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目次
ブルンジ共和国(レッドブルボン種・ウォッシュト)
私の村、ちっちゃいけど良いところでしょ? いい香りの花がいっぱい咲くの!
- 産地:ブルンジ共和国
- 品種:レッドブルボン種
- 製法:ウォッシュト
透き通った酸味の中に、ジャスミンの香り。適温では上品な香りと酸味が際立つが、冷めてくるとしっかりコクも感じられる。
ブルンジ共和国は国土の小さな貧しい国だが、コーヒーの産地としては高品質で、「東アフリカの隠れた宝石」とも称される。
身にまとう服は布切れ一枚で出来たワンピース、ブルンジ国旗を模した赤と緑のイヤリング、頭にはジャスミンの髪飾り。
完熟した赤いコーヒーチェリーが好き。
服をいつも汚してしまうけど、ちゃんと洗えば綺麗になるので気にしない。
外の世界を知らずに過ごすが、村イチ美しい娘ゆえ、そのうち街からスカウトが来るだろうと、村のジジババが噂している。
コーヒーに興味を持たないと、一生知ることの無かった小さなブルンジ共和国。
だけど丁寧に水洗されたコーヒーは、華やかな香りと透き通った酸味の上品なコーヒーでした。
ンゴロンゴロ(キリマンジャロ・ブルボン種)
おいおい、水くさいじゃないか。ケーキ食うなら私を呼ばねぇと。……で、私の分はどこだい?
- 産地:タンザニア ンゴロンゴロ
- 品種:ケント、ブルボン、SL27
- 農園:ニティン農園
- 製法:ウォッシュト
深煎りではチョコのような香りとボディを感じ、浅煎りでは柔らかいコクと程よい酸味。どう焙煎しても奥ゆかしい満足感のある、美味いヤツ。何度飲んでも「やっぱンゴロンゴロ良いわ」と言わせる、我が家の常備豆。おまけに豆は大きく欠点は少なく、いつも安定したハゼで、もの凄く焙煎しやすい。ケーキを食べる時は、いつもこの豆。
遊牧民マサイ族の言葉で「大きな穴」という意味を持つ「ンゴロンゴロ」という火山クレーター盆地で栽培。ゾウ、バッファロー、ヒヒなどの野生動物が通り抜け、時には野生動物が農園荒らしてしまうこともあるらしい。
丈夫な体つきで、いつもに頼りになる姉貴的な存在。
ンゴロンゴロネキである。
誰にでも親しまれる優しさと力強さを持ち、どんな相手(コーヒー)と合わせられる、頼もしいパーティの一人。
浅煎りでも深煎りでも美味しいので、気分によって選ばれる色がいつも違う。
意外にも甘いものが好きで、特にショートケーキは大好物。
モカ アナエロ(イルガチャフェ・コチャレ農園)
……今、発酵(こも)ってる最中だから。あと一週間は話しかけないでくれる?
- 産地:エチオピア
- 品種:エチオピア原種
- 標高:1700-1720m
- 農園:コチャレ農園
- 製法:アナエロビック
爆発的な香りは、イチゴやクランベリーを思わせる「ベリー系」。浅煎りでは甘酸っぱさと共に強烈な香りが広がる。深煎りだと酸味が落ち着き、飲みやすくはなるものの、それでもやっぱり強く残るベリーの香り。ハゼのタイミングがよく分からないため、焙煎には慎重を期す。
主にエチオピア(イルガチェフェ等)のコーヒー豆で用いられる、7日間かけて酸素を遮断し発酵させる「7Days アナエロビック・ナチュラル」プロセスの豆。アナエロは「アン・エアロ」のことで、嫌気性発酵ともいう。
外の世界を嫌って部屋に引きこもりがちで、ひとたびふさぎ込むと1週間は出てこない。
その間は風呂にも入らないので、だんだんと体から甘酸っぱい香りがするようになる。
機嫌が良いと明るく華やかな印象をうけるが、機嫌を損ねると塩対応になる、とっても気難しい性格。
けれど一度彼女にハマると、きっとその香りは忘れられない。
好きな人は好き。
ケニア AA Qグレード
ジャンボ!(こんにちは!) 私が来たからには、もう眠たいなんて言わせないよ!
