【カタログから考察】2023新型のネオエアーシリーズ【他と比較も】

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新しくなったネオエアーシリーズ。

重さはほとんどそのままに、R値と厚みが増えて、より快適に生まれ変わりました。

そしておまけに、価格もバチクソ上がっています(笑)

もうちょっと安けりゃなぁ…

他よりどれくらいいいんだろ?

  • カタログから性能を考察
  • 前モデルと比較
  • NEMOやEXPEDのマットと比較

上記を調べて参りましたので、値段相応の価値はあるのか??

あなたの考えをまとめるために、この記事を利用して頂けると幸いです!

たなりょう

では!
参りましょう!

目次

2024年 追記

1年間はネオエアーシリーズが天下を取りましたね。

それでも黙っていないのがNEMOです。

2024年NEMOは新作TENSORシリーズを引っ提げて、ネオエアーシリーズを超えるR値とコスパでぶち抜きました。

ですが今回はあえて記載をそのままに、以前のNEMOの性能と比較としておきます。

スゴイ所

軽量なのにR値が高い

以前より、軽量性と高いR値に関しては、他のブランドより頭一つ抜けています。

分かりやすいように、数字で比較してみましょう。

Xライトテンサーインシュレーテッドultra5R
サイズ51×183cm51×183cm52×183
重量354g410g445 g
厚さ7.6cm8㎝7cm
生地30D20D20D
R値4.53.54.8
価格39,600円28,050円29,700円
サーマレスト・ニーモ・EXPEDのマット比較

一流マットメーカーとして、NEMOとEXPEDのマットを比較してみました。

Ultra5Rに関しては、最もR値が高いですが、重量で差が付きます。

軽くて暖かいを両立するマットは、僕の知る限りネオエアーシリーズが一番ですね。

最も重要であろう、この二つの項目は、「サーマレストしか勝たん」状態。

バルブが神ってる

これは2023年の改良ではないですが、僕が持っている旧型よりはるかに進化しています。

サーマレストの神バルブ
  • 逆流しないので入れが余裕
  • 3倍速い空気入れ
  • ウイングで微調整が可能
  • 丈夫かつ修理可能に仕上げてくれた

逆流しない

僕が持っているサーマレストは、一世代前のバルブです。

ネオエアーXサーモマックス

逆流防止がないので、急いで入れなければいけません。

ポンプサックを使っても、外す瞬間に空気がめっちゃ漏れるという、カス仕様(笑)

ネオエアーXサーモマックス

しかもこんなところにティクビのように生えている。
割と邪魔でした(笑)

逆流しないバルブってのは、非常にありがたいと痛感している次第。

3倍速い空気入れ

ていうか、もう30秒の動画で全部紹介してくれていますね(笑)

ウイングで微調整が可能

あるんですよね、寝てみて空気をパンパンに入れすぎたと感じる場合が。

寝ながらお好みの空気圧を、確かめながら抜くことが出来る。

これも非常に便利だと思います。

めっちゃ丈夫に仕上げてくれた

載せました動画では、バルブ単体を叩いたり、砕石とミキサーにかけたりしていますね(笑)

何もそこまで…
って、思わないでもないですが(^^;

結構バルブ周辺って壊れやすいです。

それを、丈夫に仕上げてかつ、修理可能にしてくれているというのは、地味に神ポイントだと思っています。

【2023年】厚みも改善しました

ニーモのマット比較画像
出典:NEMO

分かりやすいようにNEMOの画像をお借りしました。

ネオエアーは2023モデルより、6.4cm→7.6cmまで厚みを増やしました。

以前まで弱点と思われた厚みも、EXPEDのマットを抜いて、クラストップのNEMOに迫ります。

仰向けかうつ伏せで眠れば6.4cmでも良かったですが、横向きで寝ると肘なんかが貫通します(床を感じます)。

特にXサーモなんかは、想定が雪ですね。

今回の7.6cmまで厚みを増やしたのは、非常にナイス!

といった印象です。

マイナスポイント

そんな最強のマット、ネオエアーにも弱点はありました。

とにかく高い

もう一度比較の表をもってきたので、今度は価格に注目してみましょう。

Xライトテンサーインシュレーテッドultra5R
サイズ51×183cm51×183cm52×183
重量354g410g445 g
厚さ7.6cm8㎝7cm
生地30D20D20D
R値4.53.54.8
価格39,600円28,050円29,700円
サーマレスト・ニーモ・EXPEDのマット比較

スペックこそ確かに高いですが、他より分かりやすく10,000円ほど高いですね。

これはネオエアーに限ったことではなく、プロライトやZライトソルに関しても同等のことが言えます。

しかもインフレータブルに関しては、NEMOのゾアやオーラのほうが安くて優秀まで。

インフレータブルならオーラ、クローズドセルならスイッチバック。
余談ですが、個人的なおすすめですね(笑)

ということで、個人的にはこんな結論を出しています。

サーマレスト買うなら、ネオエアーシリーズじゃないと損じゃね?

