【登山用9種】ネイチャーハイクのテントをシンプル分かりやすく解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
ネイチャーハイクのテントを9種類比較した分かりやすい記事のサムネイル
  • URLをコピーしました!

どうも!アバウトドアです!

今回は、僕が大好き中華テント。
その中でも一番有名のネイチャーハイク

しかしそのネイチャーハイク、いくつか問題が…

公式サイト見ても分かりづらい!

Amazon見ても種類が分かんない!

イマイチ実態が分からなければ、Amazonや楽天にあるテントも種類が良くわからんのです。

公式サイト
使いづらいですよね(笑)

とりあえず、海外オフィシャルサイトを
全て調べてまとめました。

シンプルはっきりと分かりやすいまとめ
が出来たのではないかと思います!

naturehike official

キャンプ向けの大きなテントは除外して
登山で使えそうな「一人用」or「二人用」に厳選して、テントを紹介していこうかと思います。

こんな感じのやつが8種類あるので、それを紹介します!

いわゆるソロキャン系ですね!

では!
ネイチャーハイクのテントを見ていきましょ!

目次

【結論】どれがいい?

結論

どれでもいいです(笑)

というのも、ネイチャーハイクのテントは
素材がだいたい同じだから。

NEMOやMSRのテントのように、一個一個素材やポールの規格が違うなんてことはありません。

形は違えど規格が統一されているので、
ぱっと見や重さで選んでイイんです。

まとめちゃえばとても選びやすい!

とりあえず見て頂けると分かりやすいので、早見表で見ちゃってください!

とりあえず早見表

スクロールできます
テント重量入り口ポールテント素材備考
クラウドアップ11033g縦穴7001アルミ20Dシルナイロン一番有名
クラウドアップ21133g縦穴7001アルミ20Dシルナイロン一番有名
モンガル21801gサイド27001アルミ20Dシルナイロンキャンプ用
スターリバー21950gサイド27001アルミ20Dシルナイロン登山用
VIK11043gサイド17001アルミ15Dシルナイロンタープになる
クラウドピーク2160gサイド27001アルミ20Dシルナイロンキャンプ用
Tagar 11063gサイド17001アルミ20Dシルナイロン非自立式
サイクリング1320gサイド17001アルミ20Dシルナイロンオールマイティ
クラウドウィング1250g縦穴7001アルミ10Dシルナイロンクセ強
オパール1996gトンネル7001アルミ15Dシルナイロントンネル型
ネイチャーハイクの軽量テント まとめ表

最小重量(ペグ無)で記載します。
※参考最小重量
 モンベルステラリッジ1(1140g)
 ルナドーム2(1580g)

ほとんど規格が統一されているでしょ!

7001アルミポール統一(太さ明記無し)
フライ素材は20Dシルナイロン。

シルナイロンとポールについては
後でくわしく解説しますね!!

ということでネイチャーハイクのテントは
形だとか雰囲気で決めちゃって大丈夫!

そんな結論になるわけですね!

ではお次は
ネイチャーハイクの評判

強度だとか耐久性に関して気になりますよね。

ここからは世間で言われている評判に加え
僕が独断で感じる良し悪しをお伝えします。

評判は大丈夫でしょうか?

基本的な性能はクリア

耐水性4000㎜
重量は1000~2000g程度
構造も「割と」優れている。

十分に登山で使えそうなポテンシャルを持ちますね。

風に関しては
「まあ大丈夫かな?」程度の印象。

世間的にも「そこそこ良い」というのが平均的な意見で、僕もその意見に同意です。

決して100点ではないですが
70点くらいなら取れます。

アップデートとパクリの狭間

naturehike official

基本的にどこかで見たことのある構造。

ポールの通し方は、流行りの吊り下げ式を採用。

中国の模倣文化も、ユーザーが使いやすい方向に模倣してくれます。

我々としてはありがたい(笑)

フライ素材は国産よりいいかも?

20Dシルナイロンでほぼ統一されます。

フロアもフライも「シルナイロン」です。
(ナイロンシリコンコーティングの略)

加水分解するPUコーティングと違い、シルナイロンは加水分解に3倍年数に優れます。

耐水性引き裂き強度も高く、フライもパリッと張れる、利点だらけの素材。

詳しくは以下をご参照ください。
【知らないと損?】テントにおけるシルナイロンとポリウレタンの違い

中国のブランドは、割と早い段階からシルナイロンを採用し始めました。

フライに関してはスペック上
国産ブランドのテントより有能です。

NEMOやMSRもシルナイロンを採用しています。

【安い理由】ポールの強度に過信は禁物

ポールは7001アルミジュラルミン。

この7001というのはアルミ素材のことで
ざっくりと7000番台アルミと言われます。

ようするにこれ
ただの混合アルミのジュラルミンのこと。

大手テントメーカーのポールも同じ7000番です。

ただし気にしてほしいのが
ネイチャーハイク独自のジュラルミンという事。

ゆえに安いというのもありますが。

DACポールのようにラボで研究しまくったりはしていないと思われます。
(公式サイトにアピールするような記事も無い)

こちらの記事で紹介していますが、NEMO・モンベルといった、大手テントメーカーのほとんどがDACのポールを採用しています。

DACかイーストンかYUNANを使っていれば問題なかったのですが、ネイハイポールの強度に関しては未知です。

「割と大丈夫」な印象ですが
あくまで過信は禁物。

登山指数がCの場合
登山を中止にした方がいいかもしれません。

キャンプなら丈夫すぎるほどですが!

