旅人の「実家」に泊まれるという異例 【33日目:尾道→枝ハウス】

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ぴぴぴっ
クソっ、寝みいぞ。
早起きは仕方がない、目の前がアパートだがらいつまでも堂々としていられないのだ。

実は夜中に3度、蚊に刺されていた。

1度はアゴ。
我慢できずに結局蚊帳を用意。
2度目は指。
折角の蚊帳も、チャックを閉め忘れていちゃあ意味が無い。
3度目は指と指の間。
チャックを閉めても、蚊を退治し損ねていてはやられたい放題だ。


駆逐してやる。
テントの中の蚊は当然召したとして、朝から寄ってくる蚊も全力で駆逐する。

人間様と共生関係を結ばず、また利もなく戦おうとする生物には絶滅が待っている。

目次

岐阜っぽさ

朝イチには鶏ももと野菜たちを使って
素材見あふれる料理。
鶏肉の扱いに慣れてきたのか、美味しい調理がわかった。

出発前から小雨が降り始める、やっぱり東屋にして正解だったか。

僕は今日、とある旅人の「実家」にお邪魔せてもらう。
北海道長万部で15分だけ「すれ違った」枝ちゃんの実家だ。

僕のことを、「お世話になった人」と紹介してくれたのだ笑
いや実際には、僕が自転車のチューブを貰い、僕がお世話になっているのだがな!

今日のお宿はお布団、そして距離は50キロほど。
ぬるい行程だと分かっているからこその余裕。
雨が今日でよかったと感じる。

そんな、東広島市までの道のりは非常に田舎。
普段なら嫌になる坂道も、今日なら余裕。
なんなら久しぶりのド田舎に、岐阜っぽさを思い出し、勝手に親近感。

にしてもひでぇ坂だぜ…

枝ママ

無事枝ちゃん実家に到着。

ところでSNSというのは本当にいいものですね。
ちょっと会っただけなのに、気が合えばあたかも長いこと遊んだ友達のよう。⁡
⁡⁡
⁡そんな僕がもう一度会いたい友人の枝ちゃんだが、先にお母様に会う事になるとはね!

普段はテントの僕だが、今日ばかしは和室に布団。⁡
⁡枝ママはとっても丁寧にもてなしてくれた。⁡

夜には牡蠣のお鍋
お洗濯にお風呂に、汚い旅人を綺麗にもてなしてくれる。
いつも僕は、それがとても嬉しい。

⁡ちなみに、枝ママは僕のことを「たなくん」と呼びます。⁡
⁡何故かと思ったら、息子の枝ちゃんが「たなりょー」とそのまま紹介したので、「棚 良」君とでも思っていたのだろう笑⁡
⁡⁡
⁡「たなくん」⁡
⁡枝ママの呼び方が可愛くて気に入ったので、僕は「それでいいです」と、ずっとたなくんだった。⁡

走行距離:約60km

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