熟考チップと酒酔いオヤジ│エベレスト街道トレッキング5日目 Ringm▶Karikhora

当ページのリンクには広告が含まれています。

夜のうちに雨は止み、澄んだ朝となった。

昨日の雨は、標高3000mほどの所に雪を振らせたみたい。

朝ごはんにシナモンパンケーキと、ミルクコーヒー。

シェルパティーなるものも飲ませてもらったが、薄い塩味のある、ミルクティーと言ったところ。

最初は抵抗があるが、じんわりと美味しく感じる。

1750ルピーを2000ルピーで支払い、250ルピーのお釣りを受け取る。

この間、チップについて頭によぎっていたが、受け取った。

出発し、1分上がり、足を止める。

チップをあげるべきだったか。

250ルピーを受け取るまでの間、チップだと言うか、考えていた。

昨日は楽しかった。

良くしても貰えた。

気持ちとしては、あげても良いと思っている。

ここで戻るのも変か。

そもそも、この国はチップ文化ではない。

15万円スられているから、気持ちお財布も寂しい。

渡しに戻らない理由なんていくらでもある。

うん、やめよう。

忘れて進もう。

この気持ちの悪さも、戒めとして記憶しよう。

3分登り、また止まる。

ケチくさい。

たかだか250ルピーで何を言う。

変だとか、文化だとか、御託を並べてまで、理由をこじつけた。

うん、戻ろう。

戻った理由は、途中で気がついた事にして、Google翻訳で伝えつつ、250ルピーを返した。

文化が無いのか、最初は何の250ルピーか分かってなかったが、思ったよりも喜んでくれた。

それが全てだろうが。

行って良かった。

こんなに喜んでくれるなら、やっぱり帰ってきた甲斐があった。

満足な気持ちで進める。

そういえば1750ルピーって安すぎるよな?

って気が付き、計算する。

合わない。

2150ルピーなのだ。

なんならお釣りを渡しても、足りていない。

なんだこれは。

、、、アレだ、momoだ。

オーダーのダルバートではなく、モモに変わった事、そのモモ作りを手伝った(一緒にやった)事。

それが、夕飯に数えられていない。

だとしても、宿泊分が300ルピーなのは、もうおかしいのだが。

ネパール郊外のギブ精神に圧倒された。

さて、ここからちょい登り。

3000m付近の峠に出た。

でかい山が見えたので、Googleマップで方角を確認。

あれがもしかして、エベレスト?

だなんて思いながら、疑いながら。

後でAIに聞いたら、この場所からはエベレストは見えないんだとさ。

昨日ここまで来れなかった、Nuntharaに出た。

高山の見える町。

町は割かし綺麗で、これから整備される場所も多かった。

エベレスト街道トレッキングコースとして、junbesi以降が整っている。

後で調べたけど、salleriから来る人が多いそうな。

この辺りの家屋で思ったのは、家が傾いていること。

というか、ずっと思っていた。

地震のある国なのに、このレンガ作りは大丈夫なのか?

人が住まなくなったから傾いたのか、傾いているから逃げ出すのか。

どちらか分からない。

Since1998という、そんなに古くない廃屋も、この通り。

まあ、リサイクル出来る石の素材ってのは、理にかなっているのかもしれないけど。

緩やかに高度を落としつつ、村の間を行く。

ちょうど1500mの所まで落とすので、今日は1500mも降りることになる。

勿体ないが、仕方がない。

ボトムのところで、雨が降り始めた。

ギリ半袖で何とかなるかならないか、くらいの雨だったので、そのまま歩いた。

目的地、Karikhoraには13:00過ぎに到着。

遠くで雷も鳴っていたし、目的地でもあったので、ゆとりを持ってここにすることに。

ロッジの品定めをするように歩いていると、酒臭い、おおよそアルコールで脳がダメになったそうなオヤジが絡んできた。

酒臭いが、害はなさそうなので、とりあえず付き合ってみる。

自分の姉がやっているロッジ(本当かは不明)に向かうぞと言われ、ついて行く。

WiFiがないとの事だったので、申し訳ないが別のところにした。

その店の店主におすすめされた、ナマステロッジにする事に。

若いお母ちゃんがやっていた。

立地も良く、シャワーも浴びることが出来て、洗濯物も干させてもらえる場所。

ここは良い!!

ミスって吹っ飛ばしてしまった靴下を、笑って一緒に探してくれる、いい奥様だった。

そして、ここのダルバートは今までで1番美味かった。

やはり、郊外の優しい、家庭の味したダルバートが美味すぎる。

Jiriと比べると、物価は上がりつつあるが、それでも日本よりも安く、満足に食べられる。

ゆっくり時間を使いつつ、余裕のある半日もいいなと、しみじみ思った。

Ringm▶Karikhora 16kmくらい

目次