【おすすめ5種】スナグパックのシュラフは寒い? 評判まとめました

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目次

スナグパックとは

スナグパックは1977年に創立したイギリスのブランド。

他社が生産をあきらめる中、イギリス生産を貫き続けている珍しいブランドだったりもします。

「本当に強い」をモットーに、軍用シュラフや幕を中心に、ミリタリーな製品を作っています。

そんなスナグパックのシュラフ

スナグパックのシュラフは結構人気がありますね!

使われているのはダウンではなく化繊。

丸洗い可能なので、登山じゃなくてキャンプをするならこちらを選んでおけばOKです。

正直ダウンシュラフは面倒くさいです(^^;

軍用に使われるほどで、ジベタリアンも可能。
やる人は少ないでしょうが(笑)

要するに「めっちゃ丈夫」なので、一生ものとして扱えますね!

【温度域について】スナグパックのシュラフは寒い?

スナグパックと検索したら、予測変換に「スナグパック 寒い」と出てきました。

おそらくそう感じる人がいるから、予測変換に出てくるのでしょう。

詳しく理解するためにも、海外のsnugpakオフィシャルサイトを覗いてきました!

公式の言い分

スナグパックのオフィシャルサイトには、以下のように書かれています。

Snugpak’s performance figures are drawn from over forty years of experience and customer feedback.  Our comfort figure assumes you will be sleeping lightly clothed (thermal base layer or PJ’s) within a tent on a good quality sleep mat, at this external temperature the majority of users should feel comfortable and get a good night’s sleep.

snugpak

Temperature Figures

Comfort and Low-temperature figures are given for guidance only.

snugpak

要するにこんなことが書かれています。

40年にわたって、顧客からの意見を反映してるよ!

寝袋の温度は、薄着で寝たことを想定するよ!

だけどもあくまで目安だよ!!

ちゃんとしたブランドなので、ブランド側は嘘をついているわけでは無さそう。

でも一つ、注意したいことが。

基準はおそらくイギリス人ということ

スナグパックはイギリスのブランドですので。

イギリス人は、日本人より代謝がいいですからね(^^;

世界共通の温度表記としてEN13537がありますが、こちらもEUが定めた規格(ヨーロピアンノーム)です。

EN13537で言われるのが、快適温度より-5℃高く見積もっておくとよい

と言われます。

この考えは、同じくヨーロッパ諸国としてはスナグパックにも適応するのではないでしょうか?

これを考慮せず、快適温度を鵜呑みにすると「寒い」という感想になるかもしれません。

スペックはモンベルと同等

以上を踏まえたうえで、寝袋の対応温度を見ていきましょう。

夏用シュラフのトロピカルですが、快適温度が7℃です。

700g台(トロピカルと同等重量)のモンベル化繊シュラフで、同じく快適温度が7℃です。

そう思うと、スナグパックは無理な温度設定をしているわけでは無さそう。

だけど、7℃って結構寒いですん

ちなみに東京の1月平均気温は5~6℃。

僕にはいささか無理があると感じているので、やはり予測変換の「スナグパック 寒い」というのは間違いではなさそう。

要するに、鵜呑みにしてはいけないよって感じでしょうか?

評判を集めてみた

ちゃんとしたメーカーなので、嘘をついているつもりはないんでしょう。

ですがそれは、メーカー側の主張。
あくまで我々は、寒い思いをしたくないのです(笑)

ということで、評判を集めて確認してみましょう。

評判

最初に付け加えておきますが、評判は様々過ぎました…

寒い」という意見もあれば、「全然いける」という意見も。

まずは良い意見から

寒いという意見も

ええ、バラバラです!!(笑)

経験として

かまくらが僕たちの基地

ぼくはー20℃近い、冬の山岳地帯で寝たりもしています。

が、やっぱり寝袋表記のー5℃は見積もっています。

調子がいいとき、代謝が良い人は…

適正温度(快適温度)で全然いけるぜ!

って時や、そんな人もいれば

ムリ!私は寒い!
適正温度より-10℃は必要!

女性の友達なんかは、こんな感想を言います。

僕の経験と友達の感想、そして今回リサーチした評判を加味して考察しますと…

-10℃は見た方がいいのかな?

だからトロピカルは、7℃じゃあなくて17℃。

おおよそ避暑地の夏キャンプくらいに考えた方がいいかもしれませんね。

【5種】スナグパックのシュラフ

スナグパックのシュラフは、主に4種類ありました。

厳密には違いますが、ちゃんとしたのが4種類と、後は適当なシュラフ(笑)

種類が多くて選びにくいと思いますので、特に抑えておくシュラフのみを厚めに語ります!

シュラフ原産国素材価格
ソフティーイギリスソフティー高い
ソフティーエリート中国ソフティー良コスパ
タクティカルイギリスプレミアム高い
スペシャルフォースイギリスプレミアム高い
その他不明普通の中綿安い
スナグパックのシュラフ一覧

結論として、ソフティーエリートが同等スペックで最もコスパ良いよ!

とだけ覚えておけばよいかと思います!