逆に言えば、ネオエアーシリーズは性能が良いから高い。

そんな見方もできそうですね。

【登山用】ネオエアーシリーズは3種

出典:モチヅキ総合カタログ2023

ネオエアーシリーズは、Xライト・Xサーモ・ウーバーライトに分けられます(ネオエアーベンチャー等は割愛)。

それぞれ特徴としては

Xライトは夏~残雪まで万能。
Xサーモはガッツリ雪山。
ウーバーライトは完全UL製品。

こんなところですね。

一応、それぞれのスペックを簡単に比較してみましょう。

XライトXサーモウーバーライト
R値4.57.32.3
重量354g439g250g
生地30D70D15D

Xライトは万能。
Xサーモからは、絶対にパンクしない鋼の意思が伝わります(笑)
ウーバーライトの軽さはバケモノ級。

どこでこの軽量性と、断熱性(R値)が変わってくるのでしょうか?

ネオエアーシリーズの特徴とともに、カタログ内容を嚙み砕いて解説していきます!

違いはサーマキャプチャー(アルミフィルム)の枚数

出典:モチヅキ総合カタログ2023

生地の厚み以外にどうやら「サーマキャプチャー」と呼ばれるテクノロジーに違いがあるようです。

サーマキャプチャーは、Xライトには3枚、Xサーモには5枚使われているとのこと。

サーマキャプチャーて何ぞやん?

って感じなので、いろいろ調べてきました。

イメージ図でも紹介しましたが、エアマットの内側は△の骨組み構造になっているようです。

これはどうやら「ペラッペラに薄い」ものでできており、それがシルバーなのか否かで決まるよう。

他にサーマキャプチャーが使われているのが、Zライトソルでした。

Zライトソルと言えば、アルミ蒸着。

調べていると要するに、中に入っている△構造が、タダのペラペラかアルミ蒸着のペラペラかの違い

こんな解釈で良さそうですね。

トライアンギュラーコアマトリクス

出典:モチヅキ総合カタログ2023

先に触れてしまいましたが、△構造は「トライアンギュラーコアマトリクス」と名付けられていました。

こちらは、どのネオエアーにも備わっており、こちらも断熱性に一役買っているらしいです。

そしてもう一つ、△構造が空気の流れを程よく遮断することで、寝心地を安定させるとか。

エアマットでもプワプワしないのは、そんなこだわりがあったのですね!

ネオエアー Xライト NXT

出典:THERMSREST
R値4.54.2
重量354g350g
厚み7.6cm6.4cm
生地30D30D
価格39,600円30,800円
新旧ネオエアーXライトを比較

夏~残雪期までテント泊が可能な、一個あれば万能マットのネオエアーXライト。
たった4gの重量増加で、R値が+0.3の向上、厚みは1.2cmも増加しました。

テント内に薄い銀マットを敷く方であれば、厳冬期もこれで十分と言えそうですね。

弱点があるとすれば、やはり価格でしょう。
ただでさえ高かったXライトも、新型により価格が上がっています。

米国シアトル製であることや物価高の影響もありそうね…

余談ですが、シアトルはAmazonやMicrosoft発祥の地だったりします。

とはいえやはり、軽くて暖かいです。

R値が4.5の高さで、354gという軽量マットはほかに存在せず、序盤の紹介の通り「スペックお化け」です。

30Dリップストップナイロンを使用しているため、他社製品に比べパンクに強いです。

モチヅキ総合カタログ2023

軽いのに、他社製品の20Dよりも丈夫な生地というのがポイントでもあります。

エアマットの気になるところと言えば、やはりパンク。
この10Dの差は非常に大きいと言えそう。

そして地味な変更点として、前モデルよりも「シャカシャカ感」が軽減しているとのこと。

以前よりそこまで気になりませんでしたが、より良いものを作ろうとする姿勢に、本気度を感じますね。

個人的にサーマレストは、マットの改良速度が他社より速い印象を受けます。

ほぼマット専門業者みたいなものですから、マットへの力の注ぎ方が違うのでしょう。

ネオエアー Xサーモ NXT

出典:THERMSREST
新Xサーモ旧Xサーモ
R値7.36.9
重量439g430g
厚み7.6cm6.4cm
生地70D(ボトム)70D(ボトム)
価格44,000円(不明)
新旧ネオエアーXサーモを比較

すみません!
旧型の価格を把握できませんでした!