- 産地:ケニア
- 品種:SL28
- 標高:1,900~2,200m
- 製法:ウオッシュド
第一印象は「オレンジ」。日光をさんさんと浴びた、元気の良い柑橘の香り。どちらかと言うと、身より「ピール(皮)」感がある。その香りが爽やかな酸味に乗ってくるもんだから、一口目のインパクトが強い。浅煎り~中煎りでも、酸味の中に苦みをしっかり感じるので、濃く抽出しすぎるとクセが強すぎるかも。自分的には、コクより「ワイルド」って印象。
アメリカ スペシャルティーコーヒー協会80点以上の豆:「Qグレード」
スクリーンサイズ17-18:AAランク
ミネラル豊富な赤土土壌で、強い日差しを受け育った完熟を収穫。
ケニア国旗カラーの赤・緑・黒の服を着た、フレッシュで元気な女の娘。
太陽の光が大好きで、晴れた日にはオレンジ畑を裸足で走り回る。
外で遊んでいる割には文武両道の優等生。常に好成績を残すがゆえに、周りからは尊敬される存在でもある。
彼女の明るい性格を前にすると、眠気は吹き飛び、そのパワーに釣られて元気になるそう。
明るすぎる反面、モカ アナエロ嬢とはちょっと相性が悪い。
モカ ゲイシャ(エチオピア)
うち、芸者さんと関係あらんのやけどなぁ、、、。
- 産地:エチオピア
- 品種:ゲイシャ種
- 標高:1,400~1,700m
- 製法:ナチュラル
ナチュラル製法らしい強い香りで、正直はじめは、おいしさよりも「クセ」として感じられた。が、2週間を超え、3週目辺りから味と香りが完全に馴染み、明確においしいと感じるように。驚くべきはその甘さ。他のコーヒーよりも、確かに「甘い」と感じたのは気のせいでは無かろう。苦味と甘さの調和が取れた中に感じる、フルーティーな香りは、ちょっとお高いハイカカオチョコレートを感じさせる。ウォッシュトではあるが、ブルンジと傾向は似ている。
南西エチオピアのケファ地方ゲイシャ村、近郊のゴリ・ゲイシャの森とその周辺地域を起源とする、アラビカ種の野生コーヒー発生地。ナチュラル製法を中心とし、環境に優しいコーヒー生産が主流。有名なパナマよりも安く、高級品種「ゲイシャ」が手に入るとあって、近年注目を浴び始めた。
京にいる、和装の女の子。
人見知りゆえ、慣れるまではちょっと距離を感じるが、心を開くと急に甘々モード全開になる。
いわゆる「ツンデレ」気質。
今まで隠れて目立たない存在だったが、近年注目を浴び始めている。
いつも花街から誘いがあるが、本人は全くそのつもりがない。
コロンビア エメラルドマウンテン
- 産地:コロンビア
- 品種:ティピカ種/カトゥーラ種/コロンビア種
- 標高:1600m以上
- 製法:ウォッシュト
マーマレードのようにも感じた柑橘の香り、ケニアほどの尖った特徴は無いが、苦み・酸味ははっきりしている。ワイルドで元気良い印象を受けたコーヒー。モカやその他スぺシャリティコーヒーのような華やかさはないものの、「豆」!!って感じの香りと、クリアで透き通った良さがある、綺麗な水で飲みたくなるようなコーヒー。純喫茶で出てきてほしいような、元気だけど、安心するような味。あまり温度を上げすぎると苦みが出すぎるので、83℃くらいの控えめにしておきたい。
アンデス山脈のあるコロンビアは、エメラルドの産地として有名で、豆のブランディング化のためにも、「エメラルドマウンテン」という名が付けられた。そういう名の山があるわけではない。品種というよりも、スケーリング上位のエリートだけを集めた、選抜エリート豆と言ったところらしい。現代のサードウェーブコーヒーブームによる「スペシャリティコーヒー」よりも、一世代前に確立された名門ブランド。ってかんじかな?
耳にエメラルドのピアスをぶら下げ、よく裸足で山を駆け回る。
エネルギー溢れる、ワイルドなお嬢。
運動神経は抜群で、無駄のないそぎ落とされた筋肉は、本人の自慢。
実はいい所の家の生まれで、自由にしてはいるものの、本人も内心自分の名に誇りを持っているらしい。
注目されるのも嫌いでは無いようだが、お高く留まらず、多くの人から安定した人気のある嬢。
いつか日本の純喫茶で、おちついてコーヒーを飲むのが夢。
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