ソフティ

出典:bigwing

スナグパックを代表する種類です。

ですが、

これから説明する「ソフティエリート」のほうがコスパに優れます。

まずソフティとは、スナグパック独自の化繊綿のこと。

出典:snugpak

簡単に言えば

名前の如くソフトで柔らかいよ!
ダウンのようだよ!

っていう綿です。

スナグパックを代表するシュラフですが、高いのが難点。

高い理由が、多分ですがイギリス生産なので。

ソフティエリート

出典:bigwing

エリートのくせに、ソフティより安いです。

同じ温度域で、重量もほぼ変わらないのに、2万円くらい安くなったりします。

ていうかこっちのほうが軽かったりします。

原産国は中国

だけど中綿にはソフティを使用しているので、スペックはソフティと同等と捉えて問題ありません。

中国であれば何十年にもわたって、海外にあるアパレルメーカーからの注文を引き受けてきました。
コストダウンやクオリティアップなどの要求を何度も突きつけられる中で、生産技術や体制を見直し、要求に応えられるようレベルアップしてきた実績があります。

Apparel OEM

縫製技術も、中国はかなり高い品質にあります。

むしろソフティより品質が良いのでは?

なんて思ったりもします(笑)

タクティカル

出典:bigwing

ソフティーエリートより、ソフティーよりも高いのがタクティカル。

温度域がソフティーとちょっと違いますが、クラス一価格は高いです。

出典:snugpak

使われている素材は、ソフティよりもさらにソフトな、「ソフティープレミアム」。

軍用にも積極的に用いられているらいので、スナグパックらしさを感じたいのならタクティカルかもしれませんね。

こちらも原産国はイギリス。

コスパ的にはやはり、ソフティーエリートをお勧めしたいところ。

スペシャルフォース

出典:bigwing

基本的にはタクティカルと同じスペック。

それを、センタージップに変えただけと思って頂いてOK。

タクティカル同様なので、こちらも高いです。

イギリス製。

センタージップはコイツだけなので、スナグパックらしさを感じたいのならアリかも。

ベースキャンプ系

ここからは、ただのシュラフになります。

ISOファイバー、スーパーソフト等の技術紹介こそありますが、特に目立った技術ではないと思われます。

snugpakオフィシャルサイトには、ここから下に紹介するシュラフは存在しません。

もしかしたら、スナグパックの名前を借りた、日本向け廉価版かもしれません。

とはいえ価格は安いので、適当なブランドのシュラフを買うよりは、縫製面・サポート面・精神衛生的にも気持ちがいいかもしれませんね!

トロピカル

最軽量の7℃対応夏用シュラフ。
こちらも特に目立った機能のない、普通の廉価版です。

「夏の避暑地」「春秋の暖かい場所」でキャンプをするのなら、これで十分かもしれません。

本当に7℃の環境で寝るのは、僕にはあまりおすすめできません。

マリナー

-2℃対応ですが、こちらも3シーズンと割り切った方が無難かと思われます。

間違っても冬キャンプできるだろう!
なんて思わない方がいいかも(笑)

冬キャンプ以外の方であれば、価格的にも最もねらい目ですね。

ノーチラス

正直ソフティー系以外は、温度域がめちゃくちゃです(笑)

名前で温度域が別れているかと思いきや、そうでもなさそう。

価格もバラバラ。

ですので、温度域と価格が安いヤツを見つけて買うのがベストだと思っています。

スリーパーエクスペディション

⁻12℃対応ですが、割引価格になっています。

結論冬キャンプなら、価格的に最もおすすめかもしれません。

おさらい!

シュラフ原産国素材価格
ソフティーイギリスソフティー高い
ソフティーエリート中国ソフティー良コスパ
タクティカルイギリスプレミアム高い
スペシャルフォースイギリスプレミアム高い
その他不明普通の中綿安い
スナグパックのシュラフ一覧

原産国を気にする、最高品質が良いのなら別ですが、コスパ的にはエリートが非常に優秀でした。

その他のベースキャンプ系は、どれも似たようなものなので、単純に温度域で選べばOK!

【シーズン別】スナグパックのシュラフの選び方

では最後に、あくまで個人的なおすすめを紹介して終わります!

寒い思いをしないために、ちょっと余裕をもった温度域のお話ですね。

夏の避暑地でキャンプ

コスパ的にはやっぱりコレ。

色も悪くありませんね。

夏の避暑地~3シーズンで使いたい

マリナーなんかは、対応温度の割に安くなっていたりします。

余裕を持った温度域にしておくのは、非常に重要。

暑いなら出ればいいだけですので!

ソフティーでもこのクラスであれば、そこまで価格も気になりませんね。

冬キャンプも視野に

冬も視野に入れるなら、⁻12℃対応シュラフが良いかと思います。

⁻12℃というのは感覚的にも、-2℃くらいで使ってようやく丁度いいくらい。

そんなイメージで購入されるのが良いと思います。

ソフティー系では、エリートが最もコスパに優れますね。

同じ温度域でも、ソフティー・タクティカル・スペシャルフォースは4万円台ですので。

がっつり冬キャンプするなら

降雪するような田舎で冬キャンプするのなら、正直-15℃くらいは見積りたいところです。

このクラスの寝袋を、国産ダウンシュラフで買うとこうなります。

いかに化繊シュラフがコスパに優れているかがわかりますね(^^;

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