ですが、感覚的に値上がりはしていると分かりますね。

Xサーモは9gの増加で、R値を0.4向上させてきました。

これは、今までトップに君臨していたEXPEDのUltra7RのR値7.1を上回る暖かさですね。

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これですね。
こちら495gなので、重量に関しても大きく差を付けました。

そして、注目すべきが70Dというボトム(底面)の厚みです。

パンクしたら終わりとも言える、厳冬期が想定です。
絶対にパンクしないという、鋼の意思が感じ取れますね(笑)

旧型ですが、Xサーモは本当に暖かいです。

Zライトと比較してみると、寝袋のスペックを一段落とすことも余裕な程でした。

ネオエアーウーバーライト

ウーバーライトテンサー(NEMO)
R値2.31.6
重量250g345g
厚み6.4cm8㎝
生地15D20D
価格42,900円17,500円
NEMOの軽量エアマットと比較

一応、エアマットで軽量な二つを比較してみました。

ウーバーライトの明らかなスペックと、圧倒的な価格差が見て取れますね(笑)

ウーバーライトに関しては、2023年にスペック向上をしていません。
厚みは6.4cm据え置きのまま、おそらく完成された状態だと感じます。

バルブはウイングロックバルブなので、3倍速い空気入れは健在です。

軽量マットに関してはコチラでも触れていますが、比較することでウーバーライトの優れた点がより認識できるかと思います。

形状とサイズについて

今までスペック表示をしてきたのは、全てレギュラーサイズのベイパー(マミー型)での比較です。

ここからは、サイズと形状について考察していこうかと思います。

僕の経験を通した話なので、わりと個人的な意見になること、ご了承ください。

ベイパー(マミー型)

出典:THERMSREST

レギュラー:51×183cm

上記がレギュラーサイズ、つまりは基本的なサイズになります。

足元にかけて細くなっていく形状で、多くのマットがこの形状を採用しています。

そして、今期から仕様が変更。
マックス(長方形)は、ワイドタイプ以外無くなりました。

ワイド:64×183cm

つまり、長方形=ワイド=64cm幅という選択となります。

重量は510g。
レギュラーサイズの354gとの差が思ったより開きますね。

皆さんも同意見かと思いますが、よほど快適性を求めないのであれば、Xライトはコチラの形状かなと思っています。

ウーバーライトには、この形状しかありませんね。

マックス(長方形)

サーマレストネオエアーXサーモマックスとXサーモを重ねて比較した画像
51cm幅のマックスは廃盤…

以前までは、マックス(長方形)にもレギュラーサイズ(51cm幅)が存在したのですが…

ワイドに統一されましたね。

とはいえ、Xサーモに関しては、マックスやワイドを採用する利点があると思っています。

この時は違うマットでした

Xサーモは、雪洞泊や雪中テント泊に用いることが想定されますよね?

肘や足がマットからはみ出た場合、雪に触れて寒いです。

そのため、なるべく落ちないように、ギリギリの寝返りを強いられるのです。

後述しますが、51cmという幅は、男性だと肩幅程度です。

寝返りもその場でしなければならないというのは、ちょっと面倒。

439g→652gと、結構な上昇にはなりますが、Xサーモに限って言えばこの形状もアリかもしれません。

女性用サイズ

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嬉しいことに、XライトにはSサイズが存在します。

Sサイズとはいえ、168cmなので女性が想定ですね。

R値や厚みは変わらず、重量は354g→326gに軽量化。
おまけに値段も軽量しているのは、非常にありがたい(笑)

注意点として、ウーバーライトのSサイズは119cmで、XサーモにSサイズはありません。

性能は良いがコスパが良い訳ではない!

こうしてみていると、どうしても価格の差が気になりましたね。

物価の高い、米国原産というのも理由の一つかもしれません。

とはいえ、性能が他よりずば抜けているのも事実。

生地も他より厚みがあるので、パンクの有無を考えると、ランニングコスト的にはお得かもしれませんね!

ご自分の感覚に従って、納得のいくマットを選んでみてください!

ちなみにですが、「エアマット」でお考えの場合は、個人的にEXPEDはコスパ良好です。

NEMOはインフレータブルが強いかも。

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