【安い理由】こだわってはいない

ネイチャーハイクテントの蚊帳

量産型でこだわりは少ない

ポール以外に安い理由がコレかなと思います。

どこかの誰かのテントに似た形状ですが、おそらくギリまで研究しつくした形状ではないでしょう。

勝手な憶測ですが。

NEMOやMSRに関しては、テントの形状からフライ素材まで、研究し尽くしています。

フライ素材やポールの太さに加え
インナーの立ち上がり角度など。

テント一つ一つ違う規格をしています。

対してネイハイの規格は統一

「これ使っておけばいいでしょ」
感が否めません(笑)

良くも悪くもほとんどのテントが量産型

まあでも、制作コストをかけすぎないという点で、コスパが良いのは超利点です。

70点はとれているわけですからね!

【安い理由】ペグも別で欲しいかも

あと、ペグもDACではありません。

石だらけのテン場で打つのなら、良いペグは持っておきたいところ。

ネイチャーハイク公式もペグを紹介していますが、アピールポイントはどうやら弱め。

優良ペグでもそんな高くないので、持っておいていいかも。

海外ではめっちゃ人気

誉めたり軽くディスったりしましたが
実際に使っている人は結構います。

写真の場所はヨーロッパアルプス。
モンブラン周辺の2500mのバッチリ高山エリア。

ここにいたテントは自分含め、
NEMO、MSR、ビッグアグネス…

そこにネイチャーハイクです(笑)

TMB(ツールドモンブラン)というトレッキングでしたが、ネイチャーハイク所持者は結構おりました。

日本国内の登山より海外のほうが人気の印象。

恐るべしネイチャーハイクの守備範囲。

【基本的に半メッシュ】寒いかも

どのテントもだいたいメッシュ

これは僕のネイチャーハイク。
サイクリングモデルですがオールマイティのヤツ。

特に全面メッシュで涼しく快適のタイプですが
ネイチャーハイクは基本的にメッシュ。

非メッシュテントよりは寒いですね。

僕はメッシュを冬でも使いますが!

とは言えネイチャーハイクは冬も使えるモデルもありますので、そちらも合わせて紹介します!

上半メッシュというのも存在し、結露に関してはネイチャーハイクは強いテントですね。

とまあ、ここまで評判を解説しました!

お次はようやく、ネイチャーハイクのテントを一個ずつ見ていきましょうか。

素材はだいたい一緒なので、気にするべきは形と入り口の数と重さくらい。

感覚で決めちゃってください!

クラウドアップ1

naturehike official
重量1033g(2人用1133g)
入り口縦方向1カ所
ポール7001アルミ
テント素材20Dシルナイロン
備考登山ならコレ

まずはお試しで、ソロテントが欲しい場合に良さげなテントです。

キャンプなら長く使える、登山でも爆風じゃなければ大丈夫そう。

脳死で選ぶならコレですが、後に紹介するテントたちも、個人的には素敵だなーと思っています。

naturehike official

メッシュ部分も半分なので、寒すぎず暑すぎず。

パターンとしては、MSRのハバハバと似たようなメッシュ割合。

フライ素材もシットリパリッと良い物なので、買ってからの満足度としては高いでしょう。

クラウドアップ:1033g
ステラリッジ1:1140g

ネイハイテントの中でも、かなり軽量な部類。

登山には非常に向いていると言えそうです。

Naturehike
¥14,993 (2024/04/22 02:45時点 | Amazon調べ)

モンガル2

naturehike official
重量1801g
入り口サイド2ドア
ポール7001アルミ
テント素材20Dシルナイロン
備考キャンプならコレ

クラウドアップが縦方向テントに比べ
モンガルは横2ドアのテント。

頭上に短い3本目のポールが追加されており
居住性を意識したテントです。

モンベルで言うところのルナドーム。
NEMOで言うところのダガーオズモ。

クラスとしては上級クラスにあたるサイズです。

モンガル2:1801g
ルナドーム:1580g
ダガーオズモ:1530g

重量的にはちょい劣勢。

クラウドアップの軽さが際立ちますね。

naturehike official

こちらインナーがフルメッシュなので、雪中キャンプは控えた方がよさそう。

メッシュ+吊り下げ式というのは
結露に最も強い構造。

キャンプならばクラウドアップより正直コッチという印象。

登山の方は、次のスターリバーが良いかも?

Naturehike 楽天市場店
¥18,990 (2023/08/21 11:04時点 | 楽天市場調べ)

スターリバー2

naturehike official
重量1950g
入り口サイド2ドア
ポール7001アルミ
テント素材20Dシルナイロン
備考登山用のサイドオープン

ネイハイ的には、4シーズンテント。

上半メッシュなので、さっきのモンガルよりは耐寒性がだいぶ上。

登山なら4シーズンと言い切るのは怪しい所。

最近はメッシュが流行りですが!

メッシュは結露しにくいという点も有利です。

下からの冷気をシャットアウトするだけでも、上ハーフメッシュはかなり違います。

naturehike official

フォルムも結構カッコいいし、旧MSRの色とデザインのようです。

暴風でも無ければおそらく何の不満もないテント。

横開きが好き
快適なテントが好き。

そう思われる登山の方は
モンガルよりスターリバーですね。

キャンプの方はモンガルをどうぞ。

公式サイトを見る
(スターリバーはAmazon・楽天で未発見)

VIKシリーズ

naturehike official
重量1043g
入り口サイド1ドア
ポール7001アルミ
テント素材20Dシルナイロン
備考個人的イチオシ

ネイチャーハイク最軽量の自立式テントにして、楽しい構造がギュッと詰まったテントです。

1043gという軽量の理由は
シングルウォールという難点ゆえ。

ですがドアがメッシュなので
シェルターほどの結露はしないでしょう。

ネイチャーハイクのテントを9種類比較した分かりやすい記事のサムネイル

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次