夜のうちに雨は止み、澄んだ朝となった。
昨日の雨は、標高3000mほどの所に雪を振らせたみたい。


朝ごはんにシナモンパンケーキと、ミルクコーヒー。
シェルパティーなるものも飲ませてもらったが、薄い塩味のある、ミルクティーと言ったところ。
最初は抵抗があるが、じんわりと美味しく感じる。
1750ルピーを2000ルピーで支払い、250ルピーのお釣りを受け取る。
この間、チップについて頭によぎっていたが、受け取った。
出発し、1分上がり、足を止める。

チップをあげるべきだったか。
250ルピーを受け取るまでの間、チップだと言うか、考えていた。
昨日は楽しかった。
良くしても貰えた。
気持ちとしては、あげても良いと思っている。
ここで戻るのも変か。
そもそも、この国はチップ文化ではない。
15万円スられているから、気持ちお財布も寂しい。
渡しに戻らない理由なんていくらでもある。
うん、やめよう。
忘れて進もう。
この気持ちの悪さも、戒めとして記憶しよう。
3分登り、また止まる。

ケチくさい。
たかだか250ルピーで何を言う。
変だとか、文化だとか、御託を並べてまで、理由をこじつけた。
うん、戻ろう。
戻った理由は、途中で気がついた事にして、Google翻訳で伝えつつ、250ルピーを返した。
文化が無いのか、最初は何の250ルピーか分かってなかったが、思ったよりも喜んでくれた。
それが全てだろうが。

行って良かった。
こんなに喜んでくれるなら、やっぱり帰ってきた甲斐があった。
満足な気持ちで進める。
そういえば1750ルピーって安すぎるよな?
って気が付き、計算する。
合わない。
2150ルピーなのだ。
なんならお釣りを渡しても、足りていない。
なんだこれは。
、、、アレだ、momoだ。

オーダーのダルバートではなく、モモに変わった事、そのモモ作りを手伝った(一緒にやった)事。
それが、夕飯に数えられていない。
だとしても、宿泊分が300ルピーなのは、もうおかしいのだが。
ネパール郊外のギブ精神に圧倒された。

さて、ここからちょい登り。

3000m付近の峠に出た。



でかい山が見えたので、Googleマップで方角を確認。
あれがもしかして、エベレスト?

だなんて思いながら、疑いながら。
後でAIに聞いたら、この場所からはエベレストは見えないんだとさ。
昨日ここまで来れなかった、Nuntharaに出た。

高山の見える町。
町は割かし綺麗で、これから整備される場所も多かった。

エベレスト街道トレッキングコースとして、junbesi以降が整っている。
後で調べたけど、salleriから来る人が多いそうな。
この辺りの家屋で思ったのは、家が傾いていること。
というか、ずっと思っていた。
地震のある国なのに、このレンガ作りは大丈夫なのか?

人が住まなくなったから傾いたのか、傾いているから逃げ出すのか。
どちらか分からない。
Since1998という、そんなに古くない廃屋も、この通り。

まあ、リサイクル出来る石の素材ってのは、理にかなっているのかもしれないけど。
緩やかに高度を落としつつ、村の間を行く。


ちょうど1500mの所まで落とすので、今日は1500mも降りることになる。
勿体ないが、仕方がない。

ボトムのところで、雨が降り始めた。
ギリ半袖で何とかなるかならないか、くらいの雨だったので、そのまま歩いた。

目的地、Karikhoraには13:00過ぎに到着。
遠くで雷も鳴っていたし、目的地でもあったので、ゆとりを持ってここにすることに。
ロッジの品定めをするように歩いていると、酒臭い、おおよそアルコールで脳がダメになったそうなオヤジが絡んできた。
酒臭いが、害はなさそうなので、とりあえず付き合ってみる。
自分の姉がやっているロッジ(本当かは不明)に向かうぞと言われ、ついて行く。
WiFiがないとの事だったので、申し訳ないが別のところにした。
その店の店主におすすめされた、ナマステロッジにする事に。


若いお母ちゃんがやっていた。
立地も良く、シャワーも浴びることが出来て、洗濯物も干させてもらえる場所。

ここは良い!!
ミスって吹っ飛ばしてしまった靴下を、笑って一緒に探してくれる、いい奥様だった。
そして、ここのダルバートは今までで1番美味かった。
やはり、郊外の優しい、家庭の味したダルバートが美味すぎる。

Jiriと比べると、物価は上がりつつあるが、それでも日本よりも安く、満足に食べられる。
ゆっくり時間を使いつつ、余裕のある半日もいいなと、しみじみ思った。


Ringm▶Karikhora 16kmくらい

