チュンチュん…
なんと穏やかな朝だろうか。
台風は去ったようだ。
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台風を心配してくれるLINEがいくつか入っていた。
ありがとう! 僕は大丈夫だったぞ!!
旅するキッチンカー
久しぶりの晴天
暑いくらいに熱狂!!
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そんな今日も懲りずに牛乳1Lを飲み干す。
どうやら、度重なる牛乳1Lに、腹が慣れてきている。
おなかを壊さなくなったのだ。
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道中、旅するキッチンカーのご夫婦に遭遇。
なんでも、地元滋賀県と北海道では、キッチンカーを営業しているらしい。
そうして働いては旅をして…
なんと楽しそうな生活でしょう!
このご夫婦、滋賀県に来た時は立ち寄ってね!と言ってくれた。
めちゃくちゃ優しそうで、良くしてくれそうなので、本当に行きたいと思いました。
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西へ移動するときも、楽しみができていく!!
ウワサの乗り物は、まさかの〇〇〇??
ところで、昨日からとある噂を耳にする。
「○○○で来ている子が近くにおるよ。」
甚だ信じられんが、たしかにクラウドファンディングで見かけたはずだ。
函館までに追いつけ!
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キッチンカー夫妻に出会ってからほどなく、、、
「みつけた!!」
ウワサの乗り物だ。
その乗り物は、人力車だった。
第一印象でみんな幸せになっちゃうような、強烈インパクト。
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スマイルが可愛い彼はシュウ君は、1日40㎞ほど進むのだそう。
…やべぇ奴がいるもんだ。
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そんな彼は「熱狂」の生みの親とでも言おうか。
彼の意志は、こうして受け継がれていくぜ!
頑張っておくれ!!
ウニよりカニよりハンバーガー
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8500.jpg)
それにしてもいい天気。
やっぱり僕は山の景色が好きだなぁと、しみじみ。
ところで函館には、マクドナルドを脅かす、怪しいピエロがいるという。
そんな噂の真相を確かめに行こうではないか。
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その名も「ラッキーピエロ」
函館に来たらマストで立ち寄ってほしい場所である。
ハンバーガーショップにして、ファミレスのような存在。
マック5店舗に対してラッピは16店舗と、いかに函館市民の支持が厚いことを示している。
ハンバーガーショップの公式キャラクターがピエロ。
ラッピー君はマクドナルドに宣戦布告だ。
![ラッキーピエロの椅子に座る男](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/GOPR5906.jpg)
玄関部分には変なイス、ここに座ると金持ちになるらしいので偉そうに着席。
![ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_20220907_131105.jpg)
肝心のバーガーは1番人気を注文。
チャイニーズチキンバーガー、通称チャイチキ。
甘辛チキンとマヨネーズ、シャキシャキレタスの相性抜群。
正直、マックと比べるのは失礼な程に旨い。
それでいて400円。
マックの1.5倍くらいあるラッピバーガーは、おそらくマクドよりコスパも良い。
![ラッキーピエロのカレー](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_20220907_132820.jpg)
そしてカレーもウマい。
やっぱり、エビ食うよりカニ食うよりウニ食うより
ハンバーガー、カレーが旨い。
100万ドルの夜景
腹を満たしたら、いよいよ函館inである。
五稜郭は立ち寄ったが、タワーの900円はさすがに旅人には許容できなかった。
自転車旅は、めぼしい観光地に全て行かなくても楽しめるのである。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8515.jpg)
函館の町は整っており、路面電車が走る街並みも風情がある。
そして目指すは函館山。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8517.jpg)
「おいおい、これ、登るんかい…」
道路建設法を無視したような、ぶっちぎりの激坂。
無論、焦げるわけもなく推し歩く。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8525.jpg)
函館山自体は、早歩きで30分ほど。汗だくになって登頂!
残念ながら夕日は見れなかったが、移りゆく空と夜景を見ることが出来た。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8533.jpg)
修学旅行らしい、学生も元気で賑やか。
そんな函館山もいいものだなぁと、心穏やか。
「100万ドルの夜景らしいね、」
そんな声が聞こえてきた。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8545.jpg)
このキャッチコピーは函館山だったのか!
僕が一生所持できないであろう大金を、この目に写しておこう。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8563-1.jpg)
帰り際、老夫婦がとても可愛かったです。
ステキだなぁ
港町ユニバーサル
函館山を下山したら、ちょっと港町をぶらぶらと。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8594.jpg)
このあたりは、赤レンガ倉庫が連なっています。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8599.jpg)
あえて作られたような街並み、これがなんだかユニバのよう。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8570-1.jpg)
そんなユニバ感漂う素敵な港には、やっぱりありましたラッキーピエロ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8569-1.jpg)
函館限定という耳ざわりの良い響きが、僕の足をラッピに誘い込む。
![ラッキーピエロのオムライス](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_20220907_203151.jpg)
そして食べてしまった、ラッピオススメ第三の飯。
ふわっふわの卵の中には、単調なケチャップライス。
だけども、卵が多めにあるため、飽きることなく食べることができる。
たまに出てくる豚肉が、妙な喜びを覚えさせる。
もはや全品制覇したいレベルである。
おじさんは照れ屋
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8617.jpg)
実は、ここでぶらぶらとしていたのも理由がある。
とあるヒッチハイカーとの約束があったのだ。
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彼女はみさちゃん。
ヒッチハイカーであるが旅人好き。
函館に居る僕を、SNSで見かけてマッチングに来てくれたのだ。
だが、見て頂きたいこの顔を。
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上下どちらの写真も、僕の顔がゆるんでいる。
明らかにいつもの旅人との写真とも違う。
おじさんはこの時照れていた。
そう、女子とのツーショット経験の少ない僕。
この状況は非常にこそばゆかったのだ。
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そして二度目の函館山へ。
実は、函館在住ナオヤ君という子とも合流していた。
もちろん、野郎となんてツーショット写真を撮らない僕は、ナオヤ君との写真が無いのである。
…嘘だが
彼は地元が鬼のように近所だったので、多分会える。
あ、なごやんありがと。
さらば北海道
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青函フェリーにのり、本州に向かいます。
最後の飯は、やっぱりセコマ。
気になっていた焼うどんを食べ、セコマへの未練を少しでも消化しておく。
02:00以降の船出、仮眠を取りながらの青森inだ。
海路中、皆への感謝と北海道の思い出をふりかえる。
心の中がエモいうちにと、みんなに感謝のラインをします。
さらば北海道!
仲間たちよ、本州で待ってるぞ!!
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2022.9/7
走行距離:約100㎞
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