記されます。
おそらく片面がシルナイロン、片面がポリウレタンコーティングのハイブリッド。
耐水性や引き裂き強度が高く、シーム処理や修理の難易度は低いと思われます。
が、ポリウレタンの劣化は存在するかも…
six moon designs ルナーソロ
来たぜ大本命っ!!
おまが好きなだけだろww
そうです(笑)
僕が所持する最愛テント、シックスムーンデザインズのルナーソロです。
- フライ:20Dシルナイロン
- 耐水性:記載なし
- 総重量:720g
- 価 格:64,900
アメリカ発のガレージブランドのシックスムーンデザインズ。
シックスムーン(6か月)とは、アメリカの超ロングトレイルコースの「パシフィッククレストトレイル」の完走までに6ヵ月を要することから由来します。
熱く語りすぎなw
ごめんごめんw
ストックやカーボンポールで建てるワンポールテントで、ちょいと一クセあるテントです。
設営場所や条件こそ限られますが、慣れていれば冬でも設営可能。
前室も広く、快適な居住空間を楽しむことができます。
ここでは魅力を語り切れないので、気になる人は見てみてよ!
ルナソロ愛よww
実はグレーのほうは、ポールなしで690g。
グリーンの720gよりも30g軽いという。
色で重量が変わる、珍しいテントでもあったりします(笑)
ローカスギア クフ・シル
- フライ:30Dリップストップナイロン(シリコンコーティング)
- 耐水性:3000mm
- 総重量:470g
- 価 格:34,800
※重量や価格はシェルターのみのデータを載せてあります。
ルナーソロとどっちを選ぶかで迷う方も多いのではないでしょうか?
ルナーソロがフライ&インナー一体型に対して、クフは別途購入。
シェルターとしてもテントとしても使えます。
ピン!
と、綺麗に張れるテントとしてはおそらくコイツが最上級。
左右対称長方形&シルナイロンという強みを存分に活かしたテントですね。
売り切れゆえ転売価格になっていることが多い…
シークアウトサイド シマロン
- フライ:両面100%シリコーン加工
- 耐水性:4000mm
- 総重量:1.6kg
- 価 格:93,280
世界中を旅したテント
そう聞いてそそられない訳がない!
2008年にアメリカの冒険家によって設立されたSEEK OUTSIDE。
一応登山向きとしましたが、「薪ストーブの使用が可能」という特徴があります。
それもそのはず、世界を旅するような冒険を前提に作られているわけですから。
めっちゃ素晴らしいテントなのですが、一つ難点が…
10万にも迫ろうとする、ビックリ価格!
欲しいですが、僕は買えません(笑)
ニーモ タニ
- フライ:15D Sil/Silナイロン
- 耐水性:記載なし
- 総重量:1.06㎏
- 価 格:60,500
超軽量ドームテントにして、ニーモの自信満々フラッグシップモデル。
吊り下げ方の設営方式&非メッシュという日本向け仕様。
長く愛されるテントですね。
ところで、ニーモがシルナイロンなの?
そう、いつの間にかニーモは、シルナイロンを積極採用していたのだ!
この激アツ展開を、国内テントブランドは無視はできないはず。
もしかしたら山岳テントは、大シルナイロン時代へと突入するかもしれません(笑)
妄想が激しいんよw
加水分解しまくっていたニーモが、シルナイロンをガンガン出しているんや
ヒルバーグ ソウロ
- フライ:Kerlon1800
- 耐水性:記載なし
- 総重量:2.8㎏
- 価 格:121,000
よっ!
シリコン大先生!!
シリコンコーティング界隈の大先輩にして老舗!
ケルロンと称されるそれは、シルナイロンのこと。
ヒルバーグは昔から、その有能性に気付いて採用し続けました。
ケルロンとは、リップストップナイロンにシリコンを含有した素材です。
HILLEBERG WORLD
最強にして最高峰のテント。
10年モノと言われるそのテントを、僕は何度欲しいと思ったことか…
でも高すぎるんよ!www
あと重てぇww
南極大陸でも探検するんか?
ってくらいの高スペックと高価格。
日本アルプスで満足しているような僕が、到底手を出してはいけない気がしてならんのです(笑)
ギリ買えそうなので、このあたりか…
パーゴワークス ニンジャテント
- フライ:30Dナイロン シリコンコーティング
- 耐水性:3700mm
- 総重量:1600g
- 価 格:49,500
キタァァァ!!!
ベスト・バイ・テント!!
ニンジャテントもすごくいいね!
収納方法、広い全室、秘密基地のような室内。
所持しているものを狂わせるほど、ココロオドルようなギミック楽しいテントです。
ガレージブランドですがしっかりと作りこまれており、しれっとシルナイロンを採用しているテントでもあったり。
ただ、残念なのが予約販売。
いつまでたっても転売価格が変わりません(^^;
ニンジャテントに似ているテントを探してはみましたが、全然見つかりません(笑)
ほかの個性ある素敵なテントを買うのが賢明。
(しかも2022年11月の抽選販売忘れてた…)
アスタギア Windchaser
公式サイトが国内からは見つけられず、アリエクスプレス(中国の大手通販サイト)で見つけられるのみ。
2013年創立の中華ブランドということはわかっています。
スペックも詳細不明なので申し訳ないです。
Aricxi ポールテント
- フライ:15Dナイロン
- 耐水性:記載なし
- 総重量:650g
- 価 格:14,999
認知度は低いでしょうが、2013年創立の中華ブランド。
拠点は広東省深圳市。
公式ページの完成度もそれなりにあり、どこか3F UL GEARと似た雰囲気を感じます。
最低重量はかなり軽く、価格も非常にライト(笑)
ウルトラライトのサブテントとしての選択肢としてはアリかと思われます。
その代わり居住性はめちゃくちゃ悪そう(笑)
スパルタンテントだねw
タープテント ダブルレインボー
- フライ:シルナイロン
- 耐水性:記載なし
- 総重量:1,130g
- 価 格:62,439
初めて聞いた方も多いでしょう、Tarptentはアメリカのコテージブランド。
ダブルレインボーはフラッグシップのULテントです。
ドーム型に見えますが、実は非自立型。
メインは1本のポールで、綺麗に張った後の姿が美しいテントです。
Amazon等での購入は不可で、セレクトショップのみで扱っているようです。
※2022年11月時点でSOLD OUT
ゴッサマーギア THE ONE
- フライ:10DナイロンリップストップSIL
- 耐水性:1800mm
- 総重量:633g
- 価 格:52,800
Gossamer Gear は1998年にカリフォルニア州カールスバッドで誕生した、ウルトラライト志向のブランド。
ULブランドにしては歴史が長い!!
スペックもかなりいいぞ!!
ぱっと見めちゃくちゃ高そうなテントをしていますが、ルナーソロよりも安価な5万円台。
高いには高いですが、作りこまれたガレージブランドとしてはなかなか良心価格と言えそう。
キャンプ向きシルナイロンテント
シルナイロンのテントはほとんどが登山向き。
キャンプ向きのテントもありますが、どれも軽量を意識したコンパクトモデルが多いです。
その中でも、これは登山よりはキャンプだなと思ったものをピックアップしてみます!
ネイチャーハイク ハイビー4
- フライ:40D Silicone Nylon
- 耐水性:PU 3,000mm
- 総重量:4.7kg
- 価 格:28,900
前室はシェルター構造で両面開き。
居住性と使い勝手を意識したテントにもかかわらず、そのシルエットは美しさも感じます。
3本ポールでガッチリ立ち上がり、シルナイロンを採用するというこだわりは、もはや中華メーカーと一言で侮れない商品を作り上げていますね。
ネイハイ恐るべし…
スノピとかコールマンとか言ってらんねぇよwww
質も価格も素材も、おそらくスノピとか買うよりよっぽど良いと予想します。
3F UL GEAR ランシャンプロ2
- フライ:20D super tear resistant SilNylon
- 耐水性:PU 6,000mm
- 総重量:1050g
- 価 格:26,468
山岳用ともいえますが、ランシャン1があるのでこちらで紹介しました。
2人用で十分、1人で使うならかなり快適な居住空間があります。
それなのに、重量はかなり軽く出来上がっています。
さすが3F UL GEARといったところでしょうか!
カラーはかなりUL感を演出していますね。
どうしてもルナーソロを意識していると思えて仕方がないw
安いからええんやない?w
僕は3F UL GEARも結構好きです(笑)
ゼログラム SILVER PASS A Shelter
- フライ:SILICONE / PU COATED
- 耐水性:3,000㎜
- 総重量:1.69g
- 価 格:55,000
おそらく他にない、シルナイロン製のパップ型テント。
こちらもEL Chalten同様に、ポリウレタンとのハイブリッドのようなので、加水分解は存在するものと思われます。
表面シルナイロンによる質感と、耐水性やピンと張る機能はポリウレタンのそれより優れているようですね。
スカートを生かしたフルクローズ引きこもり方式、両面開放シェルター型というように、この手のシェルターは融通が利きます。
サイズ感もちょうどよく、重量も1.69㎏とクラス最軽量の軽さも魅力的。
ただ難点は、どうしてもゼログラムのテントは高いんじゃ…
インナーテントも別売りでっせ
Aricxi
- フライ:15Dシリコンコーティングナイロン
- 耐水性:不明
- 総重量:不明
- 価 格:不明($)
うーん…
不確定要素が多いね
いい商品・ブランドなんだけど
情報が少なくてね…
公式サイトはあるのですが、ここでも情報量は少ないです。
シークアウトサイド レッドクリフ
- フライ:両面100%シリコーン加工
- 耐水性:4000mm
- 総重量:2.4kg
- 価 格:137,700
僕が知る限り、最イケメンシルナイロンテント。
世界を旅する冒険家がデザインするってところもイケメンポイント。
シマロンの兄貴的存在
薪ストーブもインストール可能、フルクローズの引きこもり冬キャンプなんてのも素敵ね。
しっかし高っけえなぁーw
僕は買えません(涙)
ニーモ ヘキサライト
- フライ:30D Sil/Silナイロン
- 耐水性:記載なし
- 総重量:2.1㎏
- 価 格:93,500
キャンプならこれだろ!!
軽量!居住性!イケメン!
価格・居住性・デザイン等の総合点から、今までに紹介したシルナイロン製キャンプ用テントすべてを蹴散らしそうなテント。
こいつを最後に持ってきたのはわざとだったりもしますw
今までニーモのテントは、ポリウレタンコーティングでした。
ヘキサライトも加水分解に涙したユーザーも多いとのこと。
彼が弱点を克服し、キャンプ業界に返り咲いてくれるとは…
ヘキサライトの兄貴ィ!!
随時追加! コメントもお待ちしています!
シルナイロンのテントは、最初のシーム処理さえしてしまえばコッチのもの!
耐久性にも優れた長寿命のテント。
そんなシルナイロンの良質テントを大切にしてやりましょうぜ!
ほかにも知ってるよ!って方
いたら連絡まってます!
じゃ!
読んでくれてありがとう!!