島原・天草イッキ 【39日目:佐賀→島原→天草】

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ごぉぉぉぉーーーー!!

…くっそw
爆速トラックがこうも夜通し走るとは予想外だった。
寝たような、寝てないような。

まあよい、目を瞑っているだけでも8割体力は回復するらしい。

目次

SAGAなんもない

朝イチはどんよりした天気、それでも太陽は登っているので、一日安心して良さそうだ。

なかなかに気持ちの良い朝からスタート。

ここらの地名は太良町という所。
浜辺がほとんど貝殻で埋め尽くされている。

朝日の時間に通れてよかった、とても可愛い光景に出会えた。

この辺りは潮の満ち干きもわかりやすいらしく、鳥居や道が海に沈んでいる。
それらがちょっとした観光スポットになっているのだ。

ぼくはこうしたちょっとした観光が好きなので、ちょいちょい寄り道していくのが性に合う。

じっくりと構図を決めて撮影も出来る。
有名観光地じゃあ、そうはいかないもんね。

と、ボチボチ観光をしていたら、SAGAが終わってしまった。
なんもない県だとはいうが、僕が佐世保の当たりを通らなかったのも申し訳ない。

田舎好きの僕にとっては、居心地のいい土地だったよ佐賀!

自分の心に素直にな!

長崎に入って最初の町は諫早市。
ここには「フルーツバス停」なる、可愛いバス停があるのだ。

スイカだったり
イチゴだったり

お花畑にフルーツ、なんて可愛いことも。
しかしさすがは九州、まだひまわりが咲いてらぁ。

長崎市と鹿児島市方面の分岐に来ました。
本来であれば、五島列島を刊行予定でした。

が、
飯塚市にステイしたことで、ガラッと予定が変更!
来年いとこ達と、五島列島を回ることに!

ということで、今回は長崎市諸共パス!笑
これで四国入りがどんどん現実的になってきます。

ここで報告。
僕は縦断のはずでしたが、四国や関西で再開したい人ができたので、岐阜までチャリで戻ることにします!

そこでは地元のおっちゃんとお話。
僕は雲仙の島を、島原方面(時計回り)に天草へ向かう予定でした。

ですが、飯が美味いのは左回りとの事!
面白い足湯があるなど、かなりそそられる情報を。

この時点で、僕の心はほとんど左回りへ変更していたのだ。
おっちゃんと記念撮影をし、堤防道路を走ります。

なのにどうして、僕は心が再度変わり、右回り(島原方面)へ笑

おっちゃんごめん笑
そして、自分の心に素直になるものよ!

海が近い、インスタ駅

自分の心に素直になり、島原をめざします。
こちら側はなだらかな海沿いの道、そうそう、こんなサイクリングがしたかったのです!

道中には、大三東駅という駅が。
ここはInstagramスポットになっており、駅と海の景色が映える!

黄色いハンカチも、インスタ映えに一役買っています。

面白かったお願いごとをいくつか紹介。

うんうん、いいなぁ

ここでは運転手さんとちょっと仲良くなり、最後は手を振って発進してくれました。

みんな観光の人達です、楽しそうに手を振ります。

しかし、彼女でもいれば、よりいい景色になったろう。
1人で来るところではない気がする笑

いい男になろう笑

とてもいいとこ島原市

そうそう!
こんなサイクリングがしたかったの!
的な道を更にゆきます。

雲仙が近くなってきました。
ここは島原市、島原天草一揆で僕も認知している、歴史の街です。

地域は水が豊富で、至る所に湧き水があります。

Googleレビューでは、「各地でいちばん美味い水」と書かれていたので楽しみにしていましたが…

なるほど美味い!
なんか味がすごいするのだ。(表現下手)
だけども嫌な味はしない、美味い水と表現出来る。

この町は、そんな水を活かした作りになっている。

昔の殿様に仕えるおさむらいさんの古屋。
ここには共同の水路があり、そこを中心にした町が広がる。

いまでもその風景は、文化財として残されているのだ。

歴史に詳しくは無いが、僕はこのような静かな観光が好きなので、とっても居心地がいい。

その辺を流れる川もここはとても綺麗。
コイが泳ぐ町
普通の街ならドブ川になりそうな場所も、ここなら上高地と同じ(言い過ぎ)。

地元、郡上八幡もコイが泳ぐ。
だが、悔しいが負けを認めよう。

重要文化財らしいこの家屋は、カフェになっていた。

そこで名物「かんざらし」と、アイスコーヒーを注文。
なんという景色のいい場所で、なんと贅沢だろう。
僕の旅には似つかない、スローな時間を過ごしている。

普段は買わないおみやげすら、買ってしまった(笑)

店を出て声をかけてくれたおっちゃんと記念撮影。
こうした一つ一つが、僕の思い出になっていくから嬉しい。

さらにのんびり、島原の歴史資料館にも行きました。

ここは入場料300円。
それなのに、おばちゃんが丁寧に解説をしてくれます。
腰も曲がっているのに、とても熱心な方だ。

おばあちゃんのおかげで、資料の一つ一つにとても愛着が湧きます。
そして、資料の持つ意味や重要性についても深く考えることもできます。

これ以降の資料館も、僕にとっての映り方が変わるでしょう、とてもいい経験でした。

おばあちゃん、ありがとう!

島原城は改装中だったので、チラ見して先をゆきます。
とてもいい所でした、島原!

島原・天草イッキ

島原に3時間ほど滞在していたようだ。

天草行きのフェリーは17:30が最後、現在時刻は15:30。
32キロなのでギリギリか。

速度を上げるが景色がいい、何度も何度も立ち止まってしまう笑

干潟ではおっちゃんが何やらを取っている。

声をかけてしまい、時間も使う笑

どうやらカニを取っているようだ。
僕も1匹取ってみて、おっちゃんにあげた。

おいおい、急げよ!

太陽はどんどん傾くにつれ、景色も良くなってくる。

イッヌと戯れる。

おいおい!

なんとか間に合った。
島原に後ろ髪引かれながら、天草へ向かいます。

かなり急いだ。

ふぅ、これぞ、島原・天草イッキだな。

くだらないセリフを思いついた。

夕方のマジックアワーはとても綺麗。

フェリーの中で夜を迎えます。

まさかの展開

フェリーを降りたらそこは闇w
街まで11km、走らなければ食にありつけません。
とりあえず夜な夜な走り、地元の寿司屋に入店。

スシローより1.3倍ほど高いが、質は1.5倍程よい。
カニ味噌汁はクソ美味かったが220円。

お高い寿司屋が食べられない(払えない)僕には、とてもいい落とし所の寿司屋でした。
寿司屋の店員さんが教えてくれた公園でテントを張ることに。

すると、1台のスクーターが僕の元に。

(怒られるんか?怒られるんか?)

「日本旅してるの??」

(あ!味方だ!)

幕営地を探していたところ、こうして地元のお兄さんに声をかけられ、なんと泊まらせてもらうことに!

あれよあれよと温泉まで堪能させてもらう。

とても優しい、めちゃくちゃ親切、そんでもって話しやすい。

僕の就寝地は、ハンドメイドショップの空きスペース。
僕の大好きな畳だ!

雑貨が可愛いのと、お世話になるのでちょっと宣伝させていただきます(笑)

ネット販売がメインだそうなので、気になる方は是非!

と、言うことで、体もサッパリ!
今日はお店でおやすみなさい。

走行距離 :115km
佐賀県▶長崎県▶熊本(天草